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2019年6月6日木曜日

生足が当たり前!働く香港人女性の服装事情

こんにちは、ヒナタです。

日本ではオフィス女性のパンプスを巡って物議を醸しだしていますね。
確かにヒールの靴は足を痛めてしまいます。

香港の働く女性たちがどういう恰好をしているのか、ご紹介したいと思います。
働く香港の女性
オフィスにおいて、日本に比べて男女の差が無い香港では
営業でも、事務員でも、バスの運転手でも、当然女性が活躍しています。

でも、企業に勤めているとやっぱり比率的に営業は男性、事務は女性が多くなります。
取引先の部長が女性ということは当たり前にありました。

ちなみに私は日本人なのでちょっと特殊なポジションでした。
営業ではないけれど事務でもなく、何でもやっていました。

香港島の働く女性たち
香港島、特にセントラルやアドミラリティ―など金融街で働く人たちは
ブランドもののスーツやワンピースを着る人が圧倒的に多くいます。

欧米人も多く、通勤時間帯やお昼休みの時間になると
黒のパンプスを穿いた女性たちが颯爽と歩いて行きます。

ただし、ストッキングは穿きません。
スーツ、生足、パンプスという恰好です。
裸足にそのまま靴を履くことに最初はびっくりしましたが、皆こんな感じです。
九龍で働く女性たち
九龍もハーバーシティなど企業が多く集まる中心地ですが、
香港島と雰囲気が違ってカジュアルになります。

通勤は基本的に私服、それぞれ自分の好きな恰好で出社します。
会社やポジションによって多少は格好に気を遣うことがあると思いますが
比較的ゆるいので社内にいるポジションの場合は何でもかまいません。

私は20代半ばの夏には
ポロシャツ、ショートパンツ、サンダル、で出社していました。
今思えばすごいですが、同僚もこういう感じだったので社風も関係ありますね。

さすがに20代後半からはもう少し控えめになりましたが。
新界で働く女性たち
私が長く務めた会社が新界でした。
工業ビルが多く、待ちゆく人たちも刺青が入ったガテン系の配送業者の人が多く、
道はでこぼこ、大きなトラックもひっきりなしに通ります。

ハイヒールなんて穿いて行ける環境ではありません。
場所柄、オフィスで働くポジションの人はカジュアルかつ軽装が必須です。

私は取引先に会う必要がある時だけ、きちんとしたスーツやパンツでしたが
その他の日はジーンズで出社していました。
ストッキングの必要性に疑問
多くの香港人女性が生足なのは、最初はおどろきました。
日本では通勤に生足というと、きちんとしたイメージがありませんよね。

しかし、私もストッキングを着用しなくなって数年、
今だに生足の香港人女性を見るとなんだかなあと思っていますが、
それでもストッキングをはくことも疑問を感じてしまいます。

冬は寒くて夏は暑い、ストッキングをはいたところで遠目には見えない、
すぐに伝染して破れる、靴を脱いだらどんなにきれいな女性でもひどい匂いがする、
1足500円くらいでもすぐ伝線してダメになる、安いものは穿く時点で破れたりする、
こんなもの穿くメリットって何なのでしょう?

私はストッキングをはくのが嫌なので
きちんとした服装をする場合はパンツスーツで
くるぶしの部分だけの短いストッキング靴下を穿くか、
冬ならワンピースに黒のタイツを穿いていました。

最初の話は戻って、パンプス論争も同様に、あまりメリットは感じません。
安定が悪く姿勢が悪くなるし、早く走れないし、いわれて見れば不健康ですよね。

私も仕事を辞めてから1年で足の裏の硬くなった部分がなくなりました。
今まで通勤でヒールのある靴を履いていて、足に負担がかかっていたのです。

賛否があるにせよ、いい動きだと思います。
これまで当たり前だと誰もが信じて疑わなかった昔からの習慣を、
今一度、本当に機能的なのか?必要なのか?意味があるのか?と
別の角度から問いかけてみるところに進化への第一歩がある気がします。

女子生徒のブルマが廃止されたように、機能的でないものの存在を
今一度考えてみるとおもしろいですね。

2019年4月28日日曜日

香港でどういう時にチップが必要?意外と曖昧なチップ事情!


こんにちは、ヒナタです。

日本と違い、香港ではチップの文化があります。

ご存じのように日本以外の諸外国では、ホテルのベルボーイさんや
レストランで給仕をしてくれたスタッフに対してチップを渡します。

香港では普段、どういう時に必要なのか?私の生活を基に紹介します。

ワンタン麺の専門店など、個人経営の飲食店の場合(平均消費HKD50~100)
たとえば、ローカル料理が食べられるチャーチャンテン、麵屋の場合チップを渡しません。

チップはそもそもサービスに対しての気持ちとして渡すものですが、
こういうローカル店の店員さんはサービスという欠片もなく、
ぶっきらぼうな顔で注文を取り、テーブルに叩きつけるようにお皿を置いて去り、
まだ食べている途中なのに皿を下げようとしたりと、日本ではありえない態度です。

まあ、それを批難するのではなく、客もそういうものだと思って食べに来ています。
こういう店で、ちゃんと客として扱え!なんて日本人が言ったところで、
サービスを求めるならそれなりの高級店へ行けと言われるでしょうね。

オシャレなカフェや、チェーン店など(平均消費~HKD300)
たとえば、台湾風カフェ、すし屋、しゃぶしゃぶ屋、など
わりと若年層向けでリーズナブルなお店の場合、サービスチャージが取られます。

一般的なサービスチャージは10%、合計が300HKDならお会計は330HKDです。

こういう店の場合、サービスチャージをすでに差し引かれているので、
さらにチップとしてお金を渡す必要は無さそうですよね。

しかし会計したら、おつりが大量の小銭で帰ってきます。
たとえばおつりがHKD50だとしたら、HKD50札を1枚返してくれればいいものを、
HKD20紙幣を2枚、あとのHKD10はコインで返ってきます。

そうしたらつい、小銭が邪魔なのでHKD5ドル分くらい渡してしまうんですよね。
特に、これくらいのレベルの店は一人で入ることは少ないので、
友達や同僚がいる手前、ついケチケチしていると思われたくない気持ちもあって
小銭を残してしまいます。

私が香港人の行動を見ていると、ほとんどの香港人は細かい小銭を置いていきます。

本来、サービスチャージがついている店であればチップは強制的に取られているので
さらに渡す必要はないと思うのですが、習慣としてみんなチップとして残していくのです。

私はサービスチャージのある店で小銭をきっちりもって帰っていた時期もありました。
全部おつりを財布に入れた時、店員さんは別に何も言いませんが、なんとなく、
「まじかよ、この客、全部おつり受け取ったよ。」という心の声が聞こえそうです。

こっちとしても「サービス料を10%も取ってますよね?
サービスと言うほどのサービスした?」という思いもあります。

そうはいっても全部持って帰るのは憚られるのでHKD1~2を残すことにしました。
セントのコインが大量の時はセントだけ残したり、本当にちょっとだけです。

高級店の場合(HKD500~)
高級店の場合、もちろんサービスが期待できます。
ここでもあらかじめ、10%のサービス料は強制的に取られます。

ということはまた、おつりのHKD1~2を置いていけば良いのか、というと違います。

まずそこに食べに行くには何か理由があります。
会社の取引先だったり、誰かの誕生日だったり、日本からの来客だったり・・

それに、メニューも高いものばかりなので感覚もちょっとマヒしてしまいます。
HKD1~2ではちょっと恥ずかしい気がしてしまい、つい小銭をたくさん置いて行ってしまいます。

タクシーのチップ
タクシーの場合、大きな紙幣を出した場合、
おつりはセントを切り上げられてしまうことがあります。

これはそういうルールがあるのですが、
たまにそれを知らずぼったくられたと騒ぐ人がいます。

セントならともかく、ドルを多めに取ってしまう運転手さんもいるので
おつりを確認して、足りなければきっちり言うと出してくれます。

基本的にチップは別途渡す必要はありませんが、
香港人とタクシーに乗ると、おつりはいらないよ、と言っている人が結構います。
香港人てスマートだなあと思ってしまう瞬間です。

その他、修理屋さんなどへのチップ
香港に住んでいると、家電の設置や、家具の搬入、
水回りやエアコンが壊れた時に自宅へ来て修理してもらう機会があると思います。

そんなとき、修理代だけを渡していませんか?

最後にチップを渡すのかといえば、
香港人はなんと最初に来てもらった時にポチ袋に入れたお金を渡しています。

修理に行った先で、そこのご主人から「わざわざご苦労様、今日はよろしくね」
といきなりお小遣いをもらってしまったら、丁寧にやるのが人間の性ですよね。
途中で、「ちょっとこの棚も動かしてほしいんだけど」と業務外のことを頼まれても
まあいいかとやってしまいそうですよね。

香港人はそうやって、お金で相手の心をつかんで
ひいては自分にメリットのあるようにしているわけです。

そういう意味では、飲食店のチップも最初に払ったら
サービスを少し良くしてもらえるのかもしれませんね。





2018年10月26日金曜日

悩みが解決した!愛すべき香港人たちの名言

こんにちは、ヒナタです。

私は香港に住んで10年と少し経ちます。

香港人の同僚や友達と一緒に過ごしていると、
日本人的に理解できないことは多々ありますが
逆に、日本人には無い発想で彼らに助けられたことがたくさんありました。

今日はそれを少しご紹介したいと思います。

「日本語下手だねって言ってやれば?」

以前、スランプに陥って広東語が全く話せなくなったことがあります。

そのきっかけは、とある日本留学帰りの香港人女性からの一言でした。

彼女は日本語が流暢でペラペラでしたが、日本や日本人が大嫌いでした。
日本から帰って来てせいせいしている、やっぱり香港が良いという感じです。

私は香港人の友達と一緒に過ごすときは広東語を使っていました。
当時の私の広東語レベルはそれほど流暢ではなく、
香港人の友達がゆっくり話してくれたり、私の言わんとしていることを汲み取ってくれて、
それでなんとかコミュニケーションが取れていたと思います。

そんな中、彼女はいつも私に自然なスピードと俗語を多用した広東語で話しかけてきては
「あれ、広東語分からないの?じゃあ日本語で話してあげるね」という調子でした。
彼女は話題の中心にいるので、皆で広東語で話して盛り上がったあとで、
私にだけ日本語で通訳をしてもらっても、なんだか疎外されたような気持ちになりました。

彼女に対してモヤモヤした気持ちでいたのですが、私もめげずに広東語で話そうと思った
ある日、会ってすぐに「広東語下手なったね」と言われました。

その一言で、一気に自信が無くなってしまい、彼女の前で広東語が話せなくなりました。
それだけではなく、日常生活でも他の香港人に対して広東語を話そうとすると
緊張して言葉が出なくなってしまいました。

スランプに陥ってしまったようです。

3ヶ月ほど過ぎたある時、広東語を話さなくなったことを不思議に思った
香港人の友達に聞かれて彼女のことを打ち明けたら、
その香港人は明るく笑ってこう言いました。

「彼女は広東語が話せるヒナタに嫉妬しているのよ」
「その子に、あなたの日本語も下手になったねって言ったらいいのよ」

日本人が嫌いな彼女にとって、広東語が話せる日本人が
目障りだったかどうか?本人に聞かなければ本当のところはわかりません。
傷つけるつもりはなく、下手だと感じたから事実を言っただけかもしれないし、
私のことが嫌いだからわざと傷つけるようなことを言ったのかもしれません。

実際はどうだったにしろ、彼女のことも良く知っているこの友人が、
彼女は私が広東語を話すことを嫉んでいるのだから、気にすることは無いと
言ってくれたことでだいぶと心が軽くなりました。

彼女の日本語は流暢で、そんな相手に下手だと言うのもおかしいのですが、
とにかく言われたら言い返すのが香港人なのです。

言われっぱなしで真に受けて泣き寝入り、
気にしすぎるあまり広東語が話せない精神状態になったなんて、
一人で傷ついていたってダメなのです。

そっちこそ下手だと言ってやるくらいで良いのです。

「ここは日本じゃないよ」

日本で暮らしたことのある外国人が日本の愚痴を言うように
香港という異文化の中にいると、愚痴を言いたくなることが多々あります。

例えば香港人の遅刻、それをルーズだと批判するのはお門違い、
日本人が日本の基準に合わせて判断するから「遅刻」になるのです。
香港人では遅刻に関して寛容なので日本人の感じる「遅刻」は
香港人同士では問題になりません。

香港に住む日本人同士で、そういう香港の文化を
「香港あるある」として話すのはともかく、
香港人批判とも取れるので、香港人がいる場でこういう話題は慎む方がベターです。

それでも時々、日本語が流暢で日本に住んだことがある香港人の友人の前だと
ついつい相手が日本人のような感覚になってしまって口が滑ることがあります。

「どうして香港人はこんなにいい加減なの?」
「どうしてあの子は約束した時間に来ないの?」
「おかしいと思わない?」

そう言った私に、その日本語が分かる香港人の友人がこう言いました。

「ヒナタちゃん、ここは香港だよ」

あたりまえだけど、この簡単でありふれた一言に返す言葉は見つかりませんでした。

ここは香港、香港には香港のルールがあって、香港人が香港人のルールで生活している。
それが嫌なら、日本に帰ればいいし、勝手に香港に来て、香港の文句を言うのはおかしい。

私たちは郷に入っては郷に従え、なんて当たり前のことをよく口にしますが
香港在住日本人で香港に従順に従えている人はほとんどいません。

香港人が日本に来て、何で道にゴミ箱が無いの?!信じられない!
なんで百貨店が早く閉まるの?香港のSOGOだったら10時までやってるのに!
どうして入社後すぐに有給を申請したら白い目で見られるの?当然の権利でしょう!

