2018年7月16日月曜日

最新・最強のパワースポット、慈山寺へ行こう


こんにちは、ヒナタです。

皆さんは「慈山寺Tsz Shan Monastery」というお寺をご存じでしょうか。

香港観光で有名なお寺と言えば「文武廟」か「黄大仙」ですよね。
「慈山寺」は、2014年に出来上がったまだまだ新築のお寺です。

今日はそんな「慈山寺」についてご紹介します。

慈山寺の概略
 慈山寺は、大埔にある仏教寺院です。

香港の大富豪、李嘉誠の寄付により建築され、2014年に正式に完成しました。

北側は山、南側は海というロケーションで、白く大きな観音像が特徴です。
特にその観音像の大きさは海を挟んで対岸からも見えるほど大きく印象的です。

 お寺を拝観するのは完全予約制となっています。
拝観するには時間厳守
 お寺を訪れたい場合、予約はお寺のホームページで受け付けています。
https://www.tszshan.org/home/new/zh-hk/visit.php

個人の場合は1~6名まで団体の場合は20~60名までとなっています。
予約した時間に到着したら、まずは入り口で予約番号とIDカードを提出します。

初めて行く場合、アクセス方法や所要時間を間違うと時間通りに辿り着けないので
十分に時間に余裕を持って、下調べをしていくことをおススメします。

ゆっくり見て回る

厳しく時間が決められているだけあって、中に入れば静かに見学することができます。
お寺の中は広く静かで、とても神聖な気持ちになる空間です。

日本なら少し辺鄙な場所にあるお寺はこういった静けさがあるものですが、
香港はお寺だろうが何処に行っても人が多く、話し声もうるさいので心が落ち着きます。

お寺の一部は関係者以外は立ち入ることができませんが
風水もよく考えて建設されているので、お寺自体がパワースポットと言えるでしょう。

アクセス方法
MTR大埔墟 (タイポーマーケット) からミニバス(20B)が出ています。
バスを降りて坂道を10分ほど登ります。

帰りは大埔墟に戻るミニバスやバスがあります。
ただ本数が少なく、30分に1本しか運行していません。

もしタクシーが捕まればタクシーでもHKD100くらいで行けますので
3人くらいいればタクシーに乗っても良いと思います。

慈山寺の詳細

慈山寺 Tze Shan Monastery
住所: 88 Universal Gate Road, Tai Po , New Territories
アクセス: 大埔墟駅からミニバス20B 、徒歩10分ほど
拝観時間: 9:30~17:00(要予約)
料金:入場無料
公式HP:https://www.tszshan.org/home/new/zh-hk/index.php

2018年7月11日水曜日

香港おすすめプレイグループ「どんぐり」



こんにちは、ヒナタです。

今日は香港のプレイグループ「どんぐり」についてご紹介します。

プレイグループとは?

そもそもプレイグループとは何でしょうか?初めての子育て、しかも海外となると分からないことだらけですよね。私も最初は色々と調べました。

一般的にプレイグループというのは、0~2歳代の未就学児を対象とした、同年代の子どもの集まりで遊びを通して様々な体験をするものです。

日本では3歳代で幼稚園に行く子がほとんどですが、香港は幼稚園の前に1年ナーサリーという保育園のようなプリスクールに通う子がほとんどなので未就学児と言うと通常は2歳代までです。

香港にあるプレイグループ

香港のプレイグループには様々な形態があります。

1.自主サークル・・ママが交代でグループを管理・運営するもの。
          
2.塾のクラス・・幼児向けの塾などがクラスを開いています。

3. 幼稚園のクラス・・幼稚園が未就学児向けにクラスを開いています。

4.地域の集まり・・ご近所さんを集め、先生を招いて行われます。

5.教会のクラス・・日系の教会が開いているクラスです。
  
プレイグループ「どんぐり」とは

上記のカテゴリーだと5にあてはまるのが「どんぐり」です。
ホームページに詳細があります。http://hkjcf.org/main/activity/donguri/

