2020年7月16日木曜日

初公開!Supper moment 「請講」の歌詞 日本語訳

お久しぶりです、ヒナタです。
 
Supper moment の2014年5月発売のアルバム
「世界變了様」を入手しました。
 
今まで、SMの曲は主にYoutubeで拝聴していました。
先日Youtubeで無料で公開された2018年コロシアムライブを見て
再び火が付き、今さらですがアルバムを購入しました!
(ちなみにこのライブも見に行きました)
 
このアルバムは良曲が盛りだくさんで名盤ですね。

香港人ファンが大好きな「無尽」も
私が好きな「有你有我」も収録されています。
 
このアルバムで初めて聞いて、すっかり好きになってしまった
「請講」の日本語訳を作成しました。

タイトルの「請講」は英語に直訳すると「Please say」で
そのまま日本語にすると「言ってください」ですが
広東語での「請~」は必ずしも丁寧な意味の「Please」とは限りません。

歌詞の最後にも出てくるように「Just say it」
「言ってよ」「言いなよ」「思い切って言っちゃいなよ!」
というニュアンスが近いみたいです。

日本語がわかるファンの方は是非、参考にしてみてくださいね。


請講(just say it

作詞:Supper Moment    作曲:Supper Moment

編曲:Supper Moment / Adrian Chan 監製:Adrian Chan



天生一副嘴巴 勇氣的話


生まれついたその口で 勇気の話をしようよ


 唱出我字句 Lalalalala


自分の言葉で歌ってみようよ Lalalalala


天生一副嘴巴 怯意的話


生まれもったその口で 臆病な話をしようよ


 口罩


そのマスクを脱ぎ捨てなよ


  好好 不好 好好


良いかな?良いよね?良くない?良いでしょ?


 真心話 怎會怕 介意和自責


本音の話だよ 恐れないで 気にしないで 自分を責めたりしないで


Oh oh oh

別再裝假那怕了後被痛罵


もう隠さないでよ 言ったら誰かに怒られたりするの?


Oh oh oh...


請講不要怕


言っちゃいなよ 怖がらないで


別要忍耐心裡那句老實話


もう我慢しないで 君の心の中にある正直な言葉

天高海闊去


大きな気持ちでいこうよ


快快上車 講出一切


早く乗ってさ 君の全てを話しちゃおうよ


 一班好知己理想方痛快


仲間たちが夢は楽しいって言ってるよ


有意見 望改變浮華和亂世


意見があるでしょ この浮世、この乱世を変えたくて仕方ないでしょ


Oh oh oh


別再裝假那怕了後被痛罵


もう隠さないでよ 言ったら誰かに怒られたりするの?


Oh oh oh...


請講不要怕


言っちゃいなよ 怖がらないで


別要忍耐心裡那句老實話


もう我慢しないで 君の心の中にある正直な言葉

 
Oh oh oh

深呼吸一下


ほら深呼吸してみて


別要忍耐心裡那句老實話


もう我慢しないで 君の心の中にある正直な言葉

 
Oh oh oh oh oh oh oh
Oh oh oh oh oh oh oh
Oh oh oh oh oh oh oh
Oh oh oh oh just say it!!

 

 
 
 
 
 
 



2020年5月14日木曜日

香港在住なら恐ろしく身近な「未必のマクベス」の読書感想文


こんにちは、ヒナタです。
半年もブログを放置してしまいました。

最近、「未必のマクベス」という香港が舞台の小説を読みました。

帯には大絶賛、発売時に私が知らなかっただけで
書店でも山積みの話題書だったようです。

香港に関係のある本なら読まないわけにいかないので、一読しました。
読んでみて、なんか違う・・他の人の感想では大絶賛なのですが。
あれから1週間、どうにもモヤモヤがおさまらないので、
とても個人的な見解の読書感想文を思いつくまま書いていこうと思います。

・主人公が上から目線。

中井(38)は香港に何度も足を運んでいたようですが
中井より長く住んでいる森川(35)への評価が上から目線
森川が仕事の説明を始めいきなり本題に入ったので
「枕ことば無しで話を始めるなんてなってない」
というくだりから中井がなんとなく鼻に付き始め最後まで無理でした。

香港で長く働いていたらそういう日本ぽい言い回しがまどろっこしいのです。
それに中井は心の中で毒をはくだけで、森川に言わないところも気持ち悪い。

「そういう時は、「さっそくですがー」とか言ったほうがいい」と
はっきり言ってくれないと、新しい上司の気にする点が掴めないし、
悪気の無い森川も可哀想。ビジネストークを知らないなあとか思ってるんでしょうが
香港駐在してきたなら、日本の商文化を基準に判断しないでください。

・プ―アル茶の入れ方にうるさい上司

森川の入れ方がまずいから「今度教えてやらなくては」ってまだ心で思う。
出張で足を運んでいた程度の中井がプーアル茶の正しい入れ方知ってる?
まずかったのは茶葉の削り方の問題じゃない。
おそらく森川はウェルカムで買ったティーバックで入れたんじゃないか。

・飲茶は昼にするもの

 森川と夜に「陸羽茶室」で点心を食べるシーン
 飲茶といえばこの店ですが、ガイドブックでもよく見かける有名店。
 22時まで営業していますが、問題は夜に飲茶していること。
 一般的に香港で飲茶は朝7時~午後16時くらいまで。
 何も知らない旅行者が夜ごはんに飲茶したいというレベルの間違い。
 もちろんレストランなので夜でも点心を提供してくれる店もあるが、
 点心プラス上海ガニはちょっと恥ずかしい。
 上海ガニを食べるなら、ちゃんとシーズンに、上海料理店へ行って、
 上海ガニのコースを食べてほしい。
 私が森川の立場なら指摘する。
 
・中井がとにかくキューバリブレ飲みすぎ

 場所や時間が変わってもラムとダイエットコークを割ったキューバリブレを飲む。
 これが他の読者の感想だと「ダンディズム」「こだわり」「渋い」そうだ。
 これは私が女性だから理解しがたいのだろう。
 そもそもダイエットコーラと普通のコーラを飲み比べたら、
 普通のがどれだけ美味しいの分かる。
 ダイエットコーラは人工甘味料の味が舌に残る。
 どうしても、どこにいてもラムとダイコを求める中井。
 店に無かったら持ち込みする中井。
 そこまでこだわらなくても、たまには他のにしたらいいのに・・
 男性って食事に関しては冒険しないから、飲み慣れたのがいんだよね。。
 しかし飲みすぎ、本の中の中井、大半は酒が入っている。

・ワンタンメンも同様

 伴においてはワンタンメンがダンディズムらしい。
 ワンタンメン食べたいな、という感想もたくさんあった。

 香港を中井より良く知るものとして言わせてもらうと、
 ワンタンメン=池記は観光客の発想。
 せっかくセントラルにオフィスがあるなら
 ヒルサイドエスカレーター横の老舗へ行くのが良い。
 ワンタンも池記より大きい。
 ちなみにわざわざ銅鑼湾までいかなくてもセントラルにも池記はある。
 2009年が舞台だからその当時あったか分からないけど。

 何にせよせっかく香港にいるんだから
 いつもいつもワンタン麺ばっかり食べていないで米線とか、河粉、
 台湾麺、刀削麺、もっと他の麺類にもチャレンジしてほしかった。
 アホの一つ覚えみたいにワンタン麺ばっかり食べて。

・いきなり殺人する中井
 
 サラリーマンがバスローブ一本で大の男を絞殺できるなんて簡単すぎる。
 もっと抵抗されたり、もみ合いになったりするのが自然では?
 どんだけ中井が強いんだ?
 殺人するくらいなら、会社辞めたら済む話でもなかったの?
 辞めても殺されるくらいだった?

