2017年12月26日火曜日

香港ワーキング・ホリデー 就労及び就学制限の緩和について

こんにちは、ヒナタです。

先日、旺角で騒音の苦情を受けた日本人がいました。
(それについて触れた記事はこちら→https://hidamarihk.blogspot.hk/2017/11/id.html

彼の様に、最近ワーキングホリデーで香港に住んでいる日本人の若者が増えてきましたね。
このクリスマスには尖沙咀のスターフェリ―乗り場の近くで、路上でアクセサリーを売っている日本人を見かけました。見た感じバックパッカーというか旅行者のような風貌だったのですが(アクセサリーの雰囲気のためあえてそういうファッションだったのかもしれませんが)、彼らが何のビザを持って露店販売をしているのか気になるところです。

ちなみに、最近特にイミグレーションの取り締まりが厳しく、先日そごうでも販売員の日本人が不法就労として調べを受けたというニュースがありました。物産展などで香港に来る日本人の出張者は、多くが観光ビザで滞在しているので、販売促進活動に携わると違法です。とはいえ、展示会や物産展のためにビザを申請する人は少ないのが現実です。

さて、香港に住んでいる方には12月22日に日本領事館から連絡が来ているかと思いますが、ワーキングホリデー制度の内容が少し変わりました。以下、日本領事館から来た内容の抜粋です。


今般、日本国政府と香港特別行政区政府は、日・香港ワーキング・ホリデー制度で香港側が
日本人参加者に課している休暇に付随する就労及び就学制限について口上書の交換を行い、現
行同一雇用主3か月以内の就労制限を6か月以内に、また、現行1コース6か月以内の就学制
限をコース回数を問わず累積6か月以内に緩和し、右緩和措置を明年(2018年)1月1日
より開始することになりましたので、お知らせします。
 なお、本緩和措置の対象者は、明年1月1日以降に香港ワーキング・ホリデー査証を取得し
た日本国籍者のみとなりますので、ご留意ください。

どういう事かと言うと、2018年1月からワーキングホリデービザを取得した日本人は、同じ職場で6か月まで働けて、さらに学校は一つのコースに限らずいくつかのコースを合計6か月まで受講できるようになります。

緩和されるという意味では嬉しい話ですね。観光ビザで就労するのはもちろんご法度ですが、ワーキングビザで6か月以上就労することも同じく違法です。ビザの条件に基づいて活動しましょう。

2017年11月27日月曜日

香港でお部屋探し② 


こんにちは、ヒナタです。

今日はマンション主催のフリーマーケットへ行ってきました。
フリマって安くて掘り出し物があって、見ているだけでも楽しめますよね。

日本ではフリマは盛んですが、香港ではあまりやっていない気がします。
ちなみにハンドメイド物のマーケットはよく見かけます。
ショッピングセンター内のイベントだったり、野外イベントだったり色んな場所で開催されています。

さて、今日もお部屋探しについて書いて行きましょう。
前の記事(https://hidamarihk.blogspot.hk/2017/11/blog-post_26.html)で私の体験を書いたので、今日は具体的な部屋の探し方について順を追ってご紹介します。

希望の条件を決める

日本でもそうですが、香港のマンションもピンキリなので希望の条件を考えてみましょう。日本と同じような住環境を求めるには香港は家賃の相場が違うので妥協する必要も出てきます。具体的に言うと一人暮らしの場合、日本ではワンルーム+ユニットバスが最低限あれば良いと思いますが、香港にはそういうタイプの一人暮らし専用の部屋は少ないのです。

家賃、マンションのタイプ、間取り、交通の便、などの希望と優先順位を付けましょう。

家賃について

香港の家賃はとても高いです。世界一高いそうです。そして年々値上がりします。

家賃を安くしたいなら、広さや交通の便など妥協できるところは妥協しましょう。
香港は地下鉄もバスも縦横無尽に走っていますので、郊外に住んでも市内へは1時間もあれば出られます。職場が先に決まっていたら、通勤しやすさもポイントとなります。

エリアについて
何処に住むかはこれからの生活に関わるのでじっくり考えたいものです。

基本的に香港島は家賃が高めですが、せっかく香港に住むのだから香港島に住むのも選択肢の一つです。高い高いとは言われていますが、島の東側や西側の端の方へ行けば何とか手頃な物件も見つかるはずです。ただ同じ家賃で九龍エリア、或いは新界エリアなら当然もう少し広い物件に住めるので、どの程度の広さとどの程度の家賃までなら出せるか、そこがポイントになります。

ちなみに私は通勤の便利さと、せっかく香港に住むのだからと香港島にこだわっていました。香港島の方が西洋人も多く、金融街もあるのでハイソな雰囲気があります。トラムも走っていて古き良き香港の面影がそこかしこに見られます。街中で英語が聞こえることも多いし、普通のスーパーに行っても西洋人が好きそうな食品がありました。結局は家賃の値上げに耐え切れず、転職のきっかけもあったので九龍島へ引越しました。

逆に、香港の雑踏を味わいたいという香港好きの人があえて尖沙咀や旺角に住む例もあります。高級マンションは見られませんが、古いビルの中は住居になっています。私も何度か見に行ったことがありますが、外の建物からは想像できないくらい中の内装はきれいになっています。トイレが狭くてドアが閉められないとか、天井がボコボコしているとか、床の一部がはがれかかっているとか、ちょっと日本では考えられないお粗末な物件もありますので、内見の時にはよくチェックしましょう。

家賃を抑えるために将軍澳や調景嶺の方面に住む日本人もいます。ここ最近では馬鞍山の方に住む人もいますが、エクスプレスバスが出ていてセントラルまで1時間以内で行けます。