なんて勝手に日本の事情に腹を立てていたら、
ここは日本だからそっちが合わせるべきだと思うはずですよね。

香港に住んで何かに出くわすたび「ここは香港だよ」といつも思い出します。
「とりあえず結婚しなよ」
今の主人と結婚する前のことです。

この人と結婚しようと決めたももの、引っかかっていることがありました。
主人は、子どもが欲しくないと言っていました。

結婚しても二人で仲良くやっていければ良いし、
子どもはうるさいから好きじゃないし、お金もかかるし、とにかくいらない、
主人は頑なにそういう考えでした。

私はと言うと、子どもがすごく好きなわけでもなく、出産も怖いと思っていました。
それに妊娠・出産・育児というと、仕事を辞めなければなりません。
職場や待遇に不満はなかったし、自分で稼げなくなるのは不本意だと思いました。
相手は経済的な余裕がないと言っているのに、私も仕事を辞めたら余計に苦しくなります。

でも同じくらい、30代に入って周りの友達も出産しているのを見て
今の年齢でしかできないのだ、産むなら少しでも早い方が良いと思いました。

子どもが欲しいからこの人との縁を手放して、また別の結婚相手を探すか。
もしかしたら、もう結婚まで考える相手に巡り合えないかもしれません。

この人と一緒になったら、子どもは諦めて二人で仲良く年を取るのか。
子どもが欲しいと言う願いは叶えられなさそうです。
最初から分かっていながら、子供が欲しくない人と結婚するのはナンセンスです。

そんなことを悩んでいたある日の仕事中、あまり話したことのない同僚の男性と一緒に
彼の取引先へ私も一緒に着いて行く機会がありました。

帰り道、二人でMTRに乗りながら仕事以外の話をぽつぽつし出して、
私もつい、今こういう情況で悩んでいると打ち明けました。

その同僚は香港人男性で、結婚5年目の奥さんがいて、子どもはいませんでした。
私が「結婚したいけど、相手は子どもが欲しくないと言っているから
結婚をやめておいた方がいいのか迷っている」と言うと彼はこう言いました。

「とりあえず結婚しなよ。まずは結婚、先のことは結婚してから考えたら良い」

そう言われて、背中をポンと押された気がしました。
この言葉で、私は結婚に踏み切ったと今も思っています。

結婚すら30歳を過ぎて長引かせてしまった私が、
この人は条件が揃わないからやっぱりやめておく、ではいつまでも前進できません。

結婚相手の条件が多少揃っていなくても、今は結婚が最優先。
彼ら夫婦のように例え子どもが欲しいと思っていても、
なかなか授からないこともあります。

仮に相手が子どもがほしい人だったとしても、子どもができるとは限りません。
できないことが原因で、その結婚がいつか終わってしまうかもしれません。

逆に、今は子どもが欲しくないと言っている相手だって、
心変わりをして欲しくなるかもしれないし、不意にできてしまうかもしれません。

とにかく、子どもについては誰も予測できないことだから
まずは、子どもがいてもいなくても、その人と結婚するかどうかだけを考えたらいい、
その後のことは、夫婦になってから決めたらいいと言われました。

先々のことを計画して、万全の準備を整えてから行動するのがリスク回避のはずです。
私の悩み方は日本人的な考えに近いと思います。

そして彼のアドバイスは非常に香港人的な考えだと思いました。
とりあえず目の前のことを決める、その後のことはその時その状況で考える。
先の読めない未来のことを勝手に解釈して諦めていたら何もできません。

結局、主人はその後、子どもを望むようになり、私たちは一児に恵まれました。

私の友人の赤ちゃんを抱く機会が続いたり、
親戚の子どもと遊んでみたら、うるさいどころか素直でいい子だったり、
主人が突然病気になって、病床で家族のありがたみを身に染みたりと、
いろいろな出来事があって、主人も新しい家族を迎えたいと思う様になりました。

まあ、多少は私が仕向けたところもありますが、
何にせよ、この結婚があってこその妊娠・出産だったと思っています。

以上、いかがでしたか。
皆さんが何かに悩んでいる時も、香港人の一言でポンと解決するかもしれませんね。

2018年10月5日金曜日

はじめて広東語を勉強する方からの、よくある質問


こんにちは、ヒナタです。

今日は広東語に興味を持ち始めた方や、広東語をこれから始めようと思っている方から
よく聞かれる質問と、その回答をまとめました。

広東語は香港だけで使われているの?

香港だけでなく、主に中国本土の広東省で広く使われています。

中国語の方言は「川を越えれば言葉が通じない」と言われるほど多く、
広東語といっても広東省で使われれいるものと、香港のものでは若干異なります。

例えるなら、日本語の関西弁にも京都・大阪・神戸の三都で微妙に違いがあります。
大きなカテゴリーでは中国の広東(粤)で話されている言葉は「広東語」と言います。

また、世界各国にある華僑たちのコミュニティ、とくにカナダのトロントやバンクーバーでは
広東語が広く使用されています。


広東語と北京語は全然違うの?

全然違うと思います。

私は北京語がわかるようになってからも、広東語はさっぱりわかりませんでした。
書き言葉で見たら、大体同じで何となくわかるのですが、話し言葉ではさっぱりでした。

どのぐらい違うかというと、沖縄のおばぁが話す沖縄方言以上にわかりません。

繁体字は難しい?

慣れれば難しくありません。

北京語の簡体字に対して、広東語は繁体字です。
日本の旧字体にも共通する字が多々あります。

医療の「医」は「醫」となります。難しいですが、香港人はサラサラと書けます。
私もそれなりに書けますが、今だにきっちり書けないうろ覚えの字もたくさんあります。
メッセージのやり取りが主流になって字を書く機会も減りましたしね。

逆に簡体字が読めない香港人も、中高年を中心にわりといます。
今の子供は北京語の教育がしっかりしているでしょうから簡体字も書けて読めるのでしょうね。


声調はいくつ?

北京語同様、広東語も声調があります。

ただ、北京語のようにシステマティックに構築された言語ではなく
人々が受け継いできた広東語を無理やり声調にあてはめたようなものなので
研究者によって声調の数は6・7・9・11など諸説あります。

香港人同士でも声調が違うことがあるので、ややこしいのですが、
勉強する人はとりあえずテキストCDや講師に沿って進めれば良いと思います。

香港人から声調の違いを指摘されることがあればその都度直せば良いでしょう。

広東語に登場するDって何?

新聞ではあまり見かけませんが、広告や友達とのメッセージのやり取りでよく英語が出できます。

Dは代表的な例でよく見かけると思います。

文法的には、「形容詞」 + 啲 で、「 もっと(もう少し)~ 」という意味になります。
啲と書けば良いのですが、面倒なのでDと書かれるのです。

「快D(快啲)」は、「もっと早く」 
「好D(好啲)」は、「もっと良く」

の意味になります。

どうしたら広東語が上達するの?

言語の学習なので、とにかく時間をかけるしかありません。
時間をかければかけるほど、確実に伸びるでしょう。


効率的な学習方法は?

英語や中国語など外国語学習は今やオンラインで授業が受けられたり、ずいぶんとIT化しました。
昔は語学教室に毎週一回通って、ようやく1時間の授業を受けていましたもんね。

広東語に限らず、語学の効率的な勉強方法をご紹介します。


・香港がたまらなく好き、香港人の恋人がいるなど、広東語を勉強する動機が必要。

・モチベーションを保つため香港に通う。(できるだけ1回の滞在時間は長く)

・広東語を話せる自分のイメージが出来ていること。

・香港人の友達を作り、英語や日本語に頼らず広東語だけで会話する。

・テキストの本文はCDを聞いてすべて暗記する。


広東語は何歳からでも勉強できます。
もし興味があるなら、是非はじめてみましょう!

2018年9月28日金曜日

遅刻にイライラ!香港人との正しい付き合い方

こんにちは、ヒナタです。

スーパー台風が過ぎ、また暑い日が続いていた香港ですが
中秋節の翌日から、心なしか涼しい風が吹くようになりました。
旧暦の暦(こよみ)の方が、季節や気候に寄り添っていると私は思います。

さて、それでもまだまだ残暑の厳しい香港ですが
スーパー台風の仕業か、エアコンが壊れてしまいました。

香港人の修理師さんを呼んで見てもらわなければなりません。
これがなかなかスムーズに行かないんですよね・・

香港に住んでいると、大家さんをはじめ、引っ越し業者、配送業者、など
見知らぬ香港人の方に作業してもらうことが少なからず発生します。

そんな時の対応、香港人との付き合い方についてご紹介します。

今回のケース
まずは今回のケースを例に、説明しましょう。

<1日目>
午前中にエアコンが壊れたので、主人がエアコンを取り付けてくれた人に連絡しました。
※その人が個人(自営業)でやっているのか、会社の従業員なのか主人も知りません。
  とにかく、エアコンや水回りなどが壊れた時に連絡する人のようです・・。

台風後で同様の修理依頼が多いのか、翌日の午後18時に来てくれることになりました。

<2日目>
室外機が見える位置の窓辺を片付けました。
18時ということは、おそらくちょっと遅れて18時半~19時くらいに着くだろうと思いましたが
万が一、18時より前に来られても良いように、子どもに夕飯を早めに食べさせて
準備万端にしておきました。

18時過ぎになっても来ないので携帯を鳴らすと繋がりません。
18時半すぎ・・繋がりません。
19時すぎ・・繋がりません。
19時10分・・やっと電話が来ました。今日は来られないので、明日の朝10時に変更だそうです。

今日は、無駄に待っただけの時間でした。

<3日目>
同じく10時前後には家事などを済ませて準備万端で待ちました。
10時前から急に大雨が降り出したので、大丈夫かなあと思っていました。

10時過ぎになっても現れないので電話をすると、
「雨が降っていたら室外機がよく見えないから、止んだら行くよ。11半ごろかな」と。

室外機は室外にあるものの、内側の方にあります。
こないだの台風じゃあるまいし、雨が降って見えない距離ではありません。
でも、修理師さんがそう言っているので従うしかありません。

11時すぎ、雨がやんできました。

11時半すぎ、修理師さんが急にドアをノック。
そこは「今から向かう」と連絡しないんですね・・

マンションの玄関で借りた大きな脚立(結構汚れている)を持って中に入って来ました。
土足で上がって来る人がいるので、念のためスリッパも用意しておきましたが、
脚立を置くなら下にシートなどを用意しておけばよかったです。

子どもがいるので室内は全てクッションマットを敷いているのですが
その上に脚立を遠慮なく立て、修理師さんがエアコンを点検してくれました。

修理師さんは子どもにも愛想よく、ごく普通の香港人です。

「原因が分からないから、このエアコンを買った代理店に連絡を取ってみる」
とのことでした。

結局、エアコンの保証書にある代理店に電話をするなら私たちでもできますが・・
最初から代理店の人に来てもらうという流れにはならないのですかね。

まあでも、同じ人がトイレのつまりを直してくれたこともあるので
この人に直せる範囲内の故障なら、直してもらえたようです。

香港時間に切り替えよう
実例が長くなりましたが、今回のように物事は香港時間で進みます。

「18時に来る」と言っても、18時には来ないと思った方が良いです。
30分は余裕で遅れますし、数時間遅れることも珍しくありません。
今回のように、当日中には現れないこともありえます。

香港に来た当初は、時間に合わせて帰宅してじっと待っていたり、
終わるだろう時刻に予定を入れて、その予定に間に合わなくなったりしました。

普段の香港人との待ち合わせでもそうですが、
18時と言って18時5分に現れる人は稀で、18~19時の間に来る人がほとんどです。
もちろん出社、会議、飛行機、面接、試験、などは例外です。
遅れても特に影響が無い状況において、香港人はほぼ遅れてきます。

18時に待ち合わせして、17時50分からずっとその場で待っていて
18時に電話を掛けたら「今から家を出る」と言われることもあります。
むしろこっちが少々遅刻して行っても、結果はちょうどのタイミングで会えたりします。

無駄にイライラしないよう、約束時間はあくまで香港時間の「目安」と捉えましょう。

友達なら大体、付き合って行くうちにこの人はどれくらい遅刻するか読めますが、
こういった業者の場合は、大目に見ておいた方が心に余裕ができます。

部屋は汚されても良い準備をしておこう
家に入る必要がある業者さんの場合、足元が汚れている可能性があります。

まず、香港の一般家庭では、家では靴を脱いでスリッパに履き替えるのですが
遊びに行った客人に対しては、「靴のままでいいよ」と言ったりします。
結局、家の中は上なのか?下なのか?