・「私が王だ」と言う中井

 いや、現実と妄想が入り混じってますって。
 ほらーいつもキューバリブレ飲んで酩酊状態だから
 ついにそんな狂言まで吐くようになってしまったね。
 いくら占いで王と言われたからって、信じたらだめだお。
 
 君は王じゃないよ、董事長だよ。

・キスされる中井

 もう38歳だからキスくらい挨拶なのかもしれないけど
 彼女がいるのに、殺人した直後とはいえ、キスされそうになったらよけろよ。
 
 何が「俺も男だから何するかわからないよ」みたいなこと言ってんの。
 彼女がいるんだから、そこのところしっかり自制してください。

・何もかも盗聴されている、そのこころは?
 
 森川もとい鍋島は追われている身だから幻覚、幻聴、思い込みが激しいのかも。
 覚せい剤をやってた某有名大物歌手Aスカ氏だって、
 盗聴されているとか監視されているっていつも言ってるから。
 森川さん睡眠薬飲んでるらしいけど、悲しいけどそういうことなんだろうね。
 
 電話も会話も盗聴されている、日本に筒抜け、なんて
 日本の誰が聞いているの?本社そんな暇なの?
 何か聞かれてまずいことあった?

・誰でも見抜ける森川の正体
  
 最初にサイコロの中から鍋島の手紙が出てきて、
 そこで整形して2歳も年齢が若返ったというくだりで
 森川だって分かりました。ひねりなさすぎる。
 本の最後の最後で森川が鍋島だったんだね、知ってたよ、と
 まるで自分は見抜けたみたいに中井は言うけど
 私たちもずいぶん最初から知っていましたよ。

・由紀子は実在しない

 男性で、しかも50代以上の作者が書いた女性像。
 女性目線で見ると、由紀子のような女性はこの世に存在しない。
 
 私は少女漫画と少年漫画は永遠に平行線だと思っている。
 少女漫画は、主人公だいたいドジでおてんば、
 イケメンがグイグイ強引にアプローチしてくる。
 壁ドン、バックハグ、顎クイ、逃げても離してくれない抵抗願望。

 一方、男性漫画に出て来る女性は身勝手な妄想。
 ラムちゃんにしろ、エルちゃんにしろ、
 ダーリンダーリン言ってセクシーな恰好で追いかけてくる。
 浮気を怒っても、すぐに許してくれる。
 
 由紀子は男性漫画に登場するやつ。
 そもそも、結婚する気が無い38歳と付き合って結婚を迫らないのは本音か?
 由紀子は遠慮しているんじゃない?中井が鈍感だから気づかないだけで。
 もちろん世界中の女性が結婚願望あるわけではない。
 一度、離婚しているから結婚にこだわらないのも分かるがそういうこと?
 でも香港にまで仕事を辞めてついてくなら、
 中井の口から着いて来てと言わせるべき。

 男性が描くやりとり「じゃあ抱きたい」「じゃあは、よけい」
 現実の女性とのやり取り「じゃあ抱きたい」「じゃあって何よ?!もういい!」

 
・38歳とは思えないシニア感

 執筆当時の作者は40代のはずだが、何にせよ今の50代。
 シニア世代には何ら違和感なく読めると思うが、
 女性のミドル世代の私でもちょっと違和感がありすぎる。
 
 38歳の中井を描いているが、貫禄が、言動が、行動が、シニア。
 サラリーマンが海外駐在になって香港に来て、とにかく偉そう。
 若い駐在員はもうちょっと若さゆえの腰の低さがある。
 董事長だからって偉そうにすれば良いってもんではない。

 王と勘違いしているから仕方ないが。

・伴が弓で殺される
 
 なぜガンではなく、銃でもなく、弓が刺さって・・

・命の尊さが無視されている

 鍋島を守りたいのは良いけれど、関係ない人が殺されすぎ。
 井上副社長や伴は登場人物なので仕方ないとして、
 最後に身代わりで殺された二人も人の子で、親いるんですが。
 鍋島さえ無事なら何人殺してもいいっていう身勝手さが理解不能。
 中井は38歳じゃないだろう、学校でちゃんと人権学習受けてない世代か。
 教えてもらわなくても38にもなって命の大切さが分からない冷たい人間。

・一般人が偽造パスポート作成できて、ブローカーと何で知り合い?

 カイザー・リーが偽造パスポートを作ってくれたのは分かるんだけど
 後半で自ら色々と準備して由紀子に持たせたりしているのが現実離れ。
 サラリーマン当時からブローカーと付き合いがあったみたいだけど
 そんなサラリーマンいる?
 こんな事態になる前から、どんだけヤバい仕事してたの。

 由紀子も、偽造パスポート渡されてほいほい使う意味が分からない。
 そうしないと由紀子も危ない、なんて殺人犯の彼氏に言われたら
 私は彼氏にブチ切れます。 その前に殺人犯と別れます。
 
・データ改ざん問題

 森川がめちゃくちゃ賢かったようだけど、 データ改ざんしすぎ。
 解けない数学の問題はないなら、この世の数学界ってもう完結してるの?
 どんな学者にも解けない問題がまだまだあると聞くけど。

・ハードボイルド
 
終盤、いきなりのハードボイルドな展開があります。
男性読者は驚きつつもハードボイルドの一言におさまるようですが
正直、目が点になりました。

ルーフトップバーはバンコクで行ったことがあるので想像つきます。
これはベトナムだけど。街から段々と明かりが消えるシーンだけ良かったです。
しかし、外国の街の電気を意図的に操作するなんて
えっそんなことできるんですか?と吉本新喜劇風の突っ込みを入れました。

それに、停電いらなくない?監視カメラの画像を後から削除できるんでしょ?
そんな大掛かりで住民に迷惑を掛けなくても、君らもっと他にもできそうだけど。

防弾チョッキを着てこなかったのに、蓮花を生身の身体でかばって撃たれた。
着て来いよ!だいたいそういう時に限って打たれる法則があるでしょうよ。
しかも蓮花がテッテレー!「実は私、防弾チョッキを着ていましたー」って、
それ無駄に銃弾を受けた中井に言う必要なくない?
せっかくかばってくれたんだから空気読んで黙っておいてよ。
それなら中井君にかばってもらわなくても平気だったのに。。