マンションについて

マンションの種類は色々ですが、大体は以下の通りです。

・唐楼・・古い建物でエレベーターがついていません。
      階段のみなので10階以下の高さが多いです。

・洋楼・・余りこの言い方をする人はいませんが、唐楼がエレベーターが無いのに対して
                  洋楼はエレベーターがついている建物です。エレベーターと言っても、
                  手動でじゃばらのドアを自分で閉めるものもあります。

・単独マンション・・そのマンション(ビル)のみが単独で立っているものです。

・集合マンション・・単独マンションに対して、いくつかの建物が一つの群になっている
                                    ものです。だいたい、●●花園、とか●●苑とかいう名前がついて
                                     います。中には幼稚園やスーパーや日用品雑貨屋、マクドナルド
                                     やコンビニが入っていて、生活するには便利です。

・高級マンション・・こちらも集合マンションですが、もっと高級な類です。
           日本人の駐在員が住むのはこういう高級マンションです。
           ホンハムで言うとロイヤルペニンシュラやラグナベルデなどが
           良く知られています。ジムやプールやクラブハウスがあります。

間取りについて

・寝れればなんでも良い、と言う場合はワンルームもあるにはあります。1つの物件を4-5部屋の部屋に内装を変えたもので、他の人と玄関を共有するフラットタイプと呼ばれる間取りがあります。日本のワンルームに比べたら狭いし、ユニットバスではなくトイレにシャワーが付いています。これが嫌でどうしてもバス・トイレを分けたいとなると、もう少し家賃が高くなります。

・いわゆる人間らしい生活ができるレベルの基本の間取りはダイニングルーム、2ベッドルーム、キッチン、バス・トイレのある部屋です。一人暮らしなのにベッドルームは二つも要らないと思うかもしれませんが、狭い香港では家族で済むのが常識なので、あえて一人暮らしをする人は少数です。そのため単身者向けの間取りは少ないのです。2ベッドルームはいらないかもしれませんが、一部屋は書斎にしたり、物置にしたり、ウォ―クイン・クローゼットにしたり、或いは改装して二部屋の壁をぶち抜いて一部屋にすることもできます。このタイプの部屋に住んでいる人が多いです。

歩いてみる

いまはネットでも物件情報は見れますが、やはり希望のエリアを実際に歩いてみることをお勧めします。できれば香港人や長く住んでいる日本人に一緒に着いて来てもらうと、そのエリアのことについて教えてもらえると思います。

例えばホンハムだと日本人は多いしイオンもあるので便利だけれど、中国本土からの移民が多いとか、葬儀屋が多く風水的にはいまひとつだとか、旺角の一部のエリアは裏社会の複雑な関係で治安が悪いとか、そういったことはパッと見では分からないので、詳しい人に聞くのがベストだと思います。

いかがでしたか。お部屋探しは納得がいくまで物件を見て回りましょう。
必ずピンとくる物件に出会えるはずです。

2017年11月26日日曜日

香港でお部屋探し


こんにちは、ヒナタです。

ここ数日で香港はグッと寒くなりました。日本も今年はもう年末並みの寒さのようですね。

この一週間で、半袖から長袖になり、そして一気にダウンを着ています。
気温で言うと、28度くらいから一気に20度くらいまで下がりました。
暑くなる時も寒くなる時も、このように突然気温が変わるので、よく体調を崩してしまいます。

10月末から11月の間にインフルエンザのワクチンを打っておきましょう。


さて今日は香港の不動産についてご紹介しましょう。

香港に移住するなら、まずは香港で住居を借りなければなりませんね。
香港の不動産市場は日本と比べ物にならないくらい熾烈です。

どうやって納得できる物件を探せば良いのでしょうか?
私が実際に住んだ例を順を追って紹介します。

2006年頃・・・フラットタイプの部屋

フラットタイプというのは、例えば3LDKのひとつの広い物件があったとして、その内装を工事して独立した5部屋を作るというようなものです。もともとその部屋にあった入り口のドアは全員で鍵を共有して玄関としますが、各部屋のカギは皆それぞれ個別に持ちます。トイレとシャワーは各部屋の中に据え付けてあるので他の住人と共有する必要はありません。他の人と顔を合わせるのは玄関を通る時くらいですからプライバシーは守られています。

私が最初に住んだのはこういう部屋でした。まだ香港に来てすぐで貯金も無くて、給与をもらい始めたばかりであまり家賃にお金をかけたくなくてこういう部屋にしました。香港に来てすぐ知り合った香港人の女の子が探してくれ、知り合いの大家さんの物件だということで紹介してもらいました。ですので不動産屋は仲介していません。契約書は大家さんが作ってくれたものにサインしました。家賃の支払いは毎月大家さんが部屋に来たので直接手渡していました。水道費用も大家さんが計算したものを実費で支払っていました。

良かったのは、大家さんがとても日本が好きで、好意的だったことです。いつも日本語のドラマやライブのDVDを貸してくれました。私も香港に来たばかりで日本語が恋しかったので助かりました。

デメリットですが、やはりフラットタイプは横の部屋によっては生活環境が左右されます。隣の人が煙草を吸うと自分の部屋の方にも匂いが充満して困りました。隣の人は会えば挨拶を交わす程度のつきあいでしたが、まあまあ人の良さそうな感じだったので私も苦情を言いそびれていました。

家賃と広さですが、HKD2000+光熱費実費、広さは3畳程度でした。
バストイレですが、トイレと小さい洗面台、それに壁にシャワーがついていました。
シャワーをすると便器が水浸しになるので最初は嫌で嫌で仕方ありませんでしたが、香港の家庭ではこういうタイプの設計はよく見られます。慣れたらシャワーの時にトイレ掃除もしていました。