私は今もはっきりわかりません。

人の家に行った場合は、家の人の言う様に靴のままでいたり、
出されたスリッパをはいたり、靴を脱いで入ったりすればよいのですが
自分の家に人を入れる場合は気を遣いますよね。

日本では玄関と家の中の境がはっきりしていますが、
香港では家によってその境が違うようです。
おおむね、いわゆる外国の家のように家の中の床は下だと見なされているようです。

だから土足で入っても良い家の場合、
カバンを床に置いたりしませんし、床に座り込むこともしません。

配送業者で、ベッドやソファなど大型家具を部屋に入れてもらう場合、
あるいは今回のようにエアコンなど修理に来てもらう場合、
想像を越える格好で来ることがあります。

私は以前、トイレのつまりを直しに来てもらった時、
業者さんは土足で家の中に入り、トイレに置いてあったスリッパを踏みながら直してくれました。

或いは、また浴室のトラブルで来てもらった時、
靴を脱いでくださいと言ったら脱いでくれたのですが、
かなり見た目に汚い靴下で入ってきたので
慌ててスリッパを差し出すとすんなり穿いてくれました。

そしてそのスリッパのまま浴室の中に入り、スリッパをビチャビチャにして
今度はそのまま浴室から出て部屋の中を歩き回るという
内心では絶叫するほどの出来事がありました。

靴を脱いだりスリッパを穿く習慣がないのでしょうから責められませんが、
スリッパをここでは脱いで、ここでは穿いて、とイチイチ言うと、
こういうの慣れてなくてよく分からない、と言われました。

香港の家庭では訪問者の土足OKの家が多いので
そこに基準を合わせた方が良さそうです。

今回も多少の汚れは覚悟でしたが、靴も脱いでくれて靴下もきれいでしたが
シートなどを敷かずに汚れた脚立を置いて作業というのは我ながら不測の事態でした。

先に覚悟を決めておくのがベター
私も香港に来たばかりではないので、日本ではこうなのに・・と
いちいち日本基準で香港批判をするつもりもないので、
不要なイライラを避けるためにも、やはり事前の心積もりが大切だと思います。

期待値が低いほど、あとあとイライラしないで済みますからね。
いったん日本基準を置いといて、香港基準に切り替えると良いと思います。

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2018年9月6日木曜日

これだけは覚えておきたい広東語<焗>


こんにちは、ヒナタです。

今日は広東語のお話です。

香港に住んでいると、香港人の口から「焗」という言葉を良く聞きます。
私はその感覚が最初は全く理解できなかったのですが、
在住10年を超えてやっと理解してきた気がします。

今日はそれについて書いていきます。
「焗」はどういう意味?
広東語の「焗」は「ゴッ」と読みます。

「焗爐」というと、調理に使うオーブンのことです。

「焗飯」というと、ドリアやグラタンなどオーブンで焼いた料理です。

オーブンのような空間が高熱になるイメージが「焗」という字にはあります。

香港人の言う「焗」
さらに、香港人はもっと日常的に「焗」を使います。

オフィスで仕事をしていると、隣の同僚が「好焗ar」と言って不快そうな顔をします。
そしてエアコンの温度を下げます。

この「好焗ar」は、「空気が滞留していて息苦しいなぁ」という意味に近いのです。

私は香港に来てオフィスで働いていましたが、いつも「は?」と思っていました。

冬でもエアコンを入れて、年中室内はキンキンに冷えている香港です。

「香港人て本当にエアコンをつければ空気の流れが良くなると思っているんだなあ、
エアコンは換気扇じゃないから空気の流れは関係ないのに」

と思っていました。

日本人のほとんどは「焗」の感覚がわからない
以前、1年ほど務めていた会社はものすごく忙しくて、いつも夜まで残業し、土日も出勤していたことがありました。

土日にオフィスへ行くと、ビル全体のエアコンは止まっています。
私はそんな中、もくもくと仕事をしていたわけですが
同じく土日に休日出勤してくる香港人の同僚は
オフィスに入るなり、「好焗ar」を連発していました。

暑くもないのにエアコンを入れる必要は無いだろうし、
私は何とも感じていませんでした。

むしろ、エアコンがきいていないと息苦しいなんて、
かなり思い込みだと思っていました。

長く住んだら分かってきた
それでも、10年を過ぎたあたりからようやくこの感覚をつかめた気がします。

香港はオフィスやショッピングセンター、住宅など、何でも高層の建物が多いですよね。
外の気温が熱いので、窓から風を取り込む設計にはなっていません。

エアコンをつける前提なので飾り窓があっても締め切ったままです。
そういう空間でエアコンが入っていないと、生ぬるい空気が漂うわけです。

エアコンで冷えていた時は感じなかった、生ぬるい室温が感じられてきたら
それはもうオーブンの中にいるのと同じような不快感になるわけです。

同様に、家にいても香港人は窓を閉め切った状態も嫌いです。
エアコンをつけない冬でも必ずどこかの小窓を開けておかないと気が済まないのです。
「新鮮な空気が入って来ないと息苦しい」と言います。

別に窓を閉め切っていても酸素は入ってくるのだから
窒息の心配はないはずなのですが、香港人にとって
「エアコンがついていない」「窓を締め切った状態」はありえないのです。

そういう感覚から言うと、日本の冬場の暖房が効いた電車などは、
香港人にしてみれば信じられない環境なのです。

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2018年8月27日月曜日

香港のゴミは分別しない?


こんにちは、ヒナタです。

ここ数日ちょうど、日本のテレビやネットニュースなどで「資源ごみ」が話題となっていました。

日本ではゴミは分別して出すものですよね、
そもそも「資源ごみ」という言い方をするからややこしいのですが、
古紙など再利用可能な「ごみ」は回収して再利用される「資源」なのです。

今日は日本と香港のごみ事情について書こうと思います。

中国が資源ごみの輸入禁止

最近話題になった発端として、中国が2017年末から一部の資源ごみの輸入を禁止したことがあります。

中国政府が輸入禁止としたのは、廃プラスチック、古紙、衣類など繊維、鉄鋼用添加剤などです。廃プラスチックは、よく目にするペットボトルや発泡スチロールなど、家庭から出る全てのプラスチックごみが対象となっています。

中国は日本だけではなく他の先進国からもごみを輸入していました。
国内で分別するも、ごみの一部が原因で環境汚染も深刻でした。

廃プラスチックなど、もちろん再利用して国内の生産に回る大事な「材料」となりうるのですが、
それが不足してもやはり昨今の中国は環境への配慮が優先されているようです。


先進国のごみの行方は?

中国が輸入禁止したことで、先進国は途方に暮れるような懸念もありましたが、
今のところの解決策として、東南アジアの国々へ輸出が増えているようです。

古着なんかは、日本人が着古したと思ったものでも、他の国ではまだまだ着れることがあります。
それに服が破れるまで着たりしませんし、ちょっと流行遅れだとかサイズが合わなくなったとか、そういう理由でリサイクルに出すことがあります。

それはそれで一つのビジネスとなっており、古着を取り扱う業者は日本から回収した古着を船便で東南アジアへ運び、そこで仕分けや再梱包など人の手が加わり、小売りへ卸されます。

廃プラスチックについては、日本から出たプラスチック材は高値で取引されるようです。
捨ててしまえばただのゴミですが、リサイクルすればビジネスになるのです。

しかし、スターバックスのストロー廃止のように、先進国はゴミを減らす方向へも動いています。

香港のゴミは分別しない

日本に帰るとゴミの分別は必須ですよね。

うちも実家に帰るとゴミをどこに捨てていいのか迷います。
プラスチック、可燃物、不燃物、電池、蛍光灯、鉄、アルミ、透明の瓶、茶色の瓶、緑色の瓶・・

毎日ではなく捨てる日も決まっているので、保管して置く場所も必要です。

しかし香港では分別は一切しません。
日本から戻ると、うしろめたい気持ちになるほど、全てのゴミを一緒にして捨ててしまうのです。

香港では焼却炉はありませんので、再利用か埋め立てに利用されています。
埋め立てのことを広東語で「填海」と言いますが、香港人は皆、
ごみは埋め立てに使われているという認識でいます。

焼却炉は昔ありましたが環境汚染を引き起こすということで無くなりました。
2022年ごろには新設されるようなので、高性能な焼却炉で大気汚染を防げると思います。

いずれにしても、香港人は分別という概念がありませんし、若い人に教育はしているようですが
親世代も当事者意識がないとなかなか難しいとおもいます。

いちおうマンションや駅で分別用のゴミ箱を見かけますが、
わざわざそこに入れる人はあまり見かけません。
そもそも、今手に持っているゴミが何からできているかまで考えていません。
分別用のごみ箱の向こうに何でも入れられるゴミ箱があれば、そっちに入れますよね。
マンションの分別用ゴミ箱も、各階にあるわけではないので家庭ごみは基本的に分別しません。

日本ではトレーも牛乳パックもきちんと洗って分別して出していますが、
都市生活で忙しい香港の皆さんがいちいちそんなことするのかというとそれも疑問です。


エコ意識が低い

日本へ時々帰ると、過剰包装やコンビニでもらえるビニール袋にびっくりします。

香港では2009年から買い物袋は有料(50セント)となり、今やすっかり定着しました。
買い物にエコバッグは必須、エコバッグを忘れた時は袋を買うのを躊躇い、
そのままカバンに詰め込んだり手に持って帰ったこともあります。(そういう人はよく見かけます)

香港の方が進んでるなーと思いますが、これは政府の決定で強制的にそうなっているだけで
個人レベルでのエコ意識はあまり高いとは言えません。

・トイレの洗面台には手拭き用のペーパー、日本のような風が出るドライタオルはありません。

・ティッシュの使用量が多い、ハンカチを使うのは日本の文化で、ハンカチは不潔とも見られます。

・テイクアウトする頻度が高いので、プラスチック容器や食器などが大量に使われる。

・食品の廃棄が多い。


日本もコンビニの廃棄食品が問題となっていますし、まだまだ改善の余地はありそうです。

2018年4月26日木曜日

効率重視の香港人


こんにちは、ヒナタです。

香港といえばビジネスの効率性が世界的に評価されています。
税率の低さ、地理的な条件の良さもありますが、
香港人の気質として「効率重視」であることも関係しているようです。

香港のテレビCMでも最近ありましたが、「香港人、好有効率」と自ら言ってしまうほど
香港人は効率的で、その自負も十分にあります。

私も確かに香港に住んでみて、香港人の口から「香港人は効率が良いから~」という
枕詞を聞いたことが何度もあります。
その度に、本当にそこまで効率が良いかな?と違和感を感じてしまうのが正直な感想です。

今日は香港人の「効率性」について書いていこうと思います。
香港人はメールの返信が早い
WhatsappやLINE、Messengerなどで香港人とやり取りをすると返信の速さに驚きます。
常にスマホを握りしめていますし、いつどこで誰と一緒にいてもスマホを気にしているのでスマホに新着メッセージが届くと、香港人はすぐに返信をします。

日本の場合、仕事中に私用でスマホをいじることは良しとされませんので、昼休みや朝晩にしか返信は返ってきません。

もちろん返信は早いに越したことはありませんが、ビジネス用件ならともかく、プライベートの用件に関してはそんなに早く返事をもらう必要があるのかと日本人としては思ってしまいます。

香港人と一緒に食事をしている時、香港人の友達はいつもスマホをテーブルの上において、私と一緒に食事をしながらもスマホの返信は怠りませんし、その返信をするとまた返信、返信、で結局目の前の私との会話よりもスマホの向こうの誰かとの会話の方がはずんでないか?と思うことすらあります。ちょっと空しくなってしまうのは私だけでしょうか?

