いつも香港の家庭料理を紹介していますが、
今回は珍しく香港のデザートをご紹介します。
最近、午後3時を過ぎると口さみしくて何か食べたい・・
でもスナック菓子やチョコレートが食べたいわけじゃない。
身体にやさしくて、ちょっとおなかに溜まるもの。
そんな時、香港のデザートがぴったりです。
海帯緑豆沙の効能
日本のデザートといえば、アイスクリームやパフェといった甘くて、美味しくて、特に女子が好きなものですよね。
香港のデザートはちょっと違います。
普段の食事と同じように、香港人はデザートでも医食同源の基本を守っています。
ただ美味しいからだけではなく、今の自分の体調に合ったものを取り入れます。
例えば海帯緑豆沙の場合、身体を冷やす食べ物に分類され、
暑い夏に暑気払いとしてぴったりです。高血圧にも効き、肌に潤いを与えます。
妊婦さんは食べてはいけないものとされ、私も妊娠中にみんなは食べているのに
私だけもらえないという悲しい思いをしました。
材料
さっそく材料を紹介しましょう。<海帯緑豆沙> 4人前
緑豆 300g
昆布 10g
陳皮 4g ※干したミカンの皮です。
水 2リットル
氷砂糖 120g ※なければグラニュー糖でも可。
色々なレシピがありますが、私はこれが一番、外で食べられるものに近いと思います。
前に別のレシピで作った時、緑豆80gに対して水3リットルで、かなり水っぽいお汁粉ができてしまいました。
作り方
下ごしらえ
1.緑豆をたっぷりの水(分量外)に1時間浸けておく。
2.昆布は3㎝くらいの長さ、幅は5mmくらいに刻んで水(分量外)に1時間漬けておく。
3.陳皮も水(分量外)に1時間浸けておく。
煮込むだけ
4.鍋に、水、緑豆、陳皮を入れて強火にかけ、沸騰したら弱火にして約1時間ほど煮る。
5.昆布を入れて、20分ほど煮る。
6.最後に氷砂糖を加え、溶けたらできあがり。
お正月の黒豆を煮るよりもずっと楽で、簡単なお汁粉です。
家で作るとお茶碗4杯分はたっぷり食べられます。
是非作ってみてくださいね。
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