2007年頃・・・間借り

ホンハムに古い映画館があるのですが、その映画館が一階に入っている上の大きなマンションに引っ越しました。大きいと言っても、豪華というわけではありません。古くて今にも崩れそうな建物でした。いちおうエレベーターがあるので、それまで住んでいた唐楼と呼ばれるエレベータ―無しの建物に比べたら。我ながら出世したと感じたものです。(今思えばちょっとかわいそうですね。)

ホンハムに引っ越そうと思ったのは転職したのがきっかけで、東鐡(East Rail)の沿線に会社があったのでホンハムなら通勤しやすそうだし、尖沙咀など市内にも出やすいと思ったからです。せっかく香港に住んでいるのに、会社も住まいも辺鄙な場所では味気ないと思いました。それは正解で、やはり仕事のあとで友達と会ったり、土日に外へ遊びに行くことを考えたら市内にアクセスは良いに越したことはありません。

その物件はホンハムの不動産で見つけました。香港には色々な不動産屋がありますが、大手の赤色の不動産屋や、黄色の不動産屋だけではなく、個人でやっている小さな不動産屋もたくさんあります。そういう所は地元未着型で、その不動産屋の近所の物件を紹介してくれます。
私もたまたま入ったそういう小さな不動産屋で、大家さんのことをよく分かっている不動産屋のおじさん(というかおじいさん)に紹介してもらいました。不動産屋というのも人柄が大事で、その人がうまく交渉してくれたので家賃も希望の相場で落ち着きました。

その部屋はもともと大家さん一家が3LDKで住んでいて、子供が一人独立して部屋が余ったので改築して一部を賃貸にしているというものでした。今まで住んでいたフラットタイプの部屋と同じ概念ですが、大家さん一家と玄関を共有するだけで、その中の1DKは私のスペースでした。大家さんの家の一部を間借りしているような感じでした。

大家さんはもうお婆ちゃんであまりうるさいことを言わなかったので助かりました。広東語があまり分からず潮州語を話していたので、言葉が意味わからなくて逆に良かったのかもしれません。

家賃と間取りですが、3800HKDと光熱費実費、間取りは1DKでした。

小さいながら独立した台所があり、ベッドルームもあって今までの部屋よりも数倍よく見えました。

2011年頃・・・ホテル風の内装がきれいな唐楼

転職をしたので、香港島に引っ越しました。この頃すでに家賃は高騰を続けていて、香港島というのもあって家賃が上がることも部屋が狭くなることも覚悟していました。それでも日本円に換算するとありえないほど小さな部屋に高い家賃を払っていました。

ワンチャイの辺りで物件を探していたのですが、インターネットで物件を見つけました。写真で見ると建物はかなり古いものの、内装は新しくホテル風と書いてあったので見てみることにしました。
またエレベーターの無い唐楼に逆戻りしたのですが、今度は5階(つまり日本でいる6階)でした。毎日ここを上り下りするのは大変だけれど良い運動になると思いました。それに、ドアを開ければ綺麗な内装で新しく感じたし、ベッド、テレビ、冷蔵庫、テーブルなど基本的な家具は全部ついていたのでそこに決めました。

良かった点はワンチャイの真ん中で便利だったこと、スーパーやマーケットが近かったことです。セントラルから歩いて帰ることも出来たので、ランカイフォンで飲んでから歩いて帰ったことも。

ただし管理しているのが個人ではなく会社だったので、その担当がころころと変わり、あまり親切な対応をしてもらえませんでした。家賃も交渉の余地なく上がるので2年ほど住んで引っ越しました。この頃どんどん家賃が上がっていて、家賃の高騰が身に染みた時期です。

家賃は5500→5800→6600HKDと右肩上がりで値上がりし、その度に交渉していましたが応じてもらえませんでした。一年目は、それでも引っ越すのが面倒で値上げを飲みましたが、二年目はもう少し広いところを安く借りたいと思い引っ越しました。

2013年頃・・・旺角のマンション

今度は旺角に移動しました。ここまでくれば、エレベーター付きのマンションを借りれます。近所の不動産屋で紹介してもらったのですが、ここの大家さんもとても良い人で、大家さんに惚れ込んでこの物件を借りたというのも理由のひとつです。間取りは1Kで、家賃は5800HKDでした。
今でもその大家さんとは交流がありますが、この部屋はもう売りに出したそうです。

ここで良かったのはアクセスの良さと、間取りの広さ、それに大家さんの対応です。
逆に残念だったのは窓からの景色で、今までの部屋もそれほどきれいな景色は見えなかったものの、ここは本当に窓から隣のマンションの壁しか見えず、全く日が差さない部屋でした。窓にステンドグラスのフィルムを張って何とかオシャレに彩りよくしようと試行錯誤していました。


これが私の実際の体験ですが、もっともっと良い部屋に住んでいる現地採用の人もいます。
給与の何割くらいまで家賃を出せるか考えておくと部屋を探しやすいと思います。
だいたいみんな給与の半分くらいのお部屋を借りています。


2017年11月24日金曜日

香港人の朝ご飯


こんにちは、ヒナタです。

グルメの街・香港とは言いますが、香港グルメは高級レストランだけではありません。地元の香港人が日ごろ食べている素朴で美味しいものをご紹介したいと思います。

まずは朝ごはんです。

日本人の朝ごはんの定番はご飯とみそ汁ですが、香港人にとって朝からご飯というと重たい印象です。朝からおにぎりはダメで、お粥と焼きそばなら食べられるというと変な感じかもしれませんが、長く住んでいるとなんとなく理解できるようになるものです。