香港人は歩くのが早い
香港のエスカレーターは日本のに比べてものすごくスピードが速いですよね。
いつも利用していると、あの速度に慣れてしまって日本に帰ると遅いなあと感じるものです。
香港人はこのエスカレーターをさらに駆け上ったりしますから、本当に早足です。

あのエスカレーターは健康な若い人には向いていますが、体の不自由な方や、お年寄りなんかはケガをしないのかなといつも気になってしまいます。そういう人はエレベーターを使うのでしょうね。

それに気になることといえば、そんなにギリギリで走っていくくらいなら、どうしてもう少し余裕を見て早めに出発しないのだろう、ということです。例えば朝、香港人は出勤時間ギリギリかちょっとすぎくらいを狙って出勤しますので、結果としてどうしても急ぎ足になってしまいます。

では休みの日など、特に遅刻するわけでもないのに急いでいるのはなぜかというと、それはもうDNAレベルで急ぎ足が身についているようです。私も香港人と一緒にいて、特に何時までに到着しなければならないという時でも、やはり香港人は速足で歩いています。のろのろ歩いていると時間がもったいないようです。

高速道路なんかでも、制限速度より多少は周囲の速度の流れに乗る方がスムーズだったりしますからね。香港人はあの速さが心地よいのだと思います。

ムダなことはしない
香港人の場合、サービス残業や与えられた自分の担当以外の仕事はしません。そんなことをしても自分には何の得にはなりませんから、きっぱりと線引きをしています。

日本人は自分の仕事だけするのは当たり前、それ以上やってこそ完璧という文化ですよね。
これも日本人的には美徳なのですが、香港人からすれば無駄な事をするバカにしかうつりません。

最近は日本でも残業は見直しされてきていて、勤務時間内に仕事を終えてこそできる人のような言い方もされてきています。しかし実際ほとんどの会社ではまだまだ残業は発生していますし、定時で上がりにくい雰囲気がある職場もあります。

とにかく、香港人はできる人もできない人も、定時になったら帰るものなのです。
そしてプラスアルファのお願いでもしようものなら「私の仕事ではありません」と断わってきます。

買う気のない客の相手はしない
日本のサービスが良いというのは有名な話なので今更な気もしますが、やはり日本人にしてみれば香港の店員さんは驚きのサービスをしてくれます。

例えば、探しているものがあってお店に入ると、店員さんに「何をお探しですか?」と声を掛けられます。正直に「何々を探しています」と注げると「ありません」の一言を言い放つと店員さんはそっぽを向いてどこかへ消えてしまいます。もう私には用はないということです。探している物はここに無いし、なんとなくその店に居続けるわけにもいかず、こっちが気まずくなって店を出てしまいます。

香港人ならこういう時、「あっそう、無いんだね」と客の方もあっさり店を出るのでしょうか。
あるならある、無いなら無いで、すぐに結論が出た方が客も店員も無駄が無くて良いのでしょうね。

なぜかトイレが長い
香港人のいうところの効率の良さについて書いてきましたが、逆に効率が良いとは思えない場面があります。

まず香港人のトイレの列の並び方、日本ならフォーク並びが主流ですよね。
女子トイレなど、トイレの個室の前で並んでいた場合、先に来たのに横に並んだ人の方が早く進んでしまう場合があります。そういった不平等を失くすために一列に並んで、空いた個室に順番に入って行く並び方です。これは香港でも習慣となっています。

ただ、なぜか香港人(女性)はトイレがものすごく長い気がするのです。
これだけたくさん個室があるのに、どうしてどこも開かないのだろうか、まさか全員が下痢でトイレから出れない状況とは思えませんし、スマホでもいじっているのでしょうか?

これだけ混んでいるのだから少しは早く済ませて出ようとか思わないのか?と並んでいる側としては本当に疑問で仕方がありません。もちろん、後の人のために・・といった周りの人への配慮というのは日本独特の考えなので、おそらく彼らは個室に入ってしまえば自分の時間なのだと思います。

スーパーのレジが遅い
効率の悪さを一番感じるのがスーパーです。
日本と香港を比べると、スーパーのレジに関しては断然、日本の方が早いのではないでしょうか。

日本の場合買い物カゴを置くとそのまま店員さんがバーコードを通してきっちり別のカゴに入れてくれ、お金を支払った後で自分でレジから離れたカウンターへカゴを移動させて袋に詰め、カゴを所定の場所に返して店を出ますよね。

香港の場合は、せっかく入れた買い物かごから商品を取り出してレジのカウンターにひとつづつ出し、それを店員さんがバーコードを通す(その手さばきは早いのものの手際が悪い)、そこでビニール袋に詰めてくれるサービスがあるものの、袋の中でうまく整理整頓ができないのでめちゃくちゃに放り込んだだけ、ヨーグルトなどはさかさまになります。バーコードが通らない商品はたくさんあって、レジの向こうの同僚にこれいくら?と大声で聞いたり、売り場まで見に行ったりするのでレジが一時止まったりします。しかも気持ちだけは焦っているので、支払いを終えた後でカウンターにまだバーコードを通していない商品が残っていたりして、それを別会計にするため二回レジを打つことになります。

レジだけは本当に、お願いだから日本の方式を採用してくれないかと思ってしまいます。

イオンやシティスーパーではレジの台数が多くて、袋詰めも比較的うまくやってくれるので教育を受けているのかなと思います。

話はそれますが、プレゼント包装を見ていると香港人は不器用だなと思います。
あまりプレゼント包装をする機会がないのか、なぜかお店でプレゼント包装を頼むと店員さんはものすごく包装紙がブカブカだったりシワだらけの包み方をします。折り紙なんかも苦手なのでしょうか。そんなに難しいことじゃないでしょうし、店員さんなら包む機会もありそうですが、まるで小学生が初めて包装するかのような手際の悪い包み方をします。


さて、今日は香港人の効率について書きました。
良くも悪くも、結論として香港人は効率重視の一方で、マイペースということでしょうね。

2018年3月22日木曜日

真の男女平等は香港にあり?


こんにちは、ヒナタです。

今日は香港の職場環境、特に男女平等について書いて行こうと思います。

日本でも昨今、男女平等が叫ばれるようになってきました。
しかし本当に男女平等に扱われる職場環境になったかというと、実際はまだまだでしょう。
若い社長のいるベンチャー企業や、一部の大手企業に限って意識されているだけの気がします。
多くの日本の会社は、現実的には古い習慣、制度、社内文化、のままだと思います。

香港は日本に比べると男女平等を感じることができます。
どういったところが違うのか、私の体験から書いていこうと思います。

上司が女性
日本の場合、管理職といえば普通は男性ですよね。
女性もいるにはいますが、異色の存在です。キャリア重視で独身、40代から50代、新人の男の子には甘くて女の子には厳しい、他の男性営業から頼りにされているものの怖がられている、など。
とにかく日本では出世した少数の女性は、頭はキレるけれどあまり良いイメージがありません。

香港でももちろん、頭が良くて仕事ができないと出世できませんが、日本ほど異色ではありません。既婚者子持ちの穏やかな女性上司がいるのです。まあ穏やかといっても香港人の女性は基本的に日本人女性よりも強いので、そういう意味では奥ゆかしさや大和なでしこが女性らしいとされる日本においては、女性の進出がより難しくなっているのかもしれませんね。

事務(クラーク)は女性、営業(セールス)は男性が多い
男女平等だからといって、香港では女性が営業に出て男性が事務員をやるのかといえば、そういうことではありません。日本と同様に、事務員のほとんどは女性ですし、営業の多くは男性です。ただし営業に関しては女性も珍しくなく、男性と同じように出張で飛び回ったりします。私も日本人採用なので、日本人顧客の専用対応窓口というポジションにどうしてもなってしまうため、転職してどこの会社にいっても事務と営業を兼任していました。

何が違うかというと、日本の場合、営業が上で、事務が下、というような雰囲気があります。
何もかも営業が仕切っていて、事務は営業の指示通り動けば良い、社内で書類さえ作ってくれればそれ以外は出てくる必要はない、という調子です。

男女平等よりも前に、日本の場合は事務の女子社員も、自分で決定権を持とうとはしていません。
完全に営業の陰に隠れていますが、それがむしろ隠れていたいとすら見受けられる時があります。

香港の場合、事務も営業も対等な関係です。日本のように「うちの女の子に請求書を作らせて送りますよ」なんて言い方をしたら、事務の女性はやってくれません。営業のいう事を聞けなんて態度では取り合ってくれないのです。

採用枠に性別は関係ない
辞職などで空いたポジションを埋めるために採用活動をしますよね。その時、男女は関係ありません。事務、営業、管理職、前任者が男性であろうが女性であろうが、次に採用する人が同じ性別とは限りません。

私も勤めていた会社で、女性の営業が採用されたり、事務だった女性が営業に異動したり、男性
営業が事務に異動したり、定年退職したポジションを埋める新しいマネージャーが女性だったり、色々なケースを見てきました。前任者が男性だから男性でないといけない、営業は男性でないといけない、というのは案外思い込みなのかもしれませんね。

産休が取りやすい
香港人の産休は通常約10週間ほどですが、妊娠期も検診などで度々休まなければなりません。
香港の場合、社員の有給消化は当然の福利厚生なので病院へ行く時は堂々と休みます。

そして、産後もすぐに復帰するので職場に戻りやすいのです。
復帰後の子育ては実家の両親か、義両親か、フィリピン人のアマさんを住み込みで雇うなど、第三者の手を借りることになります。香港では共働きが基本なので、これは普通のことです。
また、育休などに関しても、男性でも遠慮なく取得します。子供を幼稚園へ送るので毎日遅刻すると言えば個別に出勤時間を変えてもらえたり、遠慮せず会社と折り合いをつけています。

飲み会がない
私は日本人顧客を相手にすることが多かったので、香港にいてもどうしても日本人社会の中で仕事をすることが多かったです。取引先との飲み会は多いし、お酌もするし、些細なセクハラはあるし、下ネタを聞かされたりするし、カラオケを歌ったり、キャバクラに付き添うこともありました。とにかく男性社会だなといつも実感していました。日本の場合、仕事もさることながら接待が男性社会なのです。お酒は飲めれば飲める方が良いし、少々下品な話題でも着いていかなければ仕事になりません。

それが香港の場合はどうでしょう、まず夜の飲み会はありません。もちろん会社の新年会や創立記念式典、出張先で泊まるので夕食を一緒に食べるなど、そういったパターンはあります。
香港人にとって退勤後は家族との時間ですから、夜中まで仕事関係の人と飲み歩くことはしません。そもそも食事でコミュニケーションを取るならランチを一緒にすればよいので、夜にお酒を飲みながらダラダラと話す必要はありません。夜の接待がなければ、当然のことながらビジネスが男性中心になることもありません。女性が進出しやすい香港は、日本のような飲み会文化が無いことも重要な要素だと思います。

いかがでしたか、香港にいると、日本でもこうだったらいいのになと思います。
女性の社会進出というとついついバリバリ働くやり手のキャリアウーマンばかりがイメージされてしまいますが、男と同様に戦っていける男らしい女性が増えることを男女平等と言うわけではありません。男性寄りの日本のビジネス社会を、男女どちらでも活躍できる社会になれば良いなと思います。

2018年3月20日火曜日

大富豪・李嘉誠が現役引退!


こんにちは、ヒナタです。

今、香港では誰もが知る大富豪・李嘉誠の現役引退のニュースが話題になっています。
李嘉誠といえば、世界長者番付にも名を連ねる世界有数の資産家です。

そんな方が89歳にして遂に現役引退ということで、香港をもう見限ったとも噂されています。

李嘉誠の略歴

まずは李嘉誠の生い立ちから見ていきましょう。

1928年6月13日 広東省潮州に生まれる
1940年(12歳)  日中戦争中の中国本土から逃れ香港へ渡る
1941年(13歳)  父親を亡くし、学校を中退し叔父の時計修理会社に入社する
1945年(17歳)  プラスティックの工場を作り造花を販売、のちの「ホンコンフラワー」を生み出す。
1958年(30歳)  不動産業に参入、「長江実業有限公司」を設立する
1979年(51歳)  和記黄埔を買収
1985年(57歳)  香港電灯を買収

香港では生活・交通インフラの工事、エネルギー関連や小売り産業など、関連分野は多岐に渡り、香港人の生活基盤になくてはならない会社となっています。

日本でいうところの高校中退という学歴で、社会人経験を積みながら起業し、絵にかいたようなサクセスストーリーですね。

香港は実質、李嘉誠の王国と言っても過言ではないでしょう。

どうして成功したのか

普通の少年が大富豪になるという例は、残念ながら誰でも真似できることではありません。
その人が歩んできた時代や、環境も大きく関わってくるからです。
私たちが今からプラスチックの造花を作ったところで同じ結果は得られないということです。

李嘉誠はまだ中国の経済力が発展途上の時代に、中国本土に積極的に投資をしてきました。
中国国内はバブルだという説もありますが、数年前に比べてなにもかも発展しています。仮に今から中国に投資しても、儲かるかどうかは分かりません。

ここ数年で中国からも強い企業が台頭を表し、長者番付には李嘉誠の上をいく中国人が現れるようになり、数年前から李嘉誠は中国国内の不動産を徐々に手放してきていました。

そしてそのお金でヨーロッパ等、先進国の安定したビジネスに投資をしています。

引退後の跡継ぎは?