さらに、恋人でもない蓮花はかばうっていう最後の優しさ
中井って冷たい人間だけど女性には優しいってこと?蓮花が美人だから?
由紀子よりも蓮花の方が好きな気がしました。

・中井が仕事しなさすぎ

いくら接待要員としても、仕事しなさすぎ。
ほんとにふんぞり返って昼寝してるだけ。

・なのにびっくりするほど稼ぐ

億稼いでも、お金のたまらない人の使い方。
ペニンシュラホテルが安全だか何だか知りませんが、連泊はやりすぎ。
日本に帰ってもセレブ気分が抜けず38歳サラリーマンがペニンシュラ宿泊。
飛行機もビジネスクラスやファーストに慣れてしまったら
エコノミーじゃ物足りないでしょう。38歳でこんなんで今後の人生どうするの。

・車寄せ

という単語がすぐ出てくる。ホテルの車寄せ。
あの正面玄関に近い車が来るところ。屋根が付いているところ。
なんかさ、ロータリーとかじゃ厳密に意味が違うからだめだった?
「車寄せ」なんて単語を使うのはシニアだよ。
やっぱあそこはホテルのロータリーじゃない?

・恋愛小説か?初恋を思い出すか?

帯や書評では、学生時代の甘い気持ち、叶わなかった恋を思い出す、
という感想をたくさん見かけたが、どこが?

終始、男性目線の恋愛物語。
高校の回想にせよ、あんなツンデレな感じでチョコをくれる女子はいない。
その後違う子と付き合ったのなら、なおさら中井に鍋島を想う筋合いはない。
鍋島のこと気になってるんなら、違う子と付き合い続けるの失礼すぎる。
当時の彼女の思い出は何にも語られないのに。

それから、鍋島のことひきずっていたのは中井の方で、
現実なら鍋島が元彼でもない中井のこと大人になってまで
引きずるのは現実ではあまりあり得ない。
女性は元彼のこと、昔好きだった男のことそこまでひきずらない。
ましてや森川になってまで傍にいたいなんて思うのは架空の女性像。
そもそも高校時代のつかず離れずの距離感の男女の
再び叶わなかった甘酸っぱい恋愛、を書きたいらしいが
現実的には男女の思考の違いによってこんな話は成立しない。

などなど。

こないだ「テセウスの船」というドラマがありました。
最初こそ突っ込みどころ満載で、細かいところを指摘すると
随分と雑だなーと思って見ていましたが。
出産直後に分娩台で嫁が「お父さんを信じたい」なんていう余裕ありません。
そんなことより赤ちゃん、そんなことより自分の身体の痛み。
旦那のお父さんのことなんてこの瞬間に考えられるわけありません。
タイムスリップしてからもお父さんお父さんで、自分の赤ちゃんの心配ゼロ。
いっつもどこか出かけてはハッキリ言わない心さん、を何も聞かず迎える母。
などなど・・
でもこれはこれ、フィクション、架空の設定、と思って割り切れば
面白く見れて最後も全ての謎が回収されとてもよくまとまっていました。
キャストも歌もとても良かったですしね。

それと同じで、この小説も、ドラマ化して良いキャストさんが演じれば
中井の嫌な感じが和らぐかも。

全体としては、マクベスを現代版になぞらえて構成されているので
映像でマクベスの舞台をさし込んで見ても良さそう。

しかし、「王」なぁ。
「恋つづ」のドラマの中で「勇者」にコスプレするあれ?

何にせよ、香港、ベトナム、台湾、タイが舞台のドラマって面白いと思います。


2019年10月22日火曜日

香港でカビ撃退!定番のあれを使うとピッカピカ


こんにちは、ヒナタです。

香港も少し気温が下がって秋らしくなってきました。
真夏に比べたらずいぶん涼しく、天気も雨が少ないので
香港旅行をするなら、秋がベストシーズンです。

さて、そんな秋の気配を少し感じる香港ですが、
それでも日本とはくらべものにならないくらい湿度が高い場所なので
春~夏にかけて湿度90%超えの蒸し暑い気候です。

家の中は、掃除をしても掃除をしてもすぐカビが生えてくる無限ループ、
私は日常的にカビハイターを使っています。

特にカビがきになるのがお風呂、なのでお風呂掃除は洗剤など不要、
直接カビハイターでやっています。

香港はトイレ、洗面台、浴槽が一緒になっているので
間仕切りのシャワーカーテンもちゃんと乾かしているのにカビるし、
床も壁も黒い点々がすぐできてしまいます。

そんな時はカビハイターをシュシュッと吹き付け、待つこと10分~、
あとは水で流せば完了です。

香港版は花王のHPで!
https://www.kao.com/hk/magiclean/mcl_bath_toile_00.html

2019年10月13日日曜日

日本人よりも意識が高い!?超エコな香港

こんにちは、ヒナタです。

先日の記事では、香港と比較した日本の違和感について書きました。
https://hidamarihk.blogspot.com/2019/09/blog-post_18.html

その中でも触れたエコ意識の違いについて書こうと思います。
レジ袋の削減が進んでいない
多くの訪日外国人が感じていることですが、日本はレジ袋を渡しすぎです!

レジ袋については随分前から削減対象になっていて、
日本でもスーパーのレジ袋は有料化している所がほとんどです。

それなのに、スーパーで買うものでも
お弁当類だったらレジ袋をくれたりします。
別にくれる必要はないと思います。

さらに、スーパー以外の店なら躊躇なくレジ袋をくれます。
ドラッグストア、本屋、眼鏡屋、ホームセンター、コンビニ・・・
直接カバンに入れても差し支え無さそうな小さな物ですら
ご丁寧にレジ袋をくれます。

私は香港でレジ袋をもらえない生活に慣れ過ぎて、
レジ袋をもらうとすごくもったいない感覚になる体になっています。

なのでレジ袋を断ってお店の印(テープやシール)を貼ってもらうようにしています。
でもレジ袋を断る前に、店員さんがてきぱきと商品を袋に入れてしまって、
不本意ながらもらってしまうことも。

もらったレジ袋は捨てずに再利用しています。

パンフレット、お知らせ、紙ごみが多すぎる
スーパーのチラシをレジ袋に一緒に入れられてしまったり、
新しくカード会員になった会員の説明書、
郵送されてくるダイレクトメール・・
日本では、黙っていたらあっという間に家が紙ごみの山です。


とてもムダだなと思うのが市役所から送られてくる各種お知らせ。
わざわざ郵送してまで知らせないといけないか?という内容です。
税金で働いている職員さんが、これを作成し、封筒に入れ、投函しているなんて
人件費のムダ、資源のムダ、もらった方も処理が面倒。
お知らせはメールか携帯メッセージにしてほしいです。

高齢者などはそんな通知方法では受け取れない人がいる?
香港では問題ありませんでしたよ。

香港にいて、政府から紙が送って来るのは税金の申告書くらいでした。

香港でも銀行からのダイレクトメールは多かったですが、
一般のお店から送られて来ることはSOGO以外ありませんでした。
SOGOですら誕生日の割引券なので年1回でした。