ベーカリーのパン

香港には美心をはじめベーカリーがたくさんあります。日本でもベーカリーのパンは人気ですが、コンビニやスーパーで買えるパンも新製品が次々と出て人気ですよね。香港の場合、市販のパンより圧倒的にベーカリーのパンの方が人気があります。毎日焼きたてのパンの方が新鮮でおいしいというこだわりがあるようで、市販のパンは添加物などが入っているなどあまり良い印象はありません。コンビニでもパンの種類はあまりなく、新製品もあまりなくいつも同じような製品です。

私がオフィスで働いていた時は、ほとんどの人が朝ご飯を食べずにベーカリーのパンを通勤途中に買って来て、オフィスに着いてから食べていました。みんな1つしか食べないのですが、9時始業ですからすぐにお昼ご飯の時間になるのであまり食べなくてもちょうど良いのです。

私も最初は変な習慣だなと思っていましたが、次第に私もパンを買ってオフィスで食べるようになりました。(私は始業時間より早めに来て食べて、それから仕事をしていましたが・・)

マクドナルドのモーニングセット

添加物にうるさい香港人ですが、なぜかマクドナルドや炭酸飲料は大好きです。それから出前一丁ですね。朝ごはんにマクドナルドのモーニングセットを買って出勤する人はかなりいます。朝からハッシュポテトなんて揚げ物を食べているのを見ると胸やけがしそうですが、それだけ香港人は若いのかなと思います。ちなみに香港のマクドナルドでは高齢者を見かけることも多いです。朝マックはマフィンのサンドが多いですが、香港ならではのスープマカロニもあります。ちなみに私はパンケーキが好きです。20代の頃の話ですが、夜通し飲んだ後、帰り道に朝マックを食べてから帰っていました。

チャーチャンテンのモーニングセット

旅行で香港に来たら是非とも朝にチャーチャンテンに行ってみて欲しいです。私が初めての香港旅行でチャーチャンテンのモーニングセットを食べた時は、あまりの薄味に度肝を抜かしました。マカロニやビーフンを味のないスープに入れたもの、薄いトースト、油っぽいハム入りスクランブルエッグ、渋いミルクティ、最初食べた時は色んな意味でびっくりしました。しかしこれも慣れてしまえば受け入れられるので不思議なものです。香港に来たら是非こういうものだと思って下さい。

飲茶

香港人は朝から飲茶をする、と言うイメージで香港に来る方も多いと思いますが、いざ朝から飲茶に行くと高齢者ばかりなのに気づくと思います。香港といえば飲茶ですが、実際は学生さんや働き盛りの年齢の人はみんな通勤・通学で忙しいので土日のみ飲茶をしにレストランに現れます。
平日の午前7時から新聞を読みながら朝飲茶をしているのは高齢者ばかりです。

観光客の方はもちろんこの朝飲茶を体験してほしいと思います。高齢者の中には一人で飲茶をしている人も結構います。新聞を読みながら、お粥と点心をゆっくり食べているその姿はきっとイメージする香港に近いでしょう。

今日は香港人の朝ごはんについてご紹介しました。

2017年11月21日火曜日

【保存版】香港のおすすめ定番グルメ


こんにちは、ヒナタです。

このブログでは香港での仕事などについて書いていますが、香港といえば忘れてはいけないのが香港グルメですよね。今日は香港の美味しいものについて書いていきます。

ガイドブックやネットで香港の現地情報は簡単に最新のものが入手できるようになりました。移り変わりの激しい香港ですから、実際に現地で足を運んでみたらお店がつぶれていた、移転していたなんてことはよくあります。香港の家賃は非常に高いので、つぶれたお店が全て味に問題があったとは言えません、どんなに美味しいお店でも、家賃の高騰に着いて行けずやむなく閉店ということもあるのです。

かなり独断と偏見ですが、数ある香港のレストランの中で、これだけ行っておけば間違いない、というお店を紹介していきます。実際に私が友人知人をガイドする時にも使っています。

北京料理(北京ダック)

北京ダックを食べるなら、「北京楼」の一択です。
案内するタイミングで九龍半島なら尖沙咀店、香港島なら中環店が便利です。

「鹿鳴春」も老舗で人気ですが、店があまりに古ぼけているので観光客を連れていくにはちょっと向いていません。香港ファンの方ならこちらの方が喜んでもらえると思います。

「北京楼」は毎晩8時に手打ち麺のショーがあり、尖沙咀店は夜景が一望できますので、20時までに窓際の席についていれば「シンフォニー・オブ・ライツ」(夜景のイルミネーションショー)が見られます。ちなみに余った北京ダックは店員さんに言えば持ち帰り用に包んでくれます。

上海料理(上海ガニ)

上海ガニを食べるなら、「夜上海」の一択です。
マルコポーロ香港ホテルに入っているので、レストランの雰囲気も落ち着いていてそれなりの高級感があるし、個室もあります。コース料理も見た目も綺麗で本当に美味しく満足できます。

「滬江大飯店」なんかも上海ガニの季節になると上海ガニのコースがリーズナブルな値段で用意されますが、量が少ないのであまり満足できません。それに店が地下にあります。地下で異性と食事を共にすると、秘密のデートみたいで異性と仲が深まるとか深まらないとか聞いたことがありますが、天井に圧迫感があって私は好きではありません。在住の日本人同士でカジュアルに行くならこの店でも申し分ありませんが、観光客を連れていくなら「夜上海」の方が喜ばれます。

広東料理

いわゆる正統派の広東料理屋ですが、香港に住んでいるとわざわざレストランに広東料理を食べに行くことはまずありません。自分で食べに行かなくても、会社の新年会とか、誰かの結婚式ではほぼ広東料理のコースを食べることになると思います。ちなみに香港の街中で食べられるB級グルメの麺や叉焼や点心なども、分類するなら広東料理のひとつです。