会長を辞め、経営の一線から退くことになります。
長江實業集團有限公司と長江和記は、長男の李澤鉅(Victor Li/ビクター・リー)53歳が引き継ぐことになります。

日本の天皇退位の話ともかぶりますが、これだけ長い間、現役を務めてきたトップが世代交代するというのは簡単ではありません。 今回の引退も突然のことではなく、綿密な計画を元に実の息子に後を継がせています。会長を辞めたあとも顧問としては関わっていくようなので、これからは影ながら見守っている立場になるのだろうと思います。

それでも89歳という年を考えると、これからの生活でお金の心配はすることが無さそうですから老後を謳歌してほしいと思います。


香港人の生活には欠かせない事業ばかり

イギリスの財閥「和記黄埔(Hutchison Whampoa)」は、小売、食品製造の屈臣氏集團(香港)(A.S. Watson Group (Hong Kong) やスーパーの百佳超級市場(PARKn SHOP)などの経営で知られています。

1973年の石油ショックで経営不振に陥り香港上海銀行(HSBC)が株主となったため破綻はしませんでしたが、李主席はHSBCと水面下で交渉しハチソン株を手に入れ、筆頭株主となりました。

香港では他にも下記のような事業があります。

・ハーバープラザ系のホテル、
・海逸豪園(Lagna Verde)などのマンション
・伊利莎伯大廈(Elizabeth House)などのビル
・電能實業(Power Assets Holdings)、香港島の電力供給
・和記電訊(Hutchison Telecom)、携帯電話のキャリア「3」を運営する
・屈臣氏蒸留水(Watson's Water)、
・豊澤電器(Fortress)、ホームセンター
・新城電台(Metro Broadcast)、ラジオ局


香港人の感想

ちょうど中国の企業を売却してヨーロッパなどに投資した頃、香港人の間では「彼は香港に見切りをつけたのだ」「もう中国や香港に投資する価値はないのだ」といった声が多くありました。

今回の件についても「香港は終わった」と見る人が絶えませんが、89歳の高齢まで現役で走り続け、長男に引き継ぐというのは自然なことですし、もう十分頑張って来られたと思います。

あとはそっと香港の行方を見守っていかれるのでしょうね。

2018年3月15日木曜日

意外?無法地帯の九龍城はタイ満載

こんにちは、ヒナタです。

香港から気軽に行ける旅行先としてタイを紹介しました。
https://hidamarihk.blogspot.hk/#!/2018/03/blog-post_14.html

私の様に好きだった香港に移住してしまうと、香港が日常になってしまい旅行先が無くなります。
私にとってタイはそんな気持ちをちょうど満たしてくれる場所でもありました。

タイへ旅行に行って、香港に「帰って」くるのは不思議なものです。
香港にいれば、タイにはまっても大丈夫なのです。
香港にはチャイナタウンならぬ、タイタウンがあるのです。

香港にはいろんな異国タウンがある
世界中にチャイナタウンがあるのはご存じかと思います。中国系の華僑が各地に移民してチャイナタウンを作り上げていったのですよね。

香港にも、それに似たエリアがあります。
香港にはフィリピンやインドネシアからアマさんとして出稼ぎに来ています。
そのアマさんたちが日曜の休みの日に集う場所が各地にあり、
セントラル(中環)は主にフィリピン人、コーズウェイベイ(銅鑼湾)のビクトリアパーク付近にはインドネシア人が主に集まっています。そして数は少ないものの、タイ人が集う場所がカオルーンシティ(九龍城)なのです。

無法地帯だtった九龍城
香港の九龍城については日本でも知名度が高く、取り壊された後も写真集などが売られています。現在の九龍城跡は公園になっており、公園の入り口や囲いの一部に当時の建物が使われているだけです。九龍城跡についての記事はまた別の機会に書こうと思います。

そんな九龍城、なぜかあまり旅行者には知られていませんがタイタウンとなっています。
香港人もタイ料理を食べるなら九龍城というくらい、本場のタイ料理が食べられる場所なのです。

タイタウンのレストラン
タイ料理のレストランは九龍城のあちこちにあり、きちんとした外装・内装のレストランから、雨ざらしの屋台のようなお店まであります。なかでも「黄珍珍」というレストランが一番高級で、香港人に言わせれば高いのですが、TPOに応じて、誰かを連れて行く時には良い店だと思います。

香港人と食事するなら「小曼谷泰國美食」などがリーズナブルで美味しくて良い店だと思います。近所のデザート屋さんもはしごするのがお決まりです。

タイ人と行くなら、断然ボロボロのレストランになります。
たぶん自分一人や、香港人と一緒だったら絶対に入らないだろうな見た目のお店、というか、お店と気づかないような場所だったりもします。タイ人にお任せすれば、自分だったら頼めないような美味しい料理を注文してくれるので嬉しいものです。ただし彼らにとっては日常の食事なので、とびきり高くて豪華な料理などは期待できません。

私はタイ人に連れていってもらった麺屋さんのチェンマイ風麺がとてもおいしかったのですが、その後また自分で行った時、その店がどこにあったのか分かりませんでした。

タイタウンのショップ
香港人はレストランに食事に来るだけの場所ですが、実はタイの食品などを置いたスーパーがたくさんあります。スーパーといっていいのか、日用雑貨店のような小さなショップなのですが。
そこにはタイ野菜、出来合いのタイお惣菜、お菓子、生菓子、日用品、スパ用品、調味料、それから仏具なども置いてあります。

私はタイにものすごくはまっていた時はよくそこでお惣菜やお菓子を買っていました。
タイまで行かなくてもタイの気分が味わえて、とても面白い場所です。

よかったら香港に来たついでにタイ気分も味わってほしいと思います。


2018年3月14日水曜日

香港からすぐ!タイへ行ってみよう!



こんにちは、ヒナタです。

このブログを読んで下さっている香港好きの皆さんは、タイへ行ったことがあるでしょうか?

私はそもそも香港が好きだったので、それ以外の国(地域)には大して興味がありませんでした。
香港に来てから知ったのですが、香港人は意外にもタイへ旅行に行くのが大好きなのです。
もちろん日本へ行くのも好きなのですが、タイ、それから台湾にもよく行っています。

周りの香港人が口をそろえてタイは良いとあまりに言うので
私も一度だけ行ってみようとタイへ行きました。
一度ですっかりはまってしまいました。

香港に住んだら、香港から東南アジアへ旅行がしやすくなります。
今日はタイについて書いていこうと思います。

そもそも香港人を惹きつけるタイの魅力とは?
私はタイに興味がなかったというより、最初はイメージが良くありませんでした。
昔働いていた会社の先輩がタイ旅行をして、病気をするわ食事はまずいわで散々だったという話を聞いてから、タイはそんなに酷い場所なのかと思ったのです。

それが香港人の話を聞いていたら真逆で、「タイほど良い場所はない」「年に数回は行ってる」という人がゴロゴロいるのです。何がいいのかというと、物価が安い、故に食事や買い物が安くつく、安いだけではなく食事はおいしいし、買い物もオシャレな物が買える、あとはマッサージ天国、マリンアクティビティが豊富、などなど、タイの魅力を語らせたら尽きません。
(ちなみに香港人男性はあまり行かないようですが、男性向けナイトライフも充実しています)

そんなにいいものかと、先輩のイメージをひきずりつつも一度は行ってみたくなりました。
そこで休みを利用してタイへ行ったのですが、まあ、本当に天国でした。

微笑みの国タイと言う通り、タイ人はいつもニコニコ、おっとりしています。
それに香港から来たから余計にそう思うのでしょうが、時間がゆったり流れています。
食事も、口に合わないなんてとんでもない、何を食べても美味しいのです。
買い物も、マッサージも、安いだけでなく質も良くて大満足でした。

香港でタイ語を学ぶ
あまりにタイが好きになったので、2回目の旅行の時にはタイ語のレッスンを受けにいきました。1日だけのコースなので挨拶や簡単な旅行会話だけなのですが、タイ語が学べて満足でした。

タイ語は広東語にすごく似ているので、広東語を学んでいる人には興味深いと思います。
私は最初は地球の歩き方の最後のページに載っているタイ語を覚えて喜んでいたのですが、それでは物足りなくなり、香港に戻ってから香港大学の社会人向け講座「HKU SPACE」という機関で、タイ語の夜間コースを受けていました。初級は香港人の先生でしたが、とても経験のある良い先生でした。

あとは広東語を学んだ時と同じく、片っ端からタイ語のテキストに手を付けました。
タイにはナイトライフを目的に通う男性も多いので、「男と女のタイ語」みたいな本もあって、どういうシチュエーションで使うんだ?と思うようなセリフが多々載っています。それはそれで、見方を変えればインパクトがあって面白いので意外にも頭に入ってきます。

「一時間いくら?」なんて私が女の子に聞くわけないのですが、
スパなどで「一時間いくら?」と言えるようになるので、覚えて損は無いのです。

ゲストハウスに宿泊する
タイ、特にバンコクはバックパッカーが多いのでゲストハウスは無数にあります。
そんな膨大な数のゲストハウス、十人いれば十人なりのおススメがあると思います。

私も3か所くらいしか利用したことが無いので、私が知らないだけで良いゲストハウスはいくらでもあると思います。立地条件も、いいところはいくらでもあるでしょうね。

私は空港バス乗り場とフアランポーン駅から近いということで
たまたまCozy bangkok placeというゲストハウスに最初に泊まったのですが、
ここの居心地が良くて、気に入っています。

http://www.cozybangkok.com/c1/index.php/en/

スタッフがものすごく優しいとか親切というわけではなく、どちらかというと干渉してこないのでスタッフとの交流は無いのですが、その距離感が私は好きです。

それから落ち着いた内装、アジアの隠れリゾートのような内装も好きで、広々としたゲストハウスは中央の小さな噴水を囲んで吹き抜けになっています。トイレやシャワールーム、手洗い場所にさりげなくカラータイルがアート調にはめ込まれていたり、とても可愛いのです。

駅から住宅街の間を徒歩で歩いて行くので、ものすごく便利とは言えないと思いますが、慣れれば苦にならない程度の距離です。私は歩きながら普通のバンコク市民の生活が垣間見えるのが好きでした。

いかがでしたか、今日は香港からすぐに行けるタイについて書きました。

2018年3月8日木曜日

日本から直行便で香港へ行ける空港

 

日本⇔香港 直行便フライトスケジュール

東京(成田&羽田)⇔香港線 フライト時刻表
羽田空港⇔香港国際空港、成田国際空港⇔香港国際空港の直行便フライトスケジュール
大阪⇔香港線 フライト時刻表
関西国際空港⇔香港国際空港の直行便フライトスケジュール
名古屋⇔香港線 フライト時刻表
中部国際空港⇔香港国際空港 間の直行便フライトスケジュール
福岡⇔香港線 フライト時刻表
福岡空港⇔香港国際空港 間の直行便フライトスケジュール
札幌⇔香港線 フライト時刻表
新千歳空港 ⇔香港国際空港の直行便フライトスケジュール
岡山⇔香港線 フライト時刻表
岡山空港⇔香港国際空港 間の直行便フライトスケジュール
高松⇔香港線 フライト時刻表
高松空港⇔香港国際空港 間の直行便フライトスケジュール
鹿児島/宮崎⇔香港線 フライト時刻表
鹿児島空港⇔香港国際空港、宮崎空港⇔香港国際空港 間の直行便フライトスケジュール
沖縄(那覇/石垣島)⇔香港線 フライト時刻表
沖縄・那覇空港⇔香港国際空港、新石垣島空港(南ぬ島 石垣空港)⇔香港国際空港の直行便フライトスケジュール
こんにちは、ヒナタです。

今日は、香港と日本の直行便について書いていこうと思います。

近年、多くの香港人が日本を訪れています。
昔は日本といえば東京一択でしたが、リピーターの旅行者は地方へも足を運ぶようになり、
東日本大震災が起こる直前までは東北へ行く人も多かった気がします。
最近は関西や九州など人気があるようです。

何より香港へ直行便で行けるのは本当に便利ですよね。
では順に見て行きましょう。
香港⇔東京(成田・羽田)
まずはやはり東京ですね。
香港人が日本へ行くといえばまず東京です。留学先としても人気があります。

香港⇔大阪(関空)
前述したように最近は大阪の方へ遊びに来る香港人観光客が増えました。
東京は何回も行ってもうマンネリで、大阪の方に足を伸ばしてくるようです。
香港は大都会なので同じような大都会の東京へ遊びに行っても飽きてしまうのかもしれませんね。