今だに何もかも紙を郵送する方法が主流というのはとても驚きです。
分別が細かいわりに過剰包装はやめない
日本はゴミの分別がとても細かいです。

まあ都会はゴミの分別があまり厳しくありませんので
田舎に行くほど分別が細かくなるのですが。

燃えるゴミ、燃えないゴミ、プラスチックごみ、トレー、牛乳パック、
電池、金属、透明のガラス瓶、茶色のガラス瓶、緑のガラス瓶、
スプレー缶、生ごみ、布・・・

これ一体なにゴミ?と悩むものがたくさんあります。
ヌイグルミとか、中身が残った絵の具チューブとか、
ガラス瓶に入った星の砂とか・・

ものすごく面倒です。

その割に、過剰包装なので、買って来たらすぐにゴミ箱へ直行するものばかりです。
おもちゃを一つ買ったら、レジ袋、外箱、中身のビニール袋、台紙、プラケース・・
お店で開封して中身だけ持って帰りたいくらいです。

プレゼントをもらっても、包装紙、リボン、シール、さらに袋・・
お土産に菓子折りを買えば、菓子折りの数だけのばらまき用の袋までくれます。

日本ってエコ意識が高い先進国だと思っていましたが、
ただ分別が細かくなってリサイクルが進んだだけで
ゴミの削減に眼を向けていない気がしませんか。

ちなみに、分別したあとどうなっているか追跡してみたいです。
本当にリサイクルされているんでしょうか。
せっかくリサイクルした資源ごみを、結局いっしょくたにして処理してたとか、
海外に輸出したものの海に捨てられているとか、リサイクルに不信感も、、

香港の場合、ゴミの分別はまず無しで、運ばれたゴミは
埋め立てに使用されています。
それもそれで、雑ですし環境汚染になっていないか懸念されますが、
忙しい香港人に細かい分別やリサイクルはちょっと難しいでしょう。
きれいに洗って、各ゴミの日の出すなんて手間でしょうね。

リサイクルの恩恵が受けられない
日本で残念なのは、ここまで頑張ってごみを分別、資源のリサイクルをしているのに
何の恩恵も受けられないということです。

コーラや牛乳の瓶をお店に返しに行けばいくらかお金がもらえるように、
チリ紙交換でティッシュがもらえるように、
何か見返りがあっても良いと思うのです。
例え1円でも、ティッシュでも、それがあると無いではモチベーションが違ってきます。

古本なんて今どき売りに行っても、1冊10円にもなりません。
メルカリやラクマで1冊100円くらいで売れれば嬉しいですよね。

香港では今、ペットボトル回収機が設置されています。
きれいに洗ったペットボトルを回収機に入れると、
20セントがオクトパスカードにチャージできます。
一日最大50本まで、10ドルまで受け取れます。
ちなみに変形したり、液体が残って汚れているペットボトルは受け付けません。

目に見えて見返りがあると、俄然リサイクルしようと思いませんか?
ペットボトルなんてどんどん貯まるし、ちょっとすすいで回収機に入れたら
お金がすぐもらえるのです。
拝金主義の香港人に行動を起こさせるどストライクな方法だと思います。

オクトパスカードにチャージされるというのも香港ならではだと思います。
日本だったらここまで普遍的に国民の99%が持っているカードなんてありません。

キャッシュレス決済、日本も難しいことをせずに
オクトパスカードみたいに交通機関でもコンビニでも病院でも競馬場でも
どこでも支払えるチャージ式のカードを1種類採用したら
すごく便利なのになあと思います。

今日はここまで。
これからは自分の箸、フォーク、スプーンを持ち歩こうと思います。

2019年10月8日火曜日

知っている人はもはやいない?香港の若者たちがハマったクラブ


こんにちは、ヒナタです。

皆さんは香港旅行のプランに、ナイトスポットは入れていますか?
今日はちょっと、ナイトスポットに関する思い出をお話したいと思います。

私は日本ではクラブやバーなどに行ったことは皆無だったのですが
中国留学した時に、初めてデビューしました。
同じ外国人留学生たちと夜にバーでお酒を飲んで、その後クラブに行きました。
周りの大人たちと違い、私は脚の届かないハイチェア―に座り
地味な格好で、慣れないカクテルを飲んで、、
ものすごく場違いで落ち着かなかったのを覚えています。
クラブも踊れないし、ただただ揉みくちゃになっていました。
楽しかったような、ちょっと怖かったような。

香港で再びナイトスポットデビューしたのはまだ香港に来て数ヶ月の頃、
同じゲストハウスに泊まっていた韓国人の女の子に誘われたからでした。
その子が連れて行ってくれたのが尖沙咀の「Cyber」でした。

その子は私より少し年上で、ちゃんとした感じの子でした。
「Cyber」はとても人気があるクラブらしく、入場制限があって長蛇の列でした。
でもなぜか、その子と私が行くと列に並ばなくてもすんなり入れました。
今でも不思議なのですが、この店にはその後も、いつでもすぐ入れました。

広いフロアでダンスミュージックに合わせて踊って、すごく楽しかった。
その子のことをナンパしようとしてきた男の子がいたら、かなり本気で断って、
こういう場所に来ている割に彼女はナンパ待ちではなく
純粋に遊びに来ているんだなと思いました。

そして彼女は韓国に帰り、また新たな宿泊客、今度は日本人2人と知り合い
どこかいいところを紹介してと言われたので早速「Cyber」に連れていきました。
その日、私は後に大変お世話になる香港人の友人と知り合って意気投合しました。

その香港人と知り合ったことで、その後の香港生活が充実し、
香港の生活文化を知り、香港人の思考を学び、広東語もメキメキ上達しました。

その友人の影響でバーやクラブも一緒によく遊びに行くようになり、
「Cyber]にも何度も足を運びました。

ただ、だんだんわかってきたこともありました。
フロアにいるとき、急に大音量の音楽がストップし、照明が明るくなり、
警察が入って来たことが数回ありました。
「炒牌」と言って、ガサ入れというか、抜き打ちで年齢チェックが入るのです。
来たばかりだとしても、入り口は封鎖されるので、途中で帰ることもできません。
フロアにいる若者たちはみんな一列に並んで、一人ずつIDカードを見せて行きます。
私はもちろん20歳を過ぎていたので、こういう場所に出入りすることも
お酒を飲むことも何の問題もなかったので、ただただアンラッキーでした。

さらに、入り口付近に大きなバーカウンターがあり、
ハイチェアーが空いていれば座ってお酒を飲むこともできました。
いつも誰か座っているのですが、たまたま空いたのでチャンスだと
友達と一緒にカウンターの席に着いてお酒を飲んでいました。
気が付くと隣の若い男の子が、一人で頭を左右にブンブンと振っています。
お気づきの通り、薬物を摂取していたのです。
初めて間近にそういう人を見たので最初は何だろうと思ったのですが
友達が薬物だと言うのでびっくりし、急いで席を離れました。