もし観光客に広東料理をリクエストされたら、どこの広東料理レストラン(酒楼)に連れて行ってもそれほど外れはないのですが、「翠韻軒」(改名する前は「映月楼」でした)に連れていきます。尖沙咀のビクトリアハーバー沿いにあり、こちらも窓際に座っていれば20時からの「シンフォニー・オブ・ライツ」が見れます。こんなに素晴らしい立地なのに、リーズナブルなお値段で広東料理が楽しめます。点心も動物の形をしていて可愛いので喜ばれると思います。

海鮮料理

海鮮コースは是非とも滞在中の日程に取り入れたいものです。もし日程に余裕があれば、西貢まで行くことをお勧めします。遠く感じますが、旺角からミニバスで30分ほどで到着します。もしミニバスに乗るのが慣れていなければ、タクシーでも構いません、九龍サイドの市内から本当に30分もあれば着いてしまいます。できれば夕方頃に到着し、そこでちょっと海辺を歩いて散策し、それから海鮮料理レストランに行きます。何軒かあるレストランのどの店に入っても、それほど変わらないのですが「全記海鮮菜館」が無難だと思います。大きなレストランでコースも2人前からありました。

もし西貢まで行く余裕がなく、市内で海鮮を食べたいなら言わずと知れた「竹園」が良いです。ガイドブックで紹介され尽くしていますが、それだけ観光客には十分なケアができるお店です。市内の海鮮を出すお店は佐敦などにあるにはありますが、穴場なので衛生面や接客の面で観光客には敷居が高いと思います。「竹園」のコースはチーズロブスターやマンゴープリンなど観光客が喜びそうな内容なので、ビギナーには至れり尽くせりで案内する方も安心です。

 飲茶

飲茶ほどどこで食べてもそれなりに美味しいものはありません。香港にある酒楼ならどこで食べても大体同じように飲茶が楽しめます。飲茶は朝から夕方にかけて提供されるので、夜にはありません。夜ごはんに飲茶を食べようと思っている観光客は意外と多いのですが、夜は基本的にやっていません。(最近は飲茶専門店ができて夜でも楽しめるのですが、こういう店はキャラクターものの点心を出していて、やたら高いわりに美味しくないのでお勧めできません。) 

また、飲茶の店を探していてなかなか見つからないという人もいますが、飲茶というのは広東料理レストランや結婚式場などが朝から夕方までの時間に暇つぶし程度に提供しているもので、本来のメインはディナータイムなのです。

もし中環へのアクセスが近ければ、「大會堂」の飲茶が良いでしょう。朝は並んだ方が無難です。歴史のある「陸羽茶室」や「蓮薫楼」なども有名ですが、店内は狭くて荷物を置く場所がないので、カバンを抱えたまま食事をすることになるかもしれません。店員さんも外国人慣れしてはいるものの、やっぱりきちんとした環境で飲茶を安心して楽しみたいなら、「大會堂」が一番です。

いかがでしたか。今日は中華を中心におススメをご紹介しました。ご参考になればと思います。

2017年11月20日月曜日

香港に住むメリット②仕事編


こんにちは、ヒナタです。

前の記事で香港に住むメリットを書きました。
https://hidamarihk.blogspot.hk/2017/11/blog-post_19.html

一度に書ききれなかったので、今回は仕事に関するメリットを書こうと思います。

税金が安い

言わずと知れたフリーポートの香港ですが、税金が本当に安くてびっくりします。まず消費税なんてものはありません。そして所得税ですが、毎年若干違うものの、大体15%ほどです。さらに基本控除、配偶者や子供などの家族控除、両親分の控除、住居控除、などなどを差し引いたあとの金額に15%ほどを課税するのです。日本は累進課税なので稼げば稼ぐほど税金を納めなければなりませんよね。日本の場合、例えば30代サラリーマンなら年収330万~695万円くらいの方が多いと思いますが、この範囲の所得税率は20%です。900万円以下なら23%、1800万円以下なら33%、1800万円を超えると40%です。医者、弁護士、芸能人・・稼いでいる人は4割も税金を納めているんですね。

注意したいのは、香港の所得税は日本のように給与から天引きされません。年度ごとに自分で計算して申告をし、税務署からの通知を受け取ったら期日までに納付します。一度にまとまった額を納めるので多く感じますが、日本で毎月引かれる所得税の合計よりはかなり少なく済みます。

休みが取りやすい

香港の職場ですが、多少は社風にもよりますが、日本に比べれば断然休みが取りやすいと思います。日本で有給が消化できていない人って本当に多いですよね。私も有給を申請したことがありますがよほどの理由でもない限りものすごく後ろめたい感じがします。私がいない日の業務を他の人に頼んで、それで周りに迷惑をかけるのも申し訳なく感じます。でも、香港なら当たり前に有給を消化して良いのです。香港人のスタッフを見ていると、みんな当然の権利として有給を申請して月1-2回くらいは休んでいる気がします。その間の最低限の仕事やその日でないとダメな業務はもちろん前日に同僚に頼んで置いたりするのですが、それもお互い様です。それに仕事は基本的にチームではなく個人で抱えているので(それが良いか悪いかはさておき)、その人しか対応できない件なら、翌日に対応するだけのことです。

また、香港の会社は有給以外にもSick Leaveという病欠があります。病気などで欠勤した時、診断書があれば有給日数も給与も削られません。日本だったら有給が削られる会社が多いと思います。それもそれで、よく考えたらおかしいですよね。有給を病気をした時のために残しておくとすれば、よほどの理由が無い限り有給を取ろうなんて思いませんよね。香港人はSick Leaveを本当によく取ります。仮病なんじゃないかと疑っているわけではありませんが、日本人なら無理をして出勤するくらいの体調不良でもすぐ休みます。これもまたお互い様なので、Sick Leaveで休んでいた人が翌日出勤してきてピンピンしていても、みんな深くは追及しません。