大阪の他にも周辺の京都・奈良・神戸へも遊びに行くようです。

香港⇔名古屋(中部国際空港)
東京と大阪を制覇したら、次は名古屋と考える香港人が多いようです。
個人的には名古屋はデパートばかりで、買い物する以外には思いつかないのですが
香港人はここからさらに岐阜県へ入り、白川郷へ行く人が多いようです。

合掌造りの民宿に泊まった香港人の話では、周りに何も無くてコンビニ1軒すら見つからなかったと言っていましたが、最近はどうなのでしょうね。まあ、そういう不便さが非日常で良いとも言えるのですが、都会っ子の香港人にとってはコンビニが無い田舎なんて衝撃だったと思います。

香港⇔福岡
東京と大阪の次は九州、と考える人も多くいます。
福岡は都会なのにゆったりしていて私も好きですが、香港人にも好感のようです。

九州では湯布院など温泉も人気で、そういった温泉街で過ごすようです。
あまりリピーターは聞きませんが、福岡方面は一度は行っておきたいエリアなのだと思います。

香港⇔札幌
なぜか北海道へ行く香港人は多いですね。
私は日本人なのにいまだに北海道へ行ったことがありません。

香港人は海鮮が好きなので、北海道の新鮮な海鮮類は人気があります。
寒さには弱い人たちなので、スキーをしに行く人はあまりいませんが、雪祭りには興味があるようで寒さに耐えて冬場に北海道に行く人が結構います。

香港⇔岡山
意外と知られていませんが岡山にも直行便があります。
あまり岡山やその周辺に旅行へ行く香港人はいませんね。
ちょっと前まで鳥取砂丘など観光客の誘致を頑張っていたようですが最近は見なくなりました。

中国地方から香港へ遊びに来る日本人、或いは出張で来る日本人には便利だと思うので
香港ー岡山線が消えないことを祈ります。

香港⇔高松
こちらも意外と知られていませんが、四国からも香港へ直行便が出ています。
四国に住んでいる日本人にはとても嬉しいですよね。

旅行に行く香港人も、本州から四国にアクセスするのは難易度が高いですし気軽には行けませんよね。直行便で香港から四国へ入れれば非常に便利です。

香港⇔鹿児島・宮崎
なんと南九州へも直行便が出ています。
福岡へ行ったとしても、旅行期間中になかなか南九州までは行けませんよね。
やはり需要があってのことでしょうが、香港人の旅行者が増えているようです。

鹿児島・宮崎は確かに日本であって日本ではないというか、小さい頃から本州しか知らなかった私にとってはとてもゆったりとした時間の流れる南国でした。同じ南国でも、沖縄まで明らかに異文化になっていない点もまた、馴染みやすいのです。

香港人は食品にはお金を惜しまないので、森伊蔵なんかも買い漁ったりするのですかね。
香港⇔沖縄(那覇・石垣島)
沖縄に直行便が就航してからというものの、沖縄ブームは根強いですね。
一番よく聞くのは沖縄で結婚式を挙げたり、写真の前撮りをするカップルです。

日本が好きな香港人は、東京・大阪はもちろん、沖縄と北海道は必ず行っています。

いかがでしたか。
香港人が旅行で行くために直行便が増えたように思いますが、
日本人もこんなに各地から香港へアクセスしやすければ嬉しいですよね。



2018年3月4日日曜日

香港人の仕事の仕方③責任範囲がきっちりしている


こんにちは、ヒナタです。

前回に引き続いて、香港人の仕事の仕方について書いていきます。

①はこちら
https://hidamarihk.blogspot.hk/#!/2018/03/blog-post.html

②はこちら
https://hidamarihk.blogspot.hk/#!/2018/03/blog-post_3.html

今日は、仕事の責任範囲についてご紹介します。

どこまでが自分の責任なのかはっきりしている
例えば、たまたま自分の会社の受け付けを通りかかった時に、会社の電話が鳴ったとしましょう。普通であれば、受付にいる担当者(女性の場合が多いです)が電話に出て、取次ぎをするのですが、その担当者がたまたま席を外していたとします。

あなたなら、その電話に出ますか?

日本なら、それは会社にかかってきた大事な電話なのですから、社員である貴方が出ても全く問題はありませんし、むしろ電話をかけてきた相手に対して、電話に出ないのは失礼ですよね。
営業時間内に電話をかけてきているのに誰も出ないなんて、不審がられてしまいます。

しかし香港の場合、電話が鳴っていようがほとんどのスタッフは全く無視して電話に出ません。
まれに、気を利かせて電話に出ようとするスタッフもいるにはいます。

日本人としては、電話に出るスタッフの方が好感が持てるのですが
電話に出ない香港人の言い分もあるのです。

彼らは、受付の仕事は自分の仕事ではなく、受付の人の仕事なのだと思っています。
自分の与えられた仕事の業務外なので、自分は出る必要がないと思っています。

もう一つ言うと、出てしまうと逆に迷惑になるかもしれないとも思っています。
どんな電話かもわからないのに、いつも通り受付けの人が出た方がスムーズだし、
受付の人が処理中の案件かもしれません。
(受付の人はホテルや飛行機の予約など庶務を任されていることがあります)

そして実際に、自分が親切心から電話に出たばっかりに、戻って来た受付の人から
「出なくていいのに」と逆に嫌な顔をされてしまうことがあります。

こういった一見よくある簡単なシチュエーションでも、自分の仕事と他人の仕事はきっちりと線引きしているのです。そうなると、もっとややこしいケースでも、「これは私の仕事じゃない」「これは私が決めることじゃない」「これは貴方の仕事でしょう」と線引きをします。

日本でも誰が処理する仕事かでトラブルになることがありますが、それでも日本は最終的には団体責任という雰囲気があります。相手がやっても自分がやっても良い内容なら、自分がやっておいてあげるのが親切ですし、気が利くというものです。香港の場合は、自分がやるべきところまではきっちりやりますが、それ以上のことはしませんし、してもいけないとすら思っています。

トラブルが起きたら
仕事をしていて一番やっかいなのがトラブルが起きた時なのですが、香港では自分に関係があるかないかで全く態度が変わります。

何かが起きた時にその原因は誰にあるのかというのを追及しますよね。
もちろん皆、自分は知らないとか聞いていないとか、やっていないなどと責任逃れを主張します。

それで、もし自分に関係がないと判断されれば香港人は心の底から安心して、その後のことは一切我関せずという態度を取ります。日本なら、たとえトラブルの決定打を打ったのが相手だとしても、その前に自分が気づいてあげられたんじゃないか、と考えて自分にも責任の一端があるような気持ちになりますよね。そしてつい「ごめんね、私も気づけばよかったんだけど」などと言ってしまいます。もちろん相手も「私のせいだから、貴方は気にしないで」という反応をするのです。

もしここで「私が気づけばよかった」なんて言ってしまえば、きっと相手からは「そうよ、なんで気づかなかったのよ。私がこうなったのも貴方のせいよ」などと言われてしまいます。

責任を持ちたくない
私が働いていたオフィスには事務の人たち(ほぼ女性、少数ですが男性も)がいました。日本でいうところの事務の女の子、OLさんなのですが、彼らは昇給は望んでいても昇格は望んでいませんでした。バリバリ働きたいという感じの女性は営業職だったり管理職だったり、それなりにキャリアアップしていて、さすが香港は男女平等で進んでいるなあと思ったものです。ですがそれはそれで、皆が皆、女性はバリバリ働きたいと思っているわけではありません。

どんなささいなことでも責任を取りたくない、昇格して部下をもつなんてもっての外、とにかく事務の仕事だけをしていたいという女性が結構いました。日本のOLでも、主任になりたいと思ってやっている人はそれほどいないと思いますが、香港の場合はあからさまなのです。

そういう人は仕事をしていても慎重で、営業さんが出張などで電話に出られないとすれば、自己判断で問題解決をしようとは夢にも思っていません。営業さんが決めることだから、営業さんと連絡が取れるまでは何も決められません。どんなに客がせかそうと、上司や本社がさわごうと、実際の所、自分でも判断できるような単純な内容だったとしても、責任外のことは断じてできいないのです。

これについては私もヤキモキしましたが、そういう人に言わせると、業務外のことをすることこそおかしいというのです。まあ、下手なことをして何かあってからでは遅いので、ある意味とても安全な考え方なのですが、これくらい前のめりにやっても良いのにと思っていた私は少々保守的に感じました。


いかがでしたか、責任範囲の線引きが曖昧な日本からしたら
香港人はちょっと細かすぎなくらい責任範囲についてはっきりしています。

まあでも、前の記事で書いたように3言えば3やる、10言えば10やるというルールなので
香港人を部下に持つ場合、やって欲しい仕事は細かく明確に分けておくのが良さそうです。

2018年3月3日土曜日

香港人の仕事の仕方②言ったもん勝ち


こんにちは、ヒナタです。

前回の記事で、香港人の特性として諦めが早いということを書きました。
https://hidamarihk.blogspot.hk/#!/2018/03/blog-post.html

今日はもう一つ、香港人に共通する特性で「言ったもん勝ち」というのを書こうと思います。

ちなみにこのブログは香港や香港人が好きな日本人だけではなく、
日本語が分かる香港人の方にも読んで頂いているかもしれませんね。

私は香港が好きで、香港にはもう10年以上住んでいます。
その上で香港人の同僚たちと仕事をしていて、日本人とこういう所が違うなと思うことがあります。

文化や国民性(香港は特別行政区なので区民性と言うべきかもしれませんが)について、
日本と比べて良い悪いや、優劣をつけるつもりはありませんので、お付き合い頂ければ幸いです。

香港人は声が大きい方が良しとされる。その理由は?
まず、香港に旅行に来たことがある人ならおそらくすぐに気が付くと思いますが、香港人はとにかく声が大きいです。訪日香港人が年々増加しているので、今ならそれを日本国内でも体感できるかもしれませんね。良く言えばにぎやか、悪く言えばうるさいのですが、とにかく地声がとても大きいのです。

その理由の一つとして考えられるのが、香港という土地柄、人口密度が高くて周囲の音がいつどこにいても聞こえてくることが挙げられるでしょう。周りの声が聞こえてうるさいから、自分たちの話し声もどんどん大きくなってしまいます。

それからもう一つ、あえて大きな声を出している部分もあります。例えばオフィスで同僚と二人だけで会話をしていても、相手は大声で話します。他の人にも聞こえるよう、むしろ聞いてくれとばかりに話すのです。話しに横から飛び入りしてくれるのを待っているとも言えます。日本人だったらこういう時、相手にだけ届くような声の大きさで話しますよね。

香港人は、大勢でワイワイ騒ぐのが好きなので、大声であればあるほど楽しいと思っています。友達と会うのも、大勢であれば大勢であるほど楽しいし、パーティやバーキューなど、知らない人だって平気で連れて行きます。とにかく人数さえ多ければなんだって良いのです。

私はあまり声が大きい方では無く、声も低いので意識してハキハキ話さないと香港人の間ではすぐに声がかき消されてしまいます。よく、私と香港人がオフィスで話していると、周りの同僚からは私の声が全く聞こえなくて、私と一緒にいる香港人が一人で話しているのかと思ったと言われました。え?と聞き返されるのも、私の話す広東語が分からなかったという他に、私の声が聞こえなかったというケースも多々ありました。

喧嘩の内容すら聞いてほしい
では喧嘩した時にはどうかというと、それもやっぱり大声です。
香港映画を見ていたら、大声で喧嘩をしているシーンはよく登場しますよね。あの広東語の独特の口調で口喧嘩をしている光景は、香港の街中でも良く見かけます。

日本で他人同士の喧嘩の場面にでくわすことって、そうそうないですよね。

香港はMTRの中の恋人同士であっても大声で喧嘩をします。それでお互いの主張をはっきりきppぱりと述べます。まるで自分が正しいと思っていること、怒っている内容について正当性を主張するかのように周囲の人に聞こえるように話しているのです。

オフィスでのあるある
同僚同士や、上司と部下で喧嘩が食い違ってしまうことは大なり小なりあります。
喧嘩というほどの険悪な状況ではなくとも、オフィス内で意見が食い違う時はよくあります。

そんな時、便利なのが「どうして教えてくれなかったの」です。
例えば9時半からミーティングがあったとしましょう。
ミーティングのことは前日にメールで通知されていましたが、香港人のA子は忘れていてトイレに行っていました。トイレから帰ってみると、会議室でもうミーティングが始まっています。

すみません、と自分が忘れていたことを謝るのかと思いきやA子はこう言います。
「どうして誰も教えてくれなかったのよ」

我々も学生のころ、寝坊してしまったらまずは親に「どうして起こしてくれなかったの!」と言いましたよね。そして「何度も起こしたけど起きなかったのはあんたでしょう」と返されたものです。