そんな感じの「Cyber」だったので、トイレも早い時間はともかく
遅い時間になるとカオス状態でした。タバコの匂いもすごい。

その後、友達が香港から引っ越して行ってしまい、
私もナイトスポットはランカイフォン周辺に行くようになり
比較的若年層の巣窟だった「Cyber」には行かなくなりました。
そうして気づけば、無くなっていました。

今思えば記念写真くらい撮っておけばよかったです。
画像が載っているブログがあったので、リンクを貼っておきます。↓
https://www.nmplus.hk/565486/lifestyle/mk%E4%BB%94%E8%92%B2%E9%BB%9E-mk-%E5%8D%83%E7%A6%A7%E5%B9%B4-cyber-%E8%B2%BC%E7%B4%99%E7%9B%B8/

「往年のギャルたちが通ったCyber」みたいな記事ですが・・


















2019年9月28日土曜日

外国人に笑われている!日本で見つかる変な中国語・英語


こんにちは、ヒナタです。

今日は、日本で出くわすちょっと困った現象、変な中国語についてです。

海外にはおもしろ日本語があふれている
アジアの国にいくと日本人旅行者に向けて日本語表記をしているお店があります。
日本人から見たら間違った表記が結構見受けられますよね。

よく見かけるマッサージ店の看板ひとつにしても

「マシサージ」
「マツサージ」
「マッサーヅ」

などなど、惜しい表記ミスが多いです。

日本語を勉強している人も多い香港ですら、この調子です。
看板といっても簡単なものから電飾つきの立派なものまであるので
例え間違っていても今さら直せないのでしょうか?

日本人も、分かれば良いので、間違いを笑いながらもあえて指摘しませんでした。
今や日本でも見つかる面白い外国語
さて、インバウンド需要が高まり日本にも外国人旅行客が押し寄せる時代になりました。
都市部はもちろん、地方の娯楽施設やショッピングセンターでも
英語・中国語・韓国語を聞く機会が増えました。

今まで日本語のみだった表記も、だんだんと多言語化してきましたね。

さて、香港で中国語と英語の併記に慣れた私から見ると
日本国内の表記ってすごく変だなと思います。

かつて海外で見てきたあのヘンテコなものばかり。
中国語に関しては、日本語を直訳したもので意味がおかしい、
おそらく翻訳ツールで間違って訳されたものが多く見受けられます。

個人店のみでなく、鉄道など公共の場所でも所かまわずでくわすヘンテコ中国語、
これほど中国人がいるのに、直す人がいないんでしょうね。

英語に関しても、言いたいことは分かるけど日本語的な表現が多いです。

直す人いないの?
とはいえ、街に出るとついつい気になってしまいます。

看板など、海外同様にもう作ってしまっているので
指摘したところで簡単に修正できないですよね。

最近、会社のHPを英語や中国語バージョンにするところも増えました。
さすがに会社などは予算を掛けてやっていると思いますが、
個人商店などは翻訳者任せで、ネイティブのチェックを受けていないのでしょう。

私でも、中国語にざっと翻訳ができたとしても、
やはりネイティブには及びません。

日本語がどんなに堪能な外国人でも助詞や活用を間違うように、
外国人では限界があります。

公に出す前に、ネイティブチェックを受けましょう!

2019年9月26日木曜日

INORAN TOUR 2019「COWBOY PUNI-SHIT」@大阪MUSE ライブレポ


こんにちは、ヒナタです。

久々に、ライブハウスへ行ってきました!
今日はライブレポです。

2019年9月23日(月祝)、大阪MUSE
INORAN TOUR 2019「COWBOY PUNI-SHIT」

6月に香港でLUNA SEAライブがあって、
それからギターのINORANに今さらドはまりしていました。

LUNA SEAのメンバーとして、INORANの存在は
20年以上も前から知っていたのに・・こんなことってあるんですね。

※その時の香港ライブレポはこちら
https://hidamarihk.blogspot.com/2019/06/luna-sea-30th-anniversary-special-live_22.html

ソロ活動を始めて22年、20代だったINORANも今年49歳だそうです。
短い期間でINORANソロを聴き漁りましたが、歳を重ねるごとに成長している!
そして楽曲も見た目もどんどん素敵に!すごい!

(ちなみにサミュエル・タイという50代の歌手も若々しくて素敵です)

さっそく、ライブレポ書きます。

大阪MUSEはかなり昔に来たはずなんですが、
誰を見たのか覚えていません、ZilconiAか、Royzだと思うんだけど。

昔、ライブハウスで将棋倒しになったことがあるので
身長は高くない方ですが、前ではなく後ろにポジションを取りました。

中央に背の高い男性が二人いて、その人たちの後ろだけがらんとしていました。
本音を言えば背の高い人には一番後ろに行ってほしい、
後ろからでも十分見えるだろうに、、でもオールスタンディングは戦場ですからね。
背の順に並ぶなんてルールは無し、弱肉強食です。

私も、もっと前へ前へ行ってもいいのですからね。
将棋倒しが怖くて後ろを選んだのは自分の都合ですから・・

18時を過ぎて少し、照明が落ちて歓声が大音量になり
バンドメンバーの次にINORANが登場しました!

めちゃくちゃ近い、ソロだからつい身近に感じてしまいますが
あのLUNA SEAのあのINORANをこんな近くに感じられる日がくるとは!

曲はニューアルバム「2019」からがほとんどでした。
私も8月に購入しましたが、子どもといたらゆっくりCD鑑賞なんてできず。
それでも夜中に頑張って何度か聴いたので、ちょっとは聴き慣れていました。
曲とタイトル一致してないのでセトリを知りたいところですが。。

最初のMCで、「どエライのかましたるで!」と関西弁でシャウト
INORANが関西弁て、貴重です!
まるで海外公演でアーティストが現地語で頑張ってMCしているかのよう。

MCはそれほど多くなく、ハードで縦ノリの曲をこれでもかっ!と
次から次へと続けてくれました。これでは休む間もないけど、楽しい!
INORANがあれだけ跳ねてるんだから私も負けられない!

近くにいた女性が子連れでした。子ども5歳くらいかな?
ずっと抱っこしてライブを楽しんでいたので、大変そうでした。
子ども何キロなんだろう?さすがにずっと抱っこは他人事ではない。
途中で代わってあげようかなと思ったけれど、ライブ中にいきなりそれは唐突かな。
私もあんな大きな子を抱っこできるか分からないし。
前に居る男性なんかが代わってくれたらいいのにな、などと考えていました。
子どもって背が低いから抱っこしないと埋もれて見えないですよね。
特別に後ろの台かなんかに立たせてあげられたらいいのに。さすがにむりか。

それにしても、年齢層もちょうど私くらいか上の人が多いので、
年代的に子育て中の人は多いのだと思います。
長年好きだったアーティストのライブに子どもと一緒に行くなんて
なんだか夢が広がります。うちの子も、あの子みたいにノリノリになるかな?