定時で上がりやすい

これも多くの会社で見られる現象なのですが、定時になるとみんな蜘蛛の子を散らすように帰っていきます。人によっては定時10分前くらいから鞄を出して帰る支度を始め、トイレに行って、そして時計の針が定時を指すのを待って定時ジャストで帰ります。

私は転職を経験しているのですが、どの会社でも定時にだいたいみんな帰っていきます。その中で、必要であれば残業をしている人ももちろんいます。残っている人はほとんど同じ人で、それは業務上の問題というより性格の問題のようです。それに残業代がつかないとなると、残る人は本当に少数で最低限の仕事が終わったらすぐに帰ります。日本では残業代がつかなくても、定時を過ぎてもほとんどの人は残っていますよね。最近は残業を減らす傾向にあるようですが、それでも定時前からソワソワして定時ぴったりに帰ると白い目で見られるし恥ずかしいですよね。

ちなみに出勤時間もみんなギリギリです。私は10分前くらいに着くようにオフィスに行っていましたが、当然日本人しか来ていません。香港人なら出勤時間ちょうどに席について、新聞を読みながら朝ごはんを食べ始めます。

 上下関係が希薄

日本の会社って、本当にタテ社会ですよね。社長、部長、課長、という役職層は当然ながら、平社員同士でも入社した年度によって先輩後輩の層があります。年下でも先に入社した方が先輩、年上でも後から入って来たら後輩、敬語も使わないといけないし、本当にややこしいです。
香港は、というか海外では、年齢や社歴っていうのはあまり関係ないんですよね。例えるならクラスに転入生が入ってきただけのことで、新しく入って来た社員ともともといた社員の間に上下関係はありません。仕事や社内のことを教えてあげるのは先輩としてではなく、同僚としてです。役職の肩書がある人にも敬語なんて使いません。英語にしろ中国語にしろ敬語表現が無いからカジュアルに話すしかないのですが、平社員が上司に多少はハッキリ意見をしても構わないのです。

日本だったら、お土産に頂いた菓子折りのお菓子を配るにしても上の人から配っていかなければならなくて苦労しました。効率が悪いなぁとよく思ったものです。もちろん日本ではそこは重要なのですが、ところ変われば気にしなくて良いのです。

飲み会やカラオケがない

日本人って本当に飲み会とカラオケが好きですよね。私もお酒が飲めるので基本的に会社の飲み会も好きなのですが、やっぱり中には参加したくない飲み会もありました。上司に相談に乗ってもらったり、仕事のことを教えてもらう良い機会でもありますが、単に相手の武勇伝、自慢や愚痴を聞いて終わりということもありました。日本人は真面目で控えめな分、お酒が入ったら普段抑えている感情が出やすくなります。だから飲みにケーションって大事なのでしょうね、同じ釜の飯を食う、でもありませんがやはり飲食を共にしてこそ気持ちが共有できるのでしょう。

香港では、会社内での飲み会と二次会のカラオケはありません。会社を出てまで仕事の話なんてしたくないし、仕事が終わればプライベートの時間なのです。自分の時間を潰してまで仕事でもないのに上司や同僚と付き合う必要はありません。もちろん個人的に仲良くなって食事に行ったりすることはありますが、同じ部署の人で親睦を図るために全員参加で飲みに行こう!なんてことはしません。

香港のやり方に慣れてしまうと、日本にいた時はいた時で楽しかった飲み会が、つまりは付き合いだったのかなと思う時があります。飲み会の席で聞いた話が仕事に役に立ったかといえば、人間関係の構築には役にたったと思います。しかし二次会のカラオケは全くの無駄だったと思います。会社の人は趣味が合う友達ではないので、本当に好きな曲を歌って楽しむこともできないし、大半は他の人が歌っているのを盛り上げるためにその場にいるようなものでした。自分が歌うにしても、万人に受けるような歌を選曲するしかなく、その選曲も外してしまえば白けるだけです。それにカラオケの音がうるさくて深い話もできないし、酔っているから雰囲気だけ楽しい気持ちになりますが、結局何も得るものはありません。香港に来て分かりましたが、日中の付き合いだけでも十分社内の人間と仲良くなれるし、仕事も円滑にいくものです。食事を共にしたいなら、たまにランチを一緒にすれば十分なのです。

いかがでしたか。今日は仕事関係での香港のメリットを挙げてみました。

2017年11月19日日曜日

香港に住むメリット①生活編


こんにちは、ヒナタです。

せっかく涼しくなってきたのに、今日はまた暑くて片づけた夏物を引っ張り出してきました。

日本はどんどん寒さが厳しくなっていて、数日中にもグンと気温が下がるそうですね。
寒さが苦手な私にとって、この時期は本当に香港の良さを実感します。

どんな場所にもメリットとデメリットはありますが、今日は香港に住むメリットを書いていきます。

気候が暖かい

こちらの記事(https://hidamarihk.blogspot.hk/2017/11/blog-post_14.html)でもご紹介しましたが、香港の秋冬は本当に暖かいです。もちろん、厳密には本当に寒くなる時期はあります。そんな時期でも外出先に暖房はありませんし、通常は重ね着で乗り切るしか無いので、その時期だけは日本より寒く感じたりもします。それでも、日本に比べたらやっぱり短い冬は有難いです。日本だと半年以上は長袖の季節ですが、香港は半年以上も半袖を着て過ごせます。一番寒い時期だと10度を切るのですが、これは冷蔵庫の温度と同じくらいです。以前、香港で3度を体験したことがあります。こんな日本のような気温になるのは珍しいので、頬を刺すような冷たい風の感触で、思わず日本を思い出して懐かしくなってしまいました。