香港では何と、家族でもない、ましてや社会に出てからもこういう言い方がまかり通るのです。
日本人上司にしてみれば、自分のミスを周りのせいにするのは社会人として問題ありですが
香港ではこれは言ったもの勝ちです。これを言うことによって瞬時に自分の過失が相手に責任転嫁されてしまうのです。不思議な流れですよね。

会社でこういう言い方をするのはさすがに日本人としては半人前ですが、
プライベートな時に香港人を相手にあえて使ってみるのはありかもしれませんね。

2018年3月2日金曜日

香港人の仕事の仕方①諦めが早い


こんにちは、ヒナタです。

今日は香港人の国民性(国というか特別行政区ですが)について書こうと思います。

はじめに、日本人が「事なかれ主義」というのは今に始まったことではないですよね。
揉め事を起こしたくない、意見も態度も曖昧ではっきりしない、穏便に済ませたい、
それが日本人の国民性というものです。こういう気質は日本社会でなら通用しますが、
海外に出てこういう態度でいると外国人にしばしば誤解を招いてしまいます。

一方、香港人はといえばもちろん日本人のような曖昧さはありませんので
日本人に比べれば白黒はっきりしていて、イエス・ノーは明確だと思います。

それに加えて私が肌で感じる香港人らしさのひとつに、「諦めの早さ」があります。
良く言えば「長いものに巻かれる」、悪く言えば「諦めが早すぎる」と思うのです。

そんな香港人の性質について書いて行こうと思います。

※ここで言う「国民性」とは全員に必ずあてはまるものではなく、あくまで傾向です※

諦めるのが早い
香港人と一緒に働いていると、諦めが早いと思う場面に良く出くわします。

例えば、オフィスでありがちな事件が起こったとしましょう。
・新しく来た上司がわけもわからずトンチンカンな指示を出す。
・運送会社が来ないので出荷が間に合わない。
・業績が悪いので今年のボーナスは出ないことになった。

これらのことについて、当然、香港人は不愉快な思いをします。
それではどうするかというと・・・

・新しく来た上司がわけもわからずトンチンカンな指示を出す。
 →陰で文句をいいつつも従う。

・運送会社が来ないので出荷が間に合わない。
 →仕方がないので客にそう伝える。

・業績が悪いので今年のボーナスは出ないことになった。
 →しょうがないので受け入れる。或いは、どうしても嫌なら辞める。

諦めが早いと思いませんか。私はものすごくびっくりしていました。
おそらく私を含め、日本人ならどうするかというと

・新しく来た上司がわけもわからずトンチンカンな指示を出す。
 →上司に現状を説明して、トンチンカンな指示を出していることを自覚させる。

・運送会社が来ないので出荷が間に合わない。
 →他の手段を考えて何とか間に合わせる。
  どうしても他の手がなければ客先には間に合わせる手段がないことを説明する。

・業績が悪いので今年のボーナスは出ないことになった。
 →ある程度は会社に抗議する。

もちろん会社の雰囲気や環境によって一概には言えませんが、
とにかく香港人は不平不満を抱いて、実際にかなり不満を口にするものの
ではどうするかというと「受け入れる」というか「諦める」ケースがとても多いように思います。

どうして諦めてしまうのか
香港という土地柄、イギリスと中国が話し合って香港のことを決めていたので、香港の立場としては「騒いでもしょうがない」という国民性が出来上がったと言われています。

上が決めたんだからしょうがない。
できないものはできない。
無理なものは無理。

そういった気持ちが大きくあります。

現状を変えよう、とか
取り組めばできるはずだ、とか
不可能を可能にする!

というようなチャレンジ精神が見受けられない人が実に多いと思います。

逆に、現状にチャレンジする人(日本人など)を「すごいなあ」なんて思うこともなく
「無駄なことして」「そんなことしても意味ないのにバカだな」という冷めた目で見ているわけです。

まるで都会っ子のような目線で、ワーワー騒ぎたてることをダサいとすら思っているようです。

香港人の仕事の仕方
それでは香港人は仕事に不向きなのかというと、そうではありません。
ある意味、その辺の日本人よりもずっと正確に仕事をこなします。

日本人のようにダラダラ残業してまで会社に貢献はしませんが、
勤務時間内はきっちり仕事をして、与えられた業務は完璧にやってくれます。

計算されせればミス無し、
在庫管理をさせればミス無し、
書類を作らせればミス無し、

ただし、これにはテンプレートが必要なのです。

日本人が言うような曖昧でフワっとした指示では通じないのです。
突然スタッフに「在庫管理をして」と言っても、それだけでは動いてくれません。
まずは上司が在庫管理表をエクセル等で作成してあげなければならないのです。

「こういう表を作ったから、ここに日付と数量を入力して・・・」と管理の仕方を説明すれば、
スタッフはその通りにきちんと忘れることなく管理をしてくれます。

もしその管理表に必要のない項目があったり、何か変なところがあっても
それをスタッフの方から指摘してくることはほぼありません。
その管理表の精度を高めるのはスタッフの仕事ではなく、上司の仕事だからです。
どんなに変な表でも、上司の言った通りに使うのがスタッフなのです。

同じく、運送会社のせいで出荷が間に合わないという時、
香港人のスタッフにとっては自分の与えられた仕事の範囲内ではどうしようもないことなのです。
「なんとかしなければ」という意識はありません。「仕方がない」の一言なのです。

諦めてばかりでいいの?
それでは、こういう気質は良いのか悪いのか、というと何とも言えません。
そもそも異なる文化において、どちらかを基準にしない限り良いも悪いも言えないのです。

曖昧さが良しとされる日本では、はっきりと物事を言ってしまうのは時に失礼ですよね。

同様に、どんな諦めることを良しとする文化においては、
できるところまで抵抗したり、あえて戦ったりすることは、
時間と労力の無駄で、格好悪いのかもしれません。

香港人と働くコツ
そもそも日本人と同じことを期待してはいけません。

彼らは彼らなりに合理的に物事に接しているので、
やる気がない、積極性がない、問題解決能力がない、と見えてしまいますが

彼らは自分の与えられた任務を果たすだけです。
それ以上でもそれ以下でもありません。

サービス残業はしませんが、勤務時間内はきっちり働くし
言われた仕事は言われた通りにきちんとやっています。
3言えば、10やってくれないのは当然で、プラスアルファを求めてはいけません。
こちらが3しか言わなければ3しかやらないのは当然で、10言えば、10やってくれます。

それに「仕方がない」と受け入れてくれるのはマイナスではありません。
相手が長いものに巻かれてくれるからこそ衝突しないとも言えます。
そういう意味では、日本人の「事なかれ主義」とちょっと意味は違いますが
香港人はまた別の意味で「事なかれ主義」なのかもしれませんね。

2018年2月25日日曜日

日本人と香港人、飲茶の違い


こんにちは、ヒナタです。

今日は香港ならではの飲茶のお話です。
香港に来たことがある人なら、誰でも一度は飲茶をしたことがあると思います。

私も初めて香港に来た時、ガイドブック片手に飲茶をしたものです。
旅行者にありがちなのですが、最初は夜ごはんに飲茶を食べに行こう!と思ったものの
夜にやっている店はありませんよね。

今でこそカジュアルな飲茶の専門店ができましたが基本的に「飲茶屋さん」というのは無く、「○○酒楼」など中華料理のレストランで朝から夕方までの間に提供されています。夜は潮州料理なり、広東料理なり、火鍋なり、それぞれのレストランごとのお料理を提供しています。

日本人の飲茶の定番メニュー
日本人が頼みがちな飲茶のメニューは下記です。

叉焼包(チャーシューバオ)
燒賣(シュウマイ)
蝦餃(海老餃子)
小龍包(ショウロンポウ)
春巻(春巻き)
腸粉(ライスペーパー包み)
芒果布丁(マンゴープリン)
蛋達(エッグタルト)
芝麻球(胡麻団子)
糕(マーラーカオ)

これらは日本でも人気のある点心です。
日本人に馴染みのあるものばかりですね。

香港に住んでいて、日本人と飲茶に行くと大体こういうメニューに偏ります。

香港人の飲茶の定番メニュー
ところが、飲茶の本場の香港人と一緒に飲茶に行くと、ちょっと違った頼み方をします。

叉焼包(チャーシューバオ)
燒賣(シュウマイ)
蝦餃(海老餃子)
小龍包(ショウロンポウ)
春巻(春巻き)
腸粉(ライスペーパー包み)

これらは香港人もよく頼むのですが、日本人に人気のデザート系はあまり頼みません。

それから、まんじゅうや餃子など個別につまめる点心以外にも、
おかずとして取り分けて食べるようなメニューも好きです。

鼓汁蒸鳳爪(鶏の足の黒豆ソース蒸し)
糯米鶏(鶏肉入りのおこわ)
蘿蔔糕(大根餅)

それから、日本人があまり頼まない(馴染みのない)下記の点心ですが、
香港人と一緒に行くとよく頼みます。

鮮竹巻(湯葉包み)
山竹牛肉球(ビーフボール)
 鹹水角(ひき肉入り揚げもち)
 糯米鶏(ローマイガイ)
蘿蔔糕(ローバッコウ)

さらに、野菜とご飯ものが欠かせません。

点心を頼んだら、必ず茹で野菜(レタスやガイラン)か、炒めた野菜(空心菜など)を頼みます。
ご飯ものは炒飯と炒麺(焼きそば)をひとつづつ頼むのがよくあるパターンです。

お茶の気配り
飲茶の作法の基本中の基本ですが、お茶を注ぐことを忘れてはいけません。

日本人同士で行くと、どうしても点心を食べることばかりに夢中になってしまいます。
お茶は無くなったら自分で入れるか、或いは気の利く人が気を遣ってたまに入れてくれます。
入れてもらったら「あ、すみません」などどいちいち言わなければならないしちょっと面倒ですね。

しかし香港人と行くと、両隣の人のお茶は常に満タンでなければなりません。
言うならば上司のビールが空になる前に注ぐように、湯飲みからお茶が半分もなくなる前に
誰かがサッとお茶を注ぎ足してくれます。そのため、お茶は常になみなみと注がれているので気づいたら結構お茶を飲んでいるものなのです。これが飲茶の飲茶たるゆえんなのかもしれません。
香港人は注いでもらっても恐縮することはありませんので、テーブルに指をコツコツと鳴らしながら「むごーい」と言います。

日本人はつい食べる方に走りがちですが、お茶を注ぎ合うことも忘れないでほしいですね。

いかがでしたか。書いているだけでも飲茶に行きたくなってきました。
ぜひ、香港で飲茶に行くときは、変わったメニューにトライしてみてくださいね。

2018年2月23日金曜日

香港人の食習慣②味精(化学調味料:メイゼン)


こんにちは、ヒナタです。

香港人と会話をしていると、広東語で「味精(メイゼン)」という言葉をよく聞きます。
化学調味料、MSGと言われるものを指します。

「外食が美味しいのは「味精」がたくさん入っているからよ」
「日本人は「味精」を使わないんでしょう?」
「新しく出来たあの店は「味精」を使っていないんだって」

などなど、とにかく味精というものを意識しています。
中医でいうところの医食同源、香港人の食へのこだわりは食材や調理法というよりも、
身体に優しいかどうかも非常に大切な要素なのです。

今日は「味精」について書いていきます。

味精とは?
まず味精とは何かですが、日本語にすると「化学調味料」英語では「MSG」となります。

日本で化学調味料といえば思いつくのが味の素社の味の素ですよね。
昔はどの家庭にもあったようですが、一時期、身体に有害だという疑惑が浮上して下火になりました。家庭で料理を作る際にも、ほとんどのレシピには味の素は書かれていませんから使う人も少ないのではないかと思います。

結局、本当に身体に有害なのかと言えばそうでもなく、味の素社のHPによると安全な食品添加物だそうです。商品の説明にも「昆布のうま味の素であるアミノ酸(グルタミン酸)から生まれたうま味をきかす調味料」と書かれています。これほど長い歴史を経て今なお販売されているのですから、おそらく一時期言われたように人体に有害ということではなさそうです。

ちなみに、化学調味料はダメだと言っている香港でも味の素社の味の素は売られています。
買う人はいるのかな、日本人が買うのかなといつも気になっています。

 「味の素」以外にも
では「味精」は味の素社の「味の素」だけを指すのかというと、それだけではありません。
市販の鶏ガラスープの素など、とにかく市販の調味料には使われているそうです。

日本でも有名な李錦記ブランドの鶏ガラスープの素「鶏粉」というのがあります。香港のスーパーではとても売り場も広く取っている所が多く、大きさや形状が違うものなど種類も豊富です。
この「鶏粉」も市販のスープの素なので、香港人に言わせれば「味精」が入っているそうです。

