2018年9月1日土曜日

<黄金比率>卵とトマトの炒め物のレシピ

こんにちは、ヒナタです。

今日は中華料理の定番「卵とトマトの炒め物」のレシピを紹介します。

簡単そうに見えて、なかなか味が決まらないこの料理、
色々なレシピを見つけては試し、試行錯誤の末にこの黄金比率に辿り着きました。

我が家の定番です。

そもそも「卵とトマトの炒め物」とは?
私が初めてこの料理の名前を聞いたのは大学一年の中国語の授業でした。

テキストの食堂で注文するシーンで、
「主食はマントウを下さい」
「おかずは卵とトマトの炒め物」
という例文があり、「は?」と思った記憶があります。

「マントウ」は肉まんの具が入っていない状態のもので北京など中国では主食です。

「トマトと卵の炒め物」は中国語では「西紅柿炒蛋」と書きます。
トマトなんて、冷やしたものをスライスして食べるものなのに、
炒めたら種の部分が飛び出してグジュグジュになりそう・・と思いました。

大学3年の時に北京に留学し、学生食堂で実際に初めて食べてみたら
想像をはるかに超える美味しさでした。

材料
さて、それでは材料です。

・卵   3個
・トマト 3個
・酒   大さじ1
・塩   小さじ1/2
・サラダ油 適量

以上です、卵とトマトさえあればパパっとできます。

鶏ガラスープ、こしょう、ケチャップを入れたレシピなんかもありますが
味が複雑になりすぎてしまい、トマトと卵のやさしい味が活かせないので
味付けは塩のみがベストです。

良い素材を使うに越したことはないので
トマトはなるべく完熟、卵はうちは日本産を使っています。

作り方
とても簡単です。

①トマトをくし切りにします。
②サラダ油をひいたフライパンに①を入れて中火で炒めます。水分が出てきます。
③水分が飛んで少し煮詰まったような感じになったら、酒大さじ1を入れます。
④溶きほぐした卵に塩を入れ、塩が固まらないようによく混ぜます。
⑤③に④を流しいれ、しばらく火を通します。
⑥半分くらい火が通ったら、大きくかき混ぜてそのままお皿へ。

⑥の時にかき混ぜすぎると卵がポロポロになってしまうので、
大きな卵の塊をいくつか作る感じです。多少は半熟の部分もあった方が美味しいです。

まとめ
中華料理の定番、中国本土だけでなく、香港でも一般的に家庭で食べられている
「トマトと卵の炒め物」を紹介しました。

なぜか日本の中華料理の定番にはなっていないのですよね。
日本のトマトは炒めなくても生のままで美味しく食べられますが、
ご飯にすごく合うので、是非一度試してみてくださいね。


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