こんにちは、ヒナタです。
香港に移住した方なら香港の銀行口座を持っていると思いますが、
皆さんはどこの銀行の口座を持っていますか?
昨今、新規クレジットカードの審査が厳しくなったようで
銀行によっては駐在員でもクレジットカードの発行を拒否されることもあるようです。
それに香港の銀行はとにかく混んでいます。
これだけ支店があるというのに、どこの銀行に行っても長蛇の列にならばなければなりません。
ATMで済む用事はなるべくATMですが、それ以外の場合は1時間以上並ぶ覚悟が必要です。
今日はHSBC銀行のAdvance口座についてご紹介します。
HSBC銀行
HSBCとは、香港上海/銀行/The Hongkong and Shanghai Banking Corporation Limitedの略称で、世界最大級のメガバンクイギリスのHSBCホールディングス傘下の銀行です。
日本の居住者の間でも一昔前はHSBC銀行に口座を作って資産運用を考える人が多く、ツアーなどを組んで香港を訪れていました。最近は香港居住者以外への口座開設は非常に狭き門となったようで日本の居住者が口座を持つことは昔ほど流行らなくなりました。
私は投資や保険は素人ですが、日本の銀行と違って様々な商品を購入することもでき、活用法が多岐に渡る魅力的な銀行なので、香港在住の日本人は口座を作っておいて損はないと思います。
Advance口座
香港の街中でHSBC銀行の支店はどこにでもありますが、青紫色の看板にPremierと書いてある店舗があります。
HSBC銀行の口座にはグレードがあり、常時一定の金額が口座内にあればアップグレードすることができます。
Premier口座を申請するには、100万HKD、1HKD=14円換算とすると単純計算で1400万円です。
常に1400万円以上を口座にいれたままでなければなりません。
それなりの職業に就いて、毎月収入がある30代以上の人であれば、まあ手の届かない金額ではないかもしれませんね。
しかし、そこまで貯蓄がない人にとってはちょっと届かない金額だと思います。
それで普通の口座のままでいる人がほとんどだと思いますが、
実はAdvance口座というものがあります。
それだと20万HKDを常時引き出さずに預けておけば良いのです。
20万HKDというと、280万円ほどです。
定職に就いて30代を過ぎていれば、これくらいなら可能ですよね。
ちなみに口座管理費ですが
それぞれ100万、或いは20万が常に口座にあれば無料、下回れば130HKD/月かかります。
月末時点の金額なので、月内に一時的に下回っても問題ありません。
(まあ、そんなギリギリで口座を維持している人はダウングレードした方が安心だと思いますが)
Advance口座の魅力
まず、銀行でいつも長蛇の列に並ばなくても良いこと。
普通口座の列を横目に、Advance口座のお客様と書いてあるレーンに並べば良いのです。
隣のPremier口座も専用がありますが、すいている時はAdvance口座の人を優先して案内してもらえます。Premier口座の人は当然少数ですから、空いていることはよくあります。
もちろん、Advance口座だからといって専用レーンを使用しなければならないかというと、普通口座のレーンが空いていればそちらを利用してもかまいません。
時にはPremier口座の仲間入り
Premier口座の支店、或いは支店の中にあるPremierの専用スペースへは基本的にPermier口座を持っている人しか入れません。しかし保険商品を買いたいとか、口座に関する相談事であれば、Premierのスペースでも聞いてもらえることが多々あります。
あの茶色で統一されたVIPな雰囲気のフロアのソファでゆったり、セルフサービスですがお茶のサーバーやキャンディが置いてあったりするのでゆっくり順番を待つことができます。
普通口座の人間であれば門前払いされてしまうところですが
Advance口座を持っていると、少しは丁重に扱ってもらえます。
Premier予備軍として扱ってもらえるとでも言いましょうか。
とにかくブースに入って直接銀行員と一対一で話せるのは助かります。
こちらは外国人なので、ちょっとした質問でも一般の窓口だと後ろに人が並んでいるのが気になってゆっくり話ができません。窓口の人も、後ろがつかえているので手短にしか相手にしてくれませんから。
Premier口座への勧誘
Advance口座を持っていると、Premierに勧誘されることが時々あります。
「口座の残高が100万HKD以下でも、年会費を1年無料にするのでアップグレードしないか」と。
1年以内に100万HKDに貯蓄を激増させるなんて無理ですし、しかもそれに手を着けずに維持するなんて私には現実的ではないので、もちろん毎回断ります。たとえ初年度の年会費が発生しないと言っても、次年度になった時に忘れて口座管理費を徴収されるのがオチだと思います。
Premier口座を夢見つつ、Advance口座を維持
口座の指定残高金額にはMPFなども含まれます。
私は仕事を辞めてしまったので、毎月決まった収入はありませんが
もし将来的にまた仕事を始めたら、その時はPremier口座へアップグレードできるくらい頑張りたいなと思います。
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