しかし不思議なことに最近、李錦記の「鶏粉」に「不含味精」という文字が着くようになりました。
ということは無添加バージョンが出たのか、と思い香港人に話したところ、「鶏粉」は「鶏粉」だから「味精」が入っていないわけがないと言われてしまいました。

なんにせよ、香港人は市販の調味料にはものすごく敏感ということです。

「味精」が入っているとどうなるのか
外食すると当然、家で作るより味が濃くて美味しく感じます。これは香港人に言わせれば「味精」を使っているからという事になります。そんなこと分かるのかと半信半疑ですが「外食をしたあとはやたらと喉が渇くから」と言うのが理由だそうです。確かに家で食べるより味が濃いから塩分は高めなんだろうし、その分喉が渇くのかもしれません。それが味精の仕業かどうかは今のところ証拠が掴めていません。

「味精」を避けるにはどうすれば良いのか
それではここまで香港人が嫌悪感を示している「味精」を避けるにはどうすればよいのか。

外食先では基本的に仕方がありません。実際のところ、香港人は共働き家庭が多く外食をする機会も多いので、外食は身体に悪いと分かっていながら頼らざるを得ない状況です。

家で作る時は、もちろん化学調味料は加えません。鶏ガラスープにしろ、自家製です。しかしあれだけスーパーに鶏粉が並んでいるのを見ると、使っている人がいるのでしょうが。

日本食に味精は入っていないのか
香港人は日本食が好きな人が多いのですが「日本食に「味精」は入っていないでしょう?」とよく聞かれます。もちろん「入っていない」と断言していますが、実際どこまでを「味精」に含むかで回答は変わってきます。

前述の通り、味の素社の「味の素」は基本的には入れないと思います。
しかし私たち日本人が家庭で使用している市販の「顆粒だしの素」や「めんつゆ」や「コンソメ」、さらに「市販のカレーのルー」「中華スープの素」なども化学調味料だと言うのなら、「味精」を使用していることになってしまいます。

香港人が日本で食事をしたり、香港で日本食を食べる時はおそらく外食ですから、きちんと出汁を取って料理を作られていると思います。家庭で作る時、私も出汁や麺のつゆくらいは自分で作りますが、さすがにコンソメだけは自分で作る気がしませんのでコンソメスープの素を使います。それにカレーも手作りすることもできますが、やはり市販のカレールーは手軽なので使ってしまいます。

健康には気を遣っていますが、やはり市販の調味料に一切頼らないのは厳しいですね。
気になること
そういうわけで、香港人は「味精」についてとても敏感で健康志向なのですが、ずっと気になっていることがあります。

日本人の私の目から見て、香港人は炭酸飲料をよく飲み、インスタント麺をよく食べます。ご存じの通り日清の出前一丁は香港で爆発的人気があり、色々な味が発売されています。どの家庭でも出前一丁のストックはあり、外食先でも朝食セットや午後のアフタヌーンティセットで食べられています。これだけ「味精」が入っているということに敏感なのに、そう知りつつもインスタント麺は食べてしまうというようです。炭酸飲料だって、甘味料など色々な成分が入っていてあまり健康的な飲み物とは言えません。それでも香港人は食事時にドリンクとして炭酸飲料を飲んでいます。

いかがでしたか。日本は食品添加物が多く使用されており、パンなどほぼ腐らないですよね。
香港人たちは、日本の食品に絶大な信頼を寄せており日本製の食品の添加物についてはあまりうるさくない気がします。

2018年2月21日水曜日

香港人の食習慣①熱氣(熱気:イッヘイ)


こんにちは、ヒナタです。

今日は香港人の食習慣について書こうと思います。

皆さんは「熱氣(イッヘイ)」ってご存知でしょうか?
香港人の友達がいたり、香港に住んでいる人はおそらく誰もが聞いたことがあると思います。
医食同源の香港では、老いも若きも食べ物の効能について知っています。
その食べ物が「熱氣(イッヘイ)」であるかどうかは非常に大切なわけです。

私は最初、というか何年もの間ずっと「熱氣(イッヘイ)の意味が分かりませんでした。
香港人は何を言っているんだろう、迷信を信じすぎじゃないかとずっと思っていました。
しかし10年以上住んでいたら、ようやくその意味が分かってきました。

熱氣(イッヘイ)とは?
中医の考え方で、「熱氣」というのは揚げ物など脂っこいものを食べたり、過度の喫煙や飲酒、徹夜などの疲れ、精神的な疲れ、ストレス過多などの原因で、口内炎や喉の痛み、不眠、ニキビ、便秘が起こることを言います。「熱氣」は「上火」とも言います。

熱氣(イッヘイ)の食べ物
まず熱氣に属する食べ物についての分類が必要となります。

下記が熱氣と呼ばれる食べ物です。

・辛いもの、熱性の食べ物
 四川風麻辣鍋、揚げた豚肉、羊肉、牛肉、鶏肉、
 香辛料(ネギ、しょうが、にんにく、にんにくの芽、唐辛子、玉ねぎ)
 ごま油
 ナッツ類(ピーナッツやカシューナッツ)
 シナモン、フェンネル、

・熱性の果物
 ドリアン、ライチ、マンゴー、ロンガン、

・甘いもの
 ケーキ、ドーナツ、チョコレート、キャンデー、ビスケットなど
 また砂糖の入ったコーヒー、お茶、コーラ、炭酸飲料

・冷たいもの
 特に風邪や気管支炎の時、免疫力が低下している時、高齢者などは避けた方が良い。

他にもマクドナルドなどのファーストフード、香港人が大好きな火鍋なども熱氣とされます。
揚げ物や脂っこいもの、ジャンクフード、摂取しすぎると太るような食品などが、熱氣に属しているイメージです。

とはいえ、熱氣を避けようと美味しいものを排除して生活するわけには行きませんよね。
そこで下記の対策があります。

・熱氣の適量摂取
・熱を下げる食品を摂取

熱を下げる食品
香港では熱氣の食品を摂取したら、熱を下げる食品を摂取すると良いとされています。
熱を下げる食品には下記のようなものがあります。

・果物
 バナナ、すいか、梨、トマト、キウイ、ドラゴンフルーツ、ハミウリ、レモン、ミカン、パパイヤ等

・野菜
 空心菜、ほうれん草、もやし、大根、冬瓜、ゴーヤ、キュウリ、レンコン、セロリ、にんじん等

・飲料
 緑豆のお汁粉、冬瓜茶、サトウキビジュース、アロエジュース、レモンジュース、
 ココナッツジュース、ミントティー、ジャスミンティー、ローゼルティー、ローズティー等

いかがでしょうか。

私も最初は半信半疑でした。
香港人が脂っこいものを食べた後は喉が痛くなるとか、口内炎ができると言っているのを
別にそんなことないのに、単なる思い込みじゃないかなと思っていました。

ある時、私はライチをたくさん買って家で食べていました。
日本と違って旬には安くてたくさん手に入るので、ここぞとばかりに毎日食べていました。
それに果物なので、多少たくさん食べても構わないだろうと思っていました。
しかしたくさん食べた後、なんだか体が火照って、喉も痛くなってきました。
たまたまだろうと思って翌日、またライチを食べていたら同じような症状になりました。
そのことを同僚に話すと、ライチは熱氣の食べ物だから一度にたくさん食べてはいけないと言われたのです。ピーナッツならともかく、ライチはみずみずしくて淡泊な甘さなのになぜ熱氣と言われるのか最初は理解できませんでした。しかし実際にライチを食べた後に感じた不快感を思うと、熱氣とはこういうことを言うのかもしれないと思うようになりました。

その後も、ハンバーガ―やポテトなどを食べたら、確かに喉が微かに痛くなる感覚がありました。
今までなかったのではなく、今まではそれを症状として気に留めなかっただけのようです。
意識するようになってみると、本当に高カロリーの食事をすると喉が少しチクチクするのです。
熱氣というコンセプトが無い日本では感じないで過ごしてきましたが、
よくよく観察してみると香港人が言う「熱氣」の感覚を感じるようになってきました。

是非、皆さんも熱氣を含む食事の後の喉の感じを観察してみてほしいと思います。

2018年2月20日火曜日

香港人は噂好き?八卦とは?


こんにちは、ヒナタです。

占いは「当たるも八卦当たらぬも八卦」、当たるとは限らないものと言いますよね。

この「八卦」という言葉ですが、広東語ではよく使われます。
「八卦(パッグア」と発音し、「噂」だとか、「ゴシップ」の意味で使われます。

今日は香港人の「八卦」について書こうと思います。

八卦(パッグア)について
噂やゴシップという訳に当たるような言葉ですが、はっきり直訳できる日本語がありません。

「八卦雑誌」というと、「ゴシップ誌」というような意味になります。
日本のいわゆる週刊誌、芸能人のスクープが載っているような大衆雑誌のことです。

また、根掘り葉掘り人のことを聞いてくる人のことを指して「八卦」とも言います。

例えば、オフィスで普段からあまり親しくない同僚からこう話しかけられたとしましょう。
同僚「ねえねえ、昨日尖沙咀であなたを見かけたわよ。男の人と一緒にいたわね」
私「ああ、うん・・」
同僚「ねえ、あの人誰なの?前に写真で見た彼氏とは違う人だったみたいだけど」
「あなたって何でも聞いてくる人ね」

ここで「你 好八卦」を使用します。
日本語だったら、答えたくない質問は曖昧に回避しますよね。

広東語の場合は、ちょっと嫌味っぽく相手の性格をズバリ言うわけです。

どこからが八卦な人?
香港は基本的に噂好きな人が多い印象ですが、やはり全員そうではなく個人差です。

オフィスなどで同僚と世間話などを話していると、とにかく香港人は皆声が大きいので会話の内容は周りの人に聞かれてしまいます。私は別に隠すほどの内容でなくても、目の前の相手に聞こえる程度の声で話しますが、相手は他の同僚が話に入ってきやすいように考えているのか?それとも単に声が大きいのか?とにかく遠慮なしに大きな声で話すのです。

他の同僚は、知らない顔をして仕事をしていますが、実はよく内容を聞いているものです。
まあ、そっちに聞こえるように話しているので、聞かれてしまうのは仕方ないですよね。

そして、そのちょっと耳にした内容について、後からコソコソと聞いて来る人がいます。
「彼氏できたんだって?」「上司のこと嫌いなの?」「最近ダイエットしてるって?」
そういう人に限って不思議と自分のプライベートはあまり明かさないのです。

プライべートや個人情報に詳しい
香港人は不思議と同僚の給料の額を知っています。給与なんて人事と経理と上司くらいしか知らない機密事項なのに、なぜか香港人は知っているのです。私はもちろん給与額を誰にも明かしていなかったのですが、上司のミスで給与額が同僚にバレてしまったことがあります。その後も少しづつ昇給しましたが、バレた時点から何年たっても、だいたいどのくらい昇給して、と考えるとおおよその見当がつきますよね。

また、人のプライベートに平気で口を挟んできます。彼氏がいないというと、「彼氏を早く作りなさいよ」とか、「彼氏できた?」とか、「もう30過ぎてるのにヤバいんじゃない?」「子供産むなら早い方がいいよ」など、そういうことを男女問わず、年齢問わず、職位を問わず、ずけずけと言ってきます。日本では結構なセクハラになると思いますが、香港ではそれが普通になっています。
私は言われて嫌な気分でしたが、私の他に言われている子はどう思っているんだろうと思って聞いてみたことがありました。その女性は36歳で30代に入ってから一度も彼氏ができておらず、半分からかわれているような口調で「早く彼氏作りなよ」と言われていました。そこで聞いてみたところ、「別に嫌ではないけど、ちょっと恥ずかしい」と言っていました。意外でした。本人がそれで嫌な思いをしていなければセクハラにはならないので、これはこれで良いみたいです。

ともかく、それ以上もう質問に答えたくないという時は「你 好八卦」と言えば良いのです。
これが結構、威圧感のある言葉で相手も苦笑いしてそれ以上は聞いてこなくなります。
まあこちらは外国人なので「そんな言葉よく知ってるね」と変に感心されるかもしれませんね。

何でも聞かれることにいちいち正直に答える必要はありません。
給与だって、家賃だって、プライベートのことだって、何でも遠慮なく質問してきます。
香港人てこんなことまで聞いてくるんだなぁ、と素直に答えていたら馬鹿を見ます。
香港人は何を聞かれても言いたくないことは答えないものなのです。

初公開!Supper moment 「請講」の歌詞 日本語訳

お久しぶりです、ヒナタです。   Supper moment の2014年5月発売のアルバム 「世界變了様」を入手しました。   今まで、SMの曲は主にYoutubeで拝聴していました。 先日Youtubeで無料で公開された2018年コロシアムライブを見て 再び...