どこへ行くにも便利

近年どんどん拡大されている地下鉄(MTR)、路線バス、郊外を縦横無尽に走るミニバス、フェjリー、香港には様々な交通手段があります。それらを利用して市内から1時間ほどあれば海へ行くことも、山へ行くこともできます。日本で海水浴やハイキングに行くとなると、電車を乗り継ぎ、バスを乗り継ぎ、それだけで体力を使ってしまいます。さすがに地下鉄は夜中はやっていませんが、バスは夜になると番号の前にNがついたナイトバスが走っていますし、タクシーも日本より安いので気軽に利用できます。

子どもや妊婦や高齢者に親切

地下鉄に乗っていると、優先座席はもちろん普通の席でも。誰もが子供・妊婦・子連れ・お年寄りに席を譲っています。みんながサッと席を譲り、譲られた方も素直に座ります。こんな環境が今の日本にあればなといつも思います。たまに日本に帰ると若者が優先座席に座っていてゲンナリします。最近は席も詰めないで7人掛けのシートに6人がゆったり座っていますね。私が日本にいた頃は見ませんでしたが、最近の人は隣の人と距離を保っておきたいのでしょうか。私も香港に来てから席は譲るようになりました。自分が譲らないで、自分より年上の人が譲っているのを見ると出遅れた!と思います。なぜ日本では席を譲らないのでしょうかね。私が思い当たるのは、譲っても座ってもらえないと気まずいから言い出せない、譲られた方も申し訳なくて断る、座ったところで電車を降りるまでなんだか落ち着かない、でしょうか?それから、日本の電車は乗車距離が長いのでいったん席を譲ると自分が結構辛いから譲りたくない、などでしょうか。確かに香港は乗車距離が短くてちょっとスマホをいじっていたらすぐに降りるので席を譲っても勿体なくないし、それに譲られた方も当たり前のように座ってくれるからドライな関係でいられるのでしょうね。どちらかが降りる時にもう一度お礼をいう事も、会釈をすることも必要ないのです。なんにせよ、これは日本も十分に見習いたい香港人の習慣です。

いかがでしたか。まだまだメリットは山ほどありますが、今日はここまで。

2017年11月18日土曜日

香港で面接を受ける際の注意点


こんにちは、ヒナタです。

香港人の元同僚から久々に連絡があり、転職先が決まったそうです。
希望する業界に転職できたようで私も安心しました。

11月に希望通りの転職先が見つかるのは、実はラッキーなことです。
香港の会社は(日系の現地法人を含め)旧正月前にダブルペイとボーナスを支払います。
だから転職を考えている人もとりあえず1月まで頑張って、きっちりお金をもらったら退職願いを出す、というのが定番です。

なので、旧正月明けの2月や3月くらいに就職活動をすると求人案件が多く、逆に他のシーズンだと求人数が少なく、少ない選択肢の中からより好みをしているとなかなか決まらないことがあります。

私は何度か転職を経験していますが、いつ人材紹介会社に登録しても人を募集している会社があります。私が転職をするタイミングで毎回その会社も欠員が出る、というのは偶然にしては珍しいですよね。そういう会社は要注意です。いつも募集している、つまり採用してもどんどん人が辞めて定着しない会社(あるいはポジション)の可能性が高いです。

今日は香港での面接についてご紹介しましょう。

人材紹介会社の面接

以前の記事(https://hidamarihk.blogspot.hk/2017/11/blog-post_8.html)でも紹介しましたが、まず香港に来たら人材紹介会社への登録、つまり面接が第一歩です。

面接だからといって緊張する必要はありません。合否を決定するような面接ではなく、カウンセリングのようなものです。あなたの希望を聞き出して、それに沿う企業を紹介してくれるのが人材紹介会社です。ざっくばらんに話して下さい。

服装はリクルートスーツでも良いですが、香港での就活にスーツは必須アイテムではありません。清潔感のある落ち着いた服装であれば何でも構いません。

1まず持参した書類の提出です。
 履歴書。職務経歴書、資格証明書のコピーなどを一式渡します。
 コピーを取るだけで原本を返してくれるかもしれません。
 履歴書を持参しても自社フォームの履歴書に記入をさせられることもあります。

2次に語学チェックです。
 だいたい香港人のスタッフが出て来て、 日本語・英語・北京語・広東語で会話をしてみます。
 この中でもし全く話せない言語あれば、語学チェックをしないこともあります。
 チェックと言ってもその言語で他愛のない会話のやり取りをするだけです。
 香港のどこが好きですか、とか前の仕事で何をしていましたか、など簡単な質問です。

3次に日本人の担当者が出て来て日本語での面接となります。
 特に難しいことは聞かれません。
 自分の経歴や性格などアピールするところはどんどん伝えて下さい。
 ここで担当者は学歴や職歴以外にも、顔の表情や雰囲気、性格などを見ています。
 そして企業に対しては、「こういう学歴と職歴で、営業職に興味があり、明るく元気で
 真面目な方です」という風に紹介します。
 ミスマッチを起こさないためにも正直に自分のことを話しましょう。
 
企業の面接

紹介してもらった会社から面接のオファーが来たらいよいよです。
事前に面接を受ける会社のホームページをチェックしておきましょう。

1まず持参した書類の提出です。
 履歴書。職務経歴書、資格証明書のコピーなどを一式渡します。
 履歴書を持参しても自社フォームの履歴書に記入をさせられることもあります。
 また、自社の筆記試験を実施している会社もあります。
 
