2018年5月31日木曜日

ハマる味!香港の潮州辣椒油

こんにちは、ヒナタです。

今日は香港の麺屋さんや食堂(チャーチャンテン)などで必ず見かける辣椒油についてご紹介します。

実は私は香港に10年以上も住んでおきながら、ほとんど食べたことがありませんでした。
最近たまたま人からもらって、かなり遅らばせながら、完全に虜になってしまいました。

こんなに美味しい調味料をトッピングしないで今まで麺を食べていたなんて実に勿体なく、
最近ではこの辣椒油を食べたいがために麺ばかり食べています。

辣椒油とは
数年前に日本でも大ブームとなった「食べるラー油」に近い形状の万能調味料です。
原料は唐辛子・にんにく・油・塩の4種類でできています。
上澄みはラー油のように赤色の油、唐辛子などは底の方に沈んでいます。

日本でレストランや食堂に行けば必ず醤油や塩が各テーブルに置いてありますが
香港の場合、主に麺類を出すには必ずこの辣椒油が置いてあります。
それくらい庶民の食卓に溶け込んでいるのです。

食べ方は?
私が今までどうしてほとんど食べなかったかと言うと、ラー油のようなものだと勘違いしていたからです。ラー油を入れたらスープが辛くなるし、油っぽくなるのも好きではありませんでした。

実はそこに間違いがあったのですが、辣椒油の入っている蓋を開けて見える上澄みの部分だけをかけるのではなく、底から具をさらって食べるのが本来の正しい食べ方だったのです。

麺類にティースプーン一杯くらいの辣椒油をかけるのが正解です。

どんな味? 
唐辛子が入っているので当然辛いのですが、それより存在感があるのが塩分です。
辛いと同時に、塩辛さもあるからこそ味わい深くなるのです。
またニンニクの味もパンチが効いていて、食べるラー油の如し、そのまま食べても美味しいです。

何処で買えるの?
香港内のスーパーであればどこでも買えます。

日本でも知名度が高い李錦記をはじめ色々なメーカーのものが出回っていますが、
個人的には写真にある香港仔有記の辣椒油は絶品です。

おわりに
辛いのが特に苦手な人でなければ、香港人はたいてい辣椒油をかけて食べています。

香港へ旅行に来たらワンタン麺など麺類を食べる機会があると思いますので
是非ともテーブルにある辣椒油を試してみて欲しいと思います。

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