内容については下記のように説明されています。
おいのり、手あそび、リトミック、ペープサート、工作、賛美歌、絵本の読み聞かせ、聖書のお話、牧師による祝福祈祷、、その他、季節の行事に沿った催し物があります。
内容について

実際に参加した内容にそって、もう少し詳しい内容を書いていきます。

10時前 ・お部屋は10分~20分前から開いており、出席表を提出して名札をつけます。

10時ごろ ・4~5名ほどいらっしゃる先生の進行に沿って活動します。

      ・最初は歌に合わせて♪おかあさんとおさんぽ♪とお部屋をぐるぐる回ります。
      
      ・どんぐりころころなどを歌った後、ことりのうた、お祈りがあります。
    
      ・動物などが出て来るリズミカルな歌に合わせて1-2曲さらに身体を動かします。

      ・円になって座って、出席を取ります。名前を呼ばれたら「はーい」とお返事。

      ・続いてお話、絵本の読み聞かせや聖書のお話があります。

      ・またリズミカルな歌に合わせて歩き、トンネルをくぐったりしてぐるぐる回ります。

      ・牧師さんからお話、子どもにはりんごジュースが配られます。主にママ向けの話です。

      ・絵本などの読み聞かせ
    
      ・工作、材料はそろっていて、パーツもあらかじめ切ってあるのでハサミは不要です。

      ・讃美歌、といってもテンポの良い曲調でイエス様のうたをうたいます。

11時ごろ・お菓子が出されますので自分で好きなだけ取ります。ママにはお茶もいただけます。
    
      ・食べ終わった人から順次解散、特に急かされもせず11時半くらいまでに皆帰ります。

感想・良いところ

・申し訳ないくらい費用が安いです。10回で200ドル、1回あたり20ドルです。
 それで毎回お菓子やお茶をいただいて、工作の材料費、記念品も2回いただきました。

・牧師さんのお話は、必ずしも神様の話と言うわけではなく子育て中のママに役立つような心理学的なお話が多く大変参考になりました。なかなかママの立場を理解してくれる人っていそうでいないので、核心をついた代弁に毎回心が救われるようでした。

・プレイグループが始まる前後の時間で、他のママと話せる時間があるので自然とママ同士の交流ができました。他のプレイグループでは時間ちょうどに着いて、終わったらすぐ解散というのもあったので、特に最後にお茶を飲みながらママ同士でお話しできるのが楽しかったです。

・讃美歌やお祈りなどがある一方で教会への勧誘はありませんでした。最初はクリスチャンでなくても参加してよいものか、礼拝などにも誘われるのかと思っていましたが、全くありませんでした。私は特にクリスチャンではありませんが、その時間だけでも神様のお話を聞いたりお祈りをすることは貴重な体験でした。

感想・こういう意見もあるというところ

・うちではジュースを与えていなかったので、ジュースを飲ませることに最初は抵抗がありました。 まあ週に1回だし、特別と割り切って飲ませていました。飲ませずに持ち帰るママもいました。

・お菓子をいただけるだけで大変ありがたいのですが、子供向けのお菓子が少なかったです。
 他の方はママも子供も同じように食べていましたが、うちはまだベビー用のお菓子しか与えていなかったのでボーロなど子供向けのお菓子だけいただきました。

・10時半にジュース、11時にお菓子をいただくと、昼ご飯のタイミングが分からなくなります。
 うちはお菓子を食べ始めると食事もほしがったので昼用に持って来たものを食べてしまったり、
 あるいはお菓子で小腹が満たされて帰り道に寝てしまい、昼ご飯が遅くなることがありました。

・歌など毎回やる内容がある程度決まっていて、毎回全てが新しいものではありません。
 何度もやると覚えられてよい反面、毎週毎週同じだと後半は少々マンネリ感もありました。

・コーズウェイベイでとても良い立地なのですが、駅から少し距離があるため雨の日は大変でした。
 MTRの場合、ベビーカーだとそごうの裏にあるエレベーターから出て徒歩15分です。あまりにも降る日はタクシーが賢い選択だと思います。
 