 ちなみに、書類を書いている間は通された部屋に一人ぼっちです。
 早々に書いてしまった場合、なかなか誰も戻って来なくて不安になることがあります。
 あまりに遅く心配になりますが、状況によっては自分から「書けました」と言っても良いでしょう。

2語学チェックです。
 人材紹介会社と同様、 だいたい香港人のスタッフが出て来て、 
 日本語・英語・北京語・広東語で会話をしてみます。
 会社側がどの程度の語学レベルを求めているか、英語重視なのか北京語重視なのか、
 それらは会社によります。後で後悔しないように積極的に話してアピールしましょう。 
 それと逆に、自信がない言語があればハッキリと伝えましょう。
 採用後に意外と英語できないね、と言われないようにしましょう。

3次に日本人の担当者が出て来て日本語での面接となります。
 大体、面接者が自己紹介をし、その次に会社側が自社紹介、面接者が質問、という流れです。
 
 日本と違って、会社が人を選ぶだけではなく面接者も会社を選ぶ対等な関係です。
 会社側も、色々な事情があって求人を出しています。
 会社がどのような人を求めていて、そこに自分がはまるかどうか見極めましょう。
 
 最後の質問も、いくつか考えておくと良いと思います。
 質問が特にない、というのはその会社に興味が無いということですよね。
 ホームページを見て疑問に思ったこと、仕事の内容で気になるところは全部聞きましょう。

給与について

香港で就職するにあたって大事な事なのですが、給与は交渉したもの勝ちです。
もちろん交渉の余地が無い場合もありますが、たいていは交渉可能です。

会社側としては人件費は押さえたいものの、せっかく気に入った面接者が給与の提示額に不満をぶつけてきたら多少の融通をしてでも会社に来てもらいたいと思うものです。

日本はあまり給与交渉はせず、募集要項に載っていた金額が「定価」となります。
そのことを承知で面接を受けに来てると会社側は思っているので、給与交渉はしません。

ポイントですが、給与交渉は人材紹介会社を通じて行いましょう。
企業との面接の時に決めてしまわず、人材紹介会社の担当者と相談すると言ったりして
企業と直接交渉をしないようにしましょう。相手は交渉のプロですから安く叩かれて終わりです。

その点、人材紹介会社の人なら交渉になれているのでうまく取り持ってくれます。


いかがでしたか。今日は香港での面接の流れと注意点を書きました。
ご参考になればと思います。

2017年11月17日金曜日

香港で就職、MPFって何?


こんにちは、ヒナタです。

前の記事(https://hidamarihk.blogspot.hk/2017/11/blog-post_16.html)で年金について書きましたが、今日は香港のMPFについて書こうと思います。
海外に移住しても日本の年金を任意加入で払い続けるかどうか悩むところですが、実は香港にもMPFという年金制度があります。香港で働いている間はMPFに加入するので、日本の年金は払わないというのも、選択肢の一つです。

MPFとは?

MPFはMandatory Provident Fundの略で、漢字では「香港強制積立基金」と呼ばれています。香港で2000年より導入されました。日本の年金制度に相当するものです。MPFは日本でいう「確定拠出年金」のように運用するのです。18歳以上65歳未満の正社員・パートタイム問わず、雇用開始から60日以内にMPFへの加入が義務付けられています。

積み立て金額は?

積み立て額は給料の10%です。会社が5%、従業員が5%負担します。
強制的にMPFに差し引かれる対象額は上限30000HKDとなっており、毎月の給与が30000HKD以上であれば、最大で1500HKDまでしか自動的に差し引かれることはありません。また、もっとMPFに積み立てておきたければ、積立額を増やすこともできます。

例えば給与が20000HKDだとすれば、5%は1000HKDですね。
会社が1000HKD、従業員が1000HKD負担して、毎月合計2000HKDを積み立てます。
給与から強制的に天引きされますので、手取りの給与は18000HKDとなります。

ちなみに、給与の内訳には基本給、交通手当、残業代、など様々な項目があると思いますが、それらすべての賃金の合計が対象額となります。

どうやって加入するの?

日本の年金機構と違い、MPFは保険会社や銀行がMPF商品を取り扱っています。どの会社を通すかは勤め先で決まっていると思います。香港で企業に就職すると総務課・会計課・人事部等のスタッフが教えてくれると思います。

私は香港内で転職をしましたが、前の会社で加入していたのは保険会社Aのもので、新しい会社で加入したのは保険会社Bでした。その場合、保険会社AのMPF口座を解約する必要はありません。積立金は増えませんが、残高だけで運用され続けます。保険会社Bの方はこれから毎月の給与から積み立てていくので、積み立てながら運用できます。そしてその後、勤務先の会社が保険会社のMPFをやめ、銀行のMPFに変えました。そのタイミングで今までの保険会社AとBの残高を全て銀行のMPF口座に移行しました。やはり口座が転職の度にあちこちにあるより、1つの口座に全て入っている方が管理しやすいです。

また、MPFに入ったらお金を積み立てておくだけではなく、最初に自分で運用先(つまり投資先)を選択して選ぶ必要があります。100%全てを一つの運用先につぎ込んでも良いし、20%づつ5社に分けても良いです。運用方法は貴方次第です。ネット上で簡単に変更できますので、もし運用成績に不満があればいつでも運用先を変更することができます。

自分で運用した結果なのだから、損しようが得しようが、結果は受け入れるしかありませんね。
私も時々見ては元本割れしていたりしますが、増えている人は増えているようです。私のように放ったらかしの人もいれば、香港人の中にはしょっちゅうネット上で運用状況を見て、運用先を変更している人もいます。

どうやって受給するの?

MPFは老後のための年金制度ですので、65歳から受給開始されます。ただし、日本人を含め外国人が香港で就労していて、65歳になる前に香港から