以前から何度かHSBC銀行について書いていますが、
今回はプレミア口座についてご紹介します。
前の記事でアドバンス口座をおススメしていますのでそちらもご覧ください。
https://hidamarihk.blogspot.com/2018/05/hsbc.html
HSBC口座の種類
一口にHSBC銀行の口座といっても、大きく3つのグレードがあります。
1.Personal Integrated( パーソナルインテグレーテッド)
直近3ヶ月の預金平均残高:5,000HKD
口座維持手数料:60HKD
1日のATM引き出し限度額:20,000HKD
2.Advance(アドバンス)
直近3ヶ月の預金平均残高:200,000HKD
口座維持手数料:120HKD
1日のATM引き出し限度額:30,000HKD
3.Premier(プレミア)
直近3ヶ月の預金平均残高:1,000,000HKD
口座維持手数料:3800HKD
1日のATM引き出し限度額:40,000HKD
1、2、3、の順でグレードが上がっていくのですが、その上にJadeというのもあります。
そちらは開設時に8,000,000HKDの預金と審査が必要で富裕層向けのようです。
仮にHKD=14円で換算した場合、アドバンスでは常に約280万円の預金を下回らなければ良いので普通の20~30代の方には手の届く口座だと思います。
一方、プレミアになると約1400万円の預金が必要になるので、急にハードルが高くなります。
一般的には40代以降の方の利用が多いと思います。
プレミア口座への勧誘
Advance口座を持っていて預金額が1,000,000HKDを超えると(或いは届きそうになると)、
用事でHSBC銀行の窓口に行った際などに銀行員からプレミア口座への勧誘があります。
HSBC銀行の口座を持っていれば
口座維持手数料というものがかかるのですが
直近3ヶ月の預金平均残高が、グレードごとの金額を超えていれば
口座維持手数料はかかりません。
プレミアへの勧誘文句は「最初の6か月は預金平均残高が1,000,000HKDを超えなくても
口座維持手数料は要りませんよ」というものです。
現在それほどの預金が無くても、6か月後には1,000,000HKDを超える
見込みがあれば良いのですが、無ければ毎月手数料を無駄にするだけです。
1,000,000HKDを確実に超えてからアップグレードするのがベターです。
ちなみに、預金平均残高を下回ると銀行から電話がかかってきます。
もしプレミア口座にしたものの6か月以降も預金平均残高を下回ってダウングレードする場合
銀行に相談すれば手数料は取り消してくれるそうです。(ただし連絡があったらすぐ対応しましょう)
アップグレードの手続き
支店へ行けば書類は全て銀行員が作ってくれるので、サインするだけで完了です。
移行への手続きは1か月程度要し、キャッシュカードやクレジットカードは後日郵送されます。
プレミア口座の特典
専属のプレミアマネージャーという担当者が付きます。
一気にお得意さん感が増しますね。
また、プレミアマスターカードを発行することもできます。
しかも年会費は無料ですので、発行するとお得です。
HSBC支店のプレミアラウンジが使用できるようになります。
香港内の銀行は窓口がどこも混んでいてが待たされますが、
プレミア口座を持つと直接プレミアラウンジに行って窓口で取引や相談ができます。
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