途中のMCで言っていたこと。

「俺今日考えたんだけどさ、このツアーを例えると
 日の出、サンライズから始まって、ずっと来て、
 今日は陽が沈む、サンセットだよね。太陽が一番きれいな時だよね。」

大阪公演はツアーのセミファイナルでした。
最後は東京でのバースデーライブを残すのみ。
地方公演だけで言うと、これが最終日でした。

「脂がのっている俺たちを見てくれ!」

と言っていたように、彼らもツアーを通して磨きがかかったんだと思います。
大阪は早くにチケットはソールドアウトになっていたし、
ツアー開始から待ちに待って待ちこがれていた大阪ファンたちなので
お互いすごく気持ちが高まっていたところで融合したという一体感がありました!
(新規ファンがわかったような口を聞いてすみません)

「みんな、携帯もってる?」

他の場所でもやったように「Starlight」ではスマホのライトでステージを照らす。
スタッフが「INORANに光を向けるのをためらう人がいますが、大丈夫です」と、
どこかに書いていたのを思い出して、ステージに向けてライト照らしました!
ほぼアカペラでのStarlight、めちゃくちゃ良かった!クリスマスに聞きたい・・

終盤に向かって、INORANはMCを挟むたびに
「大阪最高!」とほめちぎっていました。

リップサービスか?どこでも同じこと言っているのでは?
観客を煽るため?そりゃINORANなんだから盛り上がるでしょうよ!と
私は思っていたのですが。

「今までのライブの中でも最高だよ、心の宝箱の中にしまっておくよ」
(一字一句は記憶にありませんが、そういう内容のことを言っていました)

とまで言うので、おそらくホントに5本の指に入るくらい(とは表現していませんが)
とにかくこの大阪公演、INORAN的に特に良かったようでした。

私はINORANのライブに参戦するのが初めてだったので
さすが大物アーティスト、バンドではドーム級の人なんだから
ライブハウスは当然これくらい盛り上がるんだーって受け止めていたけど
他の人のライブレポを見ていたら場所によっては観客の熱気がもう一息足りなかったり、
演奏側に多少のハプニング?トラブル?みたいなのが起こったりしたようで
大阪の調子が良かったのは本当だったみたいです。

INORANも大満足、私も一緒に汗をかいて楽しめて光栄でした。

ちなみに今日INORANが着ていた白いTシャツ(ドルマンTシャツ??)
線が細い華奢な体躯にさらりと着こなしていて素敵でした。

シンプルな白いTシャツだけでステージにいてこんなに映えるなんて
Tシャツのデザインやカットもさることながら、
着る人の姿や人柄でスタイルは決まるんだろうなと思いました。

INORANも人生中盤、49歳を前にして人生について考えると言っていました。

「思い通りにならないと、今まで皆や周りのせいにしていたけれど、
 自分が変われば周りも変わると思うようになった」

とあの笑顔で言っていました。

ちなみに後半ずっと、歌ってても喋ってても、
INORANはキラッキラで眩しいくらいの笑顔でした。

ラルクの曲で「 ALONE EN LA VIDA 」っていうのがあって
40代になったHydeが書いた詞があるんですが
私も年を重ねてからすごーく染みるようになりました。
ここ数年HYDEも期限を見据えて活動するようになってきたし、
私も、時の無常さを意識するようになりました。

INORANが48歳にして、「音楽の神様に拾ってもらった」と
ライブハウスで心底楽しそうにライブをしている姿を見て
私も彼の様に没頭できる何か、自分が輝ける分野があるかな?と思いました。

私が寝ても覚めても没頭したのって中国語くらいか
学校でも中国語、遊びも中国語、中国語の勉強の合間に中国語、という
とにかく中国語をむさぼっていた時代がありました。

でもそれって今も貪欲に勉強し続けているわけでもなし、
ある程度まで行ったら、満足して、今に至ります。

香港に住んで働くことも、最初はすごく叶えたい悲願で
紆余曲折を経て実現しましたが、それも今となっては日常。

なんかもっと、楽器だとか、料理だとか、趣味だとか、
何か極めたいこと、自己実現につながるものないだろうか・・
もっと刺激的で、楽しくて、寝る間を惜しんでやりたくて仕方がないこと。

実現したい形に向かって進んでいる人を目の当たりにして、
こんな平凡な毎日を送っている自分は焦りを感じました。
私の人生、これでいいのだろうか。。

そういう気づきもあり、音楽を通してINORANから何かを感じ取った時間でした。

また大阪でライブがある時は、絶対行きたいです。
その前にファンクラブも入っちゃおう!ファンクラブイベント参加したい!

2019年9月18日水曜日

香港在住日本人が感じた、日本人の食生活の不思議


こんにちは、ヒナタです。

香港に10年以上も住んでいますが、家ではほとんど日本食を作っています。

ところが日本に帰ってくると、意外と自分の味覚が香港人に近づいていると気付きます。

今日は、香港に住んで変わった食生活について書こうと思います。

薄味に慣れてしまった

まずは薄味、広東料理といえばあっさりと言いますが、
香港人は本当に薄味を好みます。

食後のお汁粉は全然甘くないし、
朝食セットのマカロニスープは塩入れ忘れたのか?と思うようなとぼけた味・・

と思っていましたが、慣れたらそれが普通になってしまいました。

むしろ甘い、塩辛い、がはっきりしていると味が濃すぎると感じてしまいます。

特に香港人の夫と結婚してから、夫に濃いか濃くないかを聞いているうち、
うちでの味の基準がめちゃくちゃ薄くなってしまった気がします。

なので、たまに日本で食べる食事が濃くてびっくりします。

脂っこいものに抵抗をもつようになった

香港人は「熱氣(イッヘイ)」にうるさく、食事に関してはとても意識しています。

ちなみに以前、熱氣(イッヘイ)について詳しい記事を書きました。
https://hidamarihk.blogspot.com/2018/02/blog-post_21.html


その影響で、私も揚げ物などを食べることに抵抗をもつようになりました。

それで日本に帰ると天ぷら、とんかつ、から揚げ、ポテト、など
意外とメニューでよく目にするのですごく不健康に感じてしまいます。

回転寿司に行こうが、そば屋に行こうが、うどん屋に行こうが、
あっさりしたものを食べに行っているのに
揚げ物が多くてびっくりします。

アイスクリームを食べなくなった

香港人は身体を冷やすのをとても嫌うので、
かき氷などもちろん流行りませんし、アイスクリームも売っていますが
日本ほど活気のある市場ではありません。

私も夫と結婚してから、あまり家でアイスを買わなくなりました。
私が食べていると、身体が冷えるだの、雨が降っていて寒いから食べない方がいいだの、
なんだかアイスってすごく身体に良くない食べものと刷り込まれてしまいました。

実際、アイスクリームを食べたら風邪をひいたということが
2回続き、それからあまり食べなくなりました。

また、香港製の市販のアイスクリームはあまり好みではなく
店で見ていても買いたいアイスクリームがありません。

どうしてもアイスが食べたい時にハーゲンダッツを食べていたら、
すっかりハーゲンダッツに慣れてしまい、日本の市販のアイスも安っぽく感じるようになりました。

そういうわけで日本の市販のアイスクリームに興味が無くなりました。

アルコールを飲まなくなった

私は妊娠してから授乳中、ずっとお酒を飲んでいなかったので
すっかり飲まない生活になってしまい、今やすっかり飲まない人になりました。

香港人でも食事の時に鍋をつつきながらビールを飲んだりするのですが、
一般的に、ほとんどの人は食事中にお酒を飲みません。

日本では、当たり前のように最初にビールを頼み、
誰かが飲むなら付き合いで一杯だけ頼む、という流れになります。

香港人との食事習慣に慣れてしまって、お酒無しで食事するのが当たり前になってしまい
急にアルコールを勧められるとすごく違和感を感じます。

 自動販売機で買うものが無い

香港には自動販売機があまりありません。
最近ちょっと増えてきましたが、それでもコンビニがどこにでもあるので
もし街中にいて喉が渇いたらコンビニで飲み物を買います。

その時、だいたい水かお茶を買っていました。
水は安いし、お茶も烏龍茶、ちょっと甘いリンゴなどのお茶をよく買います。
他に何か味のあるものが飲みたい時は、豆乳の「VITA SOY」など。

それが日本では自動販売機では大半がコーヒー、
炭酸飲料、甘そうな紅茶、カロリーオフと書いてある人工甘味料でごまかした飲料、
どうも健康的な飲み物は水しかなさそうです。
その水ですら、他のジュース類と値段が同じくらいで何だか損した気になります。

そういうわけで買いたい飲み物が無いのです。

 おまけ・過剰包装が気になる

食べ物から話はそれますが、やっぱり日本の過剰包装は異常ですね。
しかも全然、これだけ騒がれても進歩がない。

コンビニのレジ袋はいい加減失くした方がいい気がします。
スーパーのレジ袋もなんだかんだ、たくさんくれます。

香港にいたら常にエコバッグ持参、それほど不便ではありません。
エコバッグを忘れたりした時だけ有料でビニール袋を購入します。

ユニクロで服を買った時ですら、紙袋なんてくれませんから
鞄に買ったばかりの服や靴下を詰めて帰ります。

そんな生活をしてきたら、日本はすごくもったいないと思います。

などなど、香港在住日本人が見た日本の不思議でした。

2019年9月11日水曜日

香港に見習いたい、育児に不可欠なアマさん文化


こんにちは、ヒナタです。

日本在住の友達と香港での子育て事情について話していて、
「香港のアマさん制度は素晴らしい!」と言われました。

アマさんはフィリピンやインドネシアやタイから香港へ出稼ぎにやって来た
住み込みのメイドさんのことです。

私も香港で子育てをしながら、アマさんのメリットを感じていたので
今日は香港のアマさんについて書こうと思います。

香港家庭を陰で支えるアマさんの存在
共働きが当たり前の香港では、女性は産休が終わるとすぐに仕事復帰します。
産休は会社により若干違うようですが多くは10週間なので
予定日の2週間前からお休みし、出産後8週間、産後2ヶ月ほどで職場に戻ります。

生後2か月の赤ちゃんの面倒を見るため新しく雇われるのがアマさんです。
フィリピン人を雇うケースが多く、年齢や既婚・未婚、子育て経験もまちまち。
アマさんを紹介してもらうエージェントを経由して雇用契約を結びます。

アマさんは、子育て以外にも高齢の家族の面倒を見てもらうケースもあります。
今回は主に子育てのケースを紹介します。
うちでアマさんを雇わない理由
うちの夫は、香港人にしては珍しくアマさんを雇うことに抵抗がある人で
赤の他人のフィリピン人が家にいて生活を共にするのに反対でした。

私ももちろん日本人なのでアマさんを雇おうなんて一言も言っていません、
当然のように出産前に私が仕事を辞めて、産後も私が子どもの面倒を見ていました。

産後2ヶ月までは実家にいたので赤ちゃんの面倒だけ見ていましたが、
香港に戻ってからは赤ちゃんの面倒を見ながら家事をすると言うハードな生活でした。

初めての出産というのもあって産後は精神的に不安定だし、
産後1か月が辛いだけだと思っていたらその後1年半ほど夜中の授乳は続き
とにかく睡眠不足でした。
掃除、洗濯、料理も赤ちゃんがいると思うようにできず何もかもがストレスでした。

買い物も赤ちゃんが泣き出したら中断、ベビーカーでは重い荷物も運べません。
かといって香港人の姑に買い物をお願いすると上がり込んで赤ちゃん見たさに長居、
ネットで何回か買い物をしてみたら、そのサイトが原因かは不明ですが
クレジットカードを不正利用されたのでネットショッピングも止めました。

と、思ったより大変ではありましたが、アマさんを雇うことはありません。
日々めまぐるしく成長するわが子を他人に預けるなんて勿体ない、
こんな無防備で天使のような赤ちゃん時代を一緒に過ごせれば幸せでした。

また、産後は本能なのか、赤ちゃんを他人に触らせるのが嫌で嫌で
身内ですら赤ちゃんを抱かせたくありませんでした。
常に視界に赤ちゃんがいないと不安になるし、夫に任せて出かけるのも無理でした。
わが子をアマさんに預けられるママさんてすごいなーと思いました。

そういうわけでうちはアマさんには頼る考えはありませんでしたが、
積極的に預けたいという家庭なら、とても助かる存在なのです。
香港人はアマさんを大いに頼る
家事が得意ではない香港人女性は、女性が家事をするという概念はありません。

現役世代は男も女も仕事をするのが当たり前、
子どもが生まれたら祖父母かアマさんに育ててもらいます。

生活のために共働きで働かないとやっていけない理由もあるでしょうが、
自分の人生や生活を子どものために丸ごと犠牲にしたくないとも思っています。

日本でも保育園に0歳代から入れるケースが増えてきました。

子どもは、どんなに祖父母やアマさんに懐いても、
やっぱり自分の親のことは親として接しています。

香港人は、私が自分で子育てをしていると言うとすごくびっくりします。

アマさんの良いなと思うところ
実際に自分で子育てしてみて、昼間に外を歩いていると
0歳~未就園児を連れているのは祖父母らしき年代の方か、フィリピン人がほとんど。
私のように母親が子育てしているのは外国人ママが多いです。

当初は、祖父母はともかく、アマさんなんてちゃんと面倒を見てくれるのかなーと
斜めに見ていたのですが、実際とても良い印象です。

フィリピン人は大家族で、ホスピタリティに長けていると言いますが、
本当に面倒見が良いと思います。

フィリピン人は仲間で集まるのが好きで、
日中よく見かけるのがフィリピン人のアマさん同士が
それぞれ面倒を見ている子どもを連れてワイワイご飯を食べたりしています。
フィリピン人同士楽しそうだし、子ども同士も遊んで楽しそうにしています。

アマさんはだいたい、子どもだちに英語で話しかけるので
子どもたちも英語を覚えてコミュニケ―ションを取っています。
不思議なことに、アマさん同士のフィリピン語(タガログ語)は
子どもたちの耳をスルーしているようです。

フィリピン人たちはお仕事中なのにこんな遊び半分でいいのかな?と
一瞬思いますが、これがアマさんたちにとっても良い気晴らしになるはずです。
何も任された子どものために子どもと二人きりで過ごす必要はありません。
大人がストレスを感じると、きっと子どもにも当たってしまいます。
私もイライラして子どもに普段は叱らないことを急に叱ったりしてしまう時、
一対一だと育児のストレスを発散できず子どもに当たってしまうなと感じます。

虐待の心配は?
日本でも高齢者施設や障碍者施設などで職員が利用者さんに暴力を振るったり等、
時々ニュースで聞いたことがありますよね。

残念ながら香港でも、アマさんによる子供への虐待はゼロではありません。
が、ゼロではないのは母親が育てても同じこと。そういうレベルです。
日本で母親が一人で子育てしていて子どもを虐待するケースの方が深刻に感じます。

他には、アマさんが家の金品を盗んだとか、旦那さんと愛人関係になったとか、
最近ニュースで初めて見たケースではアマさんが小学生の男子に手を出した、
なんていうのもあります。

旦那さんとコソコソ浮気したというのはちょっと困りますが
子どもの虐待防止に家の中にカメラを設置するという家庭は多く
親が職場にいても家の様子を確認することができます。
まあ、色んなケースを想定して対策をするに越したことはありません。
私の知る限り、普通のフィリピン人はそれほど無茶なことはしない印象です。

アマさん文化は素晴らしい
自分では預けることはありませんが、
日本でもこういったアマさん制度があればとても便利だと思います。

お友達でも2人以上の子供がいる家庭ではアマさんを雇っているケースが多く
何も仕事をしているからアマさんを雇うと言うだけでなく、
専業主婦のまま家事は全てアマさんに任せて、子守りだけに専念するとか、
上の子が通学し出したら送り迎えをお願いしたり、離乳食を作ってもらったり。

なんにせよ、子育てと家事を二人で分担できるというのはとても助かります。
もし私もアマさんを雇っていたら、家事はアマさんに全部任せて、
私は大切な赤ちゃんのお世話に専念するというやり方もできたかもしれません。

今だに、疲れていてちょっと昼寝したいなと思っても
子どもをほったらかしで寝るわけにもいかない生活ですが、
アマさんにちょっと見ててもらったりできると思うと助かりますよね。

夫婦で助け合って子育てをするのは基本として、
周りの人の手助けがあればあるほど楽かもしれません。

実家の両親なら頼みやすくても実家は日本、旦那の実家も頼れば良いのですが
嫁姑はそれほど単純なものではないので難しいところもあります。

赤ちゃんの生活リズムに関係なく上がり込んでくるとか、
赤ちゃんのお世話ばかり手伝いたがって、家事は手伝ってくれないとか。
離乳食の本のようにお粥やその他ペーストを冷凍保存していたら、
解凍して食べさせるより毎回作らないとダメと口出しをされたり。
電子レンジは身体に毒だからレンジは使うなとか。
私も母乳のためにこれを食べた方が良い、あれはダメなどなど・・・
好意で言っているのは分かりますが、産後の私にはとにかく気に障りました。

こういう時、身内よりもアマさんの方が
仕事として用事を頼めるし、自分の思い通りに動いてもらえるので助かります。

日本にもアマさん文化が広がれば、働く女性も専業主婦ももっと子育てが楽になって
経済も回るんじゃないかなーと思う次第です。

2019年8月13日火曜日

脱マンネリ!香港土産に紹香園のヘルシースナック


こんにちは、ヒナタです。

夏休みまっただ中で、周りの日本人もほとんど日本へ帰省しています。

日本に帰る前に、日本に住む家族や友人に何を持って帰ったら良いのか
お土産に困っていませんか。

今日はお土産にぴったりの「紹香園」をご紹介します。

基本情報
名称:鯉魚門紹香園

公式HP:https://www.walnut.com.hk/tc/mooncakes.php

店舗情報:香港内に支店がいくつもあります。
     多くはMTRの駅構内、ショッピングセンターなど。

歴史
1968年創業、クルミの製造販売からスタートし、健康を意識した食品を販売しています。
中秋節の月餅、クルミ製品、健康ドリンク、香港製の燻製肉などなど。

香港の定番土産といえば
香港土産といえば、パンダクッキー、熊クッキー、ベーカリーのクッキーなど
なんとなくクッキーばかりになっていませんか?

他にも、エッグロールも定番ですね。
スーパーで買えるものから、有名ベーカリーのものまで
色んなメーカーのエッグロールがあります。

あとは、チョコレートですね。
高級ホテルのチョコ、有名お菓子ショップのチョコ、
ヨーロッパ製の輸入チョコなど。

おすすめする理由
今回おススメする「紹香園」は、健康志向のおやつが買えます。

様々な種類のドライフルーツ、ドライベジタブル、
魚やクルミの加工品、素朴な味のクラッカーなど。

私も以前は、このお店はお年寄りが買うだけで
若い人には関係のないお店だと思って通り過ぎていました。
それに、価格もスーパーで買うほど安くありません。

あるとき、お友達からもらって食べてみたら美味しくてびっくりしました。
お友達曰く「30歳を過ぎたら自分も親も、洋風のおやつより
身体に良くてあっさりしたものを好むようになる」とのこと。

すごく納得しました。

なんとなく、ガイドブックに載っているクッキーやチョコ、
老舗や最新のお店、高級ホテルのものなど
手を変え品を変え、日本へのお土産を選んできましたが、
結局それが喜ばれているのか、というと形だけのような気がしました。

香港産は珍しいけれども、正直、クッキーなら日本にもあります。
もっと目新しくて、香港ならではのもので、
さらに身体に負担の少ないものが60歳を過ぎた親、30歳を過ぎた周りの人に
喜ばれるのだと実感しました。

商品の写真がなくてすみません。
店舗は香港内の主要な駅やショッピングセンターなど各所にあります。
量り売りなのでちょっと近づきにくい雰囲気かもしれませんが、
話かけてみると快く試食させてくれます。

おすすめは、
・ドライ・シイタケ 
 料理に使う乾燥シイタケに似ていますが、そのまま食べられます。

・ミックス・ドライ・フルーツ 
 市販のドライフルーツのように砂糖がなく自然な甘さです。

・ドライ・ナツメ
 女性の身体に良いとされる棗(なつめ)を乾燥させそのまま食べられます。

・クルミとナツメ
 練ったナツメにクルミを練り込んで個包装になっています。

袋入りになっているものを買えば簡単なのですが、
量り売りの製品の方が美味しくて新鮮です。

ぜひ、見かけたら購入してみてくださいね。


初公開!Supper moment 「請講」の歌詞 日本語訳

お久しぶりです、ヒナタです。   Supper moment の2014年5月発売のアルバム 「世界變了様」を入手しました。   今まで、SMの曲は主にYoutubeで拝聴していました。 先日Youtubeで無料で公開された2018年コロシアムライブを見て 再び...