お気づきかもしれませんが、私はL'arc~en~Cielが好きです。
今月もHydeが香港でライブを行い、私も行ってきましたが香港でも人気があります。
今回はラルクについて語ろうと思います。
ラルクとの出会い
誰でも10代の頃に聞いた音楽には強い影響を受け、一生聞き続けるもので私や同世代の人がそうであるように、私も10代の頃にラルクに初めて出会いました。
「Honey」や「花葬」が流行った1998年からブレイクし出すのですが、
私はそれより少しだけ手前、1996年11月の「Lies and truth」が最初に聞いた曲でした。
当時、友達がLuna Seaのファンで私に色々とLuna Seaやペニシリンなど
いわゆるビジュアル系バンドのCDをかしてくれていました。
友達ほどではなかったものの、私もLuna Seaの曲は好きになったし
心に刺さるものがあって聞いていました。特にMotherは好きな曲です。
そんなある日、11月21日に発売されたばかりのラルクの「Lies and truth」を買った友達が
いつものように私にかして聞かせてくれました。
ラルクの存在も知らなかったのでまだまだマイナーなバンドだと思っていました。
曲はペニシリンとかに比べたら聞きやすくポップで明るく、疾走感があって、
独特できれいなHydeの声、すぐに気に入りました。
それでもすぐにはまったわけではなく、その後の音楽番組で初めて
ラルクの姿を見て、実はあの人たち有名なんだな、と思って興味を持ちました。
シングルCDのジャケットに彼らの顔写真は無かったので
実はテレビで初めて彼らの顔を見ました。みんなカッコいいなと思いました。
あの事件
実際に「Lies and truh」、その前の「Flower」「風にきえないで」あたりからラルクはテレビでの露出度が増え、ちょうどノリに乗っているところでした。
私もこれからのラルクに期待をして、それまで発売されたアルバムを
レンタルCD屋で借りて聞きまくっていました。
そんな中での97年2月、、ドラムのSakuraが逮捕され
ラルクは活動休止となりました。
テレビでニュースを見た時は、なんとも言えずショックでした。
昨今、芸能人やアーティストの同様のニュースは少なくありませんが、
当時10代の私には何の免疫もありませんがから、それはもう大事件でした。
ラルクはもう活動できないのだと思いました。
東京ドームライブ
高校生になって秋ごろ、同じクラスにいても仲良しグループが違ってあまり話さない子から、「ラルク好きなんでしょ?私も!」と声をかけてもらいました。
その子とは行動を共にするほど仲良しではなかったものの、
ラルクの話ができる唯一の友達でした。(今思えば学生時代の付き合いって不思議)
ラルクは97年の10月に「虹」を発表し、復活を果たしました。
その友達はラルクのファンクラブにも入っていたので、
東京ドームで行われるラルクの復活ライブを見に行こうと誘ってくれました。
今思えば、あれが人生初のライブだったのかな?
しかも東京なんて行ったこともありません。
友達は、中学の時の同級生も一緒に連れて行って、
みんなで原宿とか行って人気ブランドの洋服を買おう、と計画をたて
友達の手配であれよあれよとライブチケットも深夜バスも用意されました。
私は原宿で売っている服のブランドなんて全然知らなかったのですが。
深夜バスは夜に出発、早朝に東京品川に着きました。
バスでは座りっぱなしで寝心地は良くなく、
早朝にやっているお店はファーストフード店しかなくて
歯を磨いたり朝ごはんを食べるためにファーストキッチンに入りました。
私は寝ぼけていたのか、紅茶に砂糖を一袋入れたつもりが中身が塩で
東京の紅茶はまずいなと思いながら飲み干しました。
今でも不思議なのですが、なんで袋入りの塩がついてきたのでしょう。ポテト用?
ライブは夜なので、日中は友達やその同級生に付き合って買い物です。
その当時はどこを歩いていたのか分からなかったのですが、たぶん109だったと思います。
色んなブランドのお店で、みんなが高い服をたくさん買っているのが不思議でした。
「何か買わないの?」と言われ、何とか私も1枚5000円のスカートを買いました。
私はイオンなど地元のショッピングセンターで親に服を買ってもらっていたので、
雑誌に載っているような服を未成年が買うのはすごく贅沢に思えたのを覚えています。
(だいぶ話がそれましたが)
そしてその夜、東京ドームでラルクの復活ライブに立ち合いました。
歴史をこの目で見たと今でも思います。
高校生にとって東京は遠くて、お金もかかって、すごく大変だったけれど、
あの日あの場所にいれたことは今でも光栄に思います。
98年~99年ヒット曲続々
この頃はちょっと私にも思い出深い年で。7月にシングル3枚同時リリースという、それまでなかった画期的な販売戦略を取り
「花葬」「Honey」「浸食」が発売されました。
辛抱強く待っていればそのうちアルバムに収録されるので
シングルを買う必要は無いのですが、
当時付き合っていたボーイフレンドが買ってくれるというので
「花葬」「Honey」は予約をして買ってもらいました。ポスターとかステッカーとか特典もあったような。
時代は流れ、駅前のあのCD屋さんはもうとっくにありません。
ツアー「ハートに火をつけろ!」で、今では考えられませんが
地元の会館までラルクがやってきました。
半年前の東京ドームでは豆粒ほどしか見れなかったメンバーが
学校の体育館で壇上の校長先生を見ているかのような距離でメンバーが見え感動しました。
テレビでもラルクをよく見かけた時期でした。
長くなったので次回に続きます。
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