2019年6月6日木曜日

生足が当たり前!働く香港人女性の服装事情

こんにちは、ヒナタです。

日本ではオフィス女性のパンプスを巡って物議を醸しだしていますね。
確かにヒールの靴は足を痛めてしまいます。

香港の働く女性たちがどういう恰好をしているのか、ご紹介したいと思います。
働く香港の女性
オフィスにおいて、日本に比べて男女の差が無い香港では
営業でも、事務員でも、バスの運転手でも、当然女性が活躍しています。

でも、企業に勤めているとやっぱり比率的に営業は男性、事務は女性が多くなります。
取引先の部長が女性ということは当たり前にありました。

ちなみに私は日本人なのでちょっと特殊なポジションでした。
営業ではないけれど事務でもなく、何でもやっていました。

香港島の働く女性たち
香港島、特にセントラルやアドミラリティ―など金融街で働く人たちは
ブランドもののスーツやワンピースを着る人が圧倒的に多くいます。

欧米人も多く、通勤時間帯やお昼休みの時間になると
黒のパンプスを穿いた女性たちが颯爽と歩いて行きます。

ただし、ストッキングは穿きません。
スーツ、生足、パンプスという恰好です。
裸足にそのまま靴を履くことに最初はびっくりしましたが、皆こんな感じです。
九龍で働く女性たち
九龍もハーバーシティなど企業が多く集まる中心地ですが、
香港島と雰囲気が違ってカジュアルになります。

通勤は基本的に私服、それぞれ自分の好きな恰好で出社します。
会社やポジションによって多少は格好に気を遣うことがあると思いますが
比較的ゆるいので社内にいるポジションの場合は何でもかまいません。

私は20代半ばの夏には
ポロシャツ、ショートパンツ、サンダル、で出社していました。
今思えばすごいですが、同僚もこういう感じだったので社風も関係ありますね。

さすがに20代後半からはもう少し控えめになりましたが。
新界で働く女性たち
私が長く務めた会社が新界でした。
工業ビルが多く、待ちゆく人たちも刺青が入ったガテン系の配送業者の人が多く、
道はでこぼこ、大きなトラックもひっきりなしに通ります。

ハイヒールなんて穿いて行ける環境ではありません。
場所柄、オフィスで働くポジションの人はカジュアルかつ軽装が必須です。

私は取引先に会う必要がある時だけ、きちんとしたスーツやパンツでしたが
その他の日はジーンズで出社していました。
ストッキングの必要性に疑問
多くの香港人女性が生足なのは、最初はおどろきました。
日本では通勤に生足というと、きちんとしたイメージがありませんよね。

しかし、私もストッキングを着用しなくなって数年、
今だに生足の香港人女性を見るとなんだかなあと思っていますが、
それでもストッキングをはくことも疑問を感じてしまいます。

冬は寒くて夏は暑い、ストッキングをはいたところで遠目には見えない、
すぐに伝染して破れる、靴を脱いだらどんなにきれいな女性でもひどい匂いがする、
1足500円くらいでもすぐ伝線してダメになる、安いものは穿く時点で破れたりする、
こんなもの穿くメリットって何なのでしょう?

私はストッキングをはくのが嫌なので
きちんとした服装をする場合はパンツスーツで
くるぶしの部分だけの短いストッキング靴下を穿くか、
冬ならワンピースに黒のタイツを穿いていました。

最初の話は戻って、パンプス論争も同様に、あまりメリットは感じません。
安定が悪く姿勢が悪くなるし、早く走れないし、いわれて見れば不健康ですよね。

私も仕事を辞めてから1年で足の裏の硬くなった部分がなくなりました。
今まで通勤でヒールのある靴を履いていて、足に負担がかかっていたのです。

賛否があるにせよ、いい動きだと思います。
これまで当たり前だと誰もが信じて疑わなかった昔からの習慣を、
今一度、本当に機能的なのか?必要なのか?意味があるのか?と
別の角度から問いかけてみるところに進化への第一歩がある気がします。

女子生徒のブルマが廃止されたように、機能的でないものの存在を
今一度考えてみるとおもしろいですね。

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