おすすめできます

さまざまな形態のプレイグループがありますが、「どんぐり」は総合的にとてもおすすめできます。
前期と後期に分かれているので、興味のある方は是非参加していただければと思います。

2018年7月5日木曜日

ミギカタアガリ旅行社で行くマカオ

こんにちは、ヒナタです。

またまたテレビ番組の話題ですが、マカオが取り上げられていました。
今日は紹介されたスポットの中で特に気になった場所をまとめてみます。

紅街市
香港にもよくあるフルーツや野菜のマーケットですが、マカオにもあるなんて知りませんでした。
カジノなど観光ばかりにフォーカスしがちですが、マカオで暮らす一般の人々だっています。

こういったマーケットを利用して新鮮な野菜やフルーツが買えるわけですね。
香港同様、農業が盛んでないマカオでも生鮮品は輸入品ばかりです。

Macau Giant panda pavilion
余り知られていませんが、マカオではパンダに会うことができます。石排湾郊野公園という公園内にパンダを飼育している場所があるのですが、市内観光やカジノを優先するあまりなかなか足が向かないのですよね。私もマカオは何度も行っていますが、日帰りばかりですし、パンダは香港でも見れるからいいか、となかなか見に行けませんでした。

番組で紹介されていたように、観光客もまばらでゆっくりパンダが見れる穴場スポットです。

Lord Stow's Bakery 安徳魯餅店

マカオ名物エッグタルトの発祥の店です。
コロアン島に本店があり、結構アクセス不便なので私はMargaret's Café e Nataの方でエッグタルトを食べていました。しかし現在はマカオ内に7店舗も支店があり、ホテル内でも買えるのでわざわざ本店まで行く必要が無くなりました。やっぱりマカオに来たらエッグタルトですよね。
 
 最後に

今回は社長夫人でもあり実業家の女性がガイドということで、定番のルートとは一味違っていました。いつも必ず紹介されるセドナ広場や教会跡、マカオタワーという初心者向けではなくて、新しいレストランやホテルなど興味深かったですね。

2018年7月2日月曜日

日曜ゴールデンの池上ワールド 池上彰の現代史を歩く~香港~


こんにちは、ヒナタです。

昨日の7月1日は香港返還記念日でした。
今年で返還21周年となりました。

1997年以降、夜に花火が上がるなどイベント色が強かった返還記念日ですが、
2014年に雨傘運動があってからは、返還記念日もお祝いごととしていいのか
香港では複雑な空気が流れるようになりました。

昨年は20周年で国家主席が式典に出席し、表向きは平穏に過ぎましたが
SNSなど巷の声ではあまり歓迎ムードではなかったようです。

さて今年はというと、花火もなく、去年のように返還日セールなどをやっている店もなく、
普通の日曜として過ぎて行きました。

当の香港がおとなしい中、日本のテレビでは香港返還記念日にふさわしい番組をやっていました。
今日は番組を視聴した感想を書こうと思います。

7/1(日)「日曜ゴールデンの池上ワールド 池上彰の現代史を歩く」

何でも知っているあの池上先生ですが、どうせ広く浅くでしょうし、昨今の複雑な香港の状況をどこまで分かっているのだろうという見方をしていましたが、さすが先生だけあってよくご存じでした。

無意味なゲスト

ゲストの女性二人は何をしに来たの?というくらいインパクトがありませんでした。
自称香港通という方は3-4回香港に来ただけで、最後に来たのが7年前だそうです。
もう一人は初めての香港、イギリスのロンドン生まれだそうですが、香港とは関係ありません。

何も知らない生徒二人に池上先生がレクチャーするという形式なのでしょうが、
もう少し香港に興味のある人はいなかったんでしょうかね。

銅鑼湾へ

今や香港では誰も口にしない本屋さんの店舗(当然閉まっています)へ、大胆にもロケに行っています。その本屋に関する事件のことなど語っていましたが、日本の番組だから自由に放送できるのですね。香港的にはとても敏感なスポットです。

上水へ

地下鉄の券売機でゲスト二人がワーワー言いながらチケットを買う姿が異様でした。二人とも初めての海外じゃないのに、香港の券売機ってそんなに面白いですかね。

国境に近い上水駅で降りて、深センが見渡せる展望台へ。
こんな所があったんですね。私も深センへ向かう時に香港から見える景色は何度も見ていますが、展望台があるなんて知りませんでした。

深センに高層ビルがあるのは香港を真似して街づくりをしたから、というのには納得できました。中国本土は土地が広いので本当は高層ビルにする必要はなかったんですね。


上海蟹で有名な店『天香樓』

中川翔子などが香港特集で何度も紹介している上海蟹の混ぜ麺のお店、ここは地元の人は本当に行かない場所です。地元の人は、観光客向けの店だと言っていますが、単に高級店なので一般の人は縁がないだけです。高級店というだけあって味は保証付きです。


長寿の秘訣

このブログでもたびたび取り上げている香港人の長寿の秘訣ですが、やはりこうでした。

・朝の運動
・あっさりした食事(蒸し料理が多い)
・麻雀(頭の体操)

それから、専門家が言うには今のお年寄りは本土から命からがらやってきた難民が多いので、その精神的・肉体的なタフさが長寿の秘訣ではないかということでした。
現時点での高齢者については実際にそうでしょうし、納得できる気がします。


日本の統治時代

香港はイギリスの統治時代が長かったものの、3年半にわたって日本の占領下にあった時期もあります。香港の歴史博物館に行くと、日本統治時代の展示や解説がいやというほど置いてあり、私は博物館から出てくるときものすごく暗い気持ちになりました。

番組でのコメントにもありましたが、日本では全く教わらない歴史の一部なので初めて知った日本人には衝撃的な事実です。日本の国にとっては近代史のうちの3年半の歴史に過ぎませんが、香港で生活していた人たちの日常生活、それぞれの人生にとっての影響は大きなものでした。


香港割譲

今さらながら池上先生にあらためて解説してもらうとよく分かりました。
香港はアヘンをうりつけられた上に戦争に巻き込まれ、しかも負けて香港島を割譲するはめになったのですから、中国(清)にとっては踏んだり蹴ったりな結果でした。そのあと九龍半島割譲、そして新界のみ99年の租借地としました。

そうすると1997年に返還するのは新界のみで良いはずですが、いまさら一緒に発展してきた香港の一部だけを返還するわけにもいきません。当時の鄧小平国家主席が強い姿勢で香港を回収すると言って永久租借を申し出たイギリスの交渉に応じませんでした。

まあ、元を辿れば中国はひどい目に遭って香港を渡すことになってしまったので、平和な世の中になった今、香港島も九龍半島もぜんぶ丸ごと返してもらうというのは当然かもしれません。

池上先生曰く、99年前の人々にとって約1世紀後のことなんて関係ありませんし、永久に似たニュアンスでの交渉だったということです。それはそうかもしれません。同様に、今の我々は1世紀前の自分たちがした覚えのない約束について自分たちの時代のために交渉しなければならないということです。

戦後生まれの日本人がアジア諸国で、戦後生まれの人々に「謝れ」と言われることがあります。私も中国人、韓国人、一部の香港人から言われたことがあります。日本人なので国としての歴史を背負うのは仕方ありません。自分はたまたま日本に生まれたがために、過去の日本人のしてきたことで色々言われてしまうのです。

そう思うと、返還後に生まれた香港の若者たちも、生まれた場所や歴史は変えられないとしても、なるべく自分たちが生きやすい世の中になるように、うまく風を見極めて切磋琢磨して欲しいと思います。


初公開!Supper moment 「請講」の歌詞 日本語訳

お久しぶりです、ヒナタです。   Supper moment の2014年5月発売のアルバム 「世界變了様」を入手しました。   今まで、SMの曲は主にYoutubeで拝聴していました。 先日Youtubeで無料で公開された2018年コロシアムライブを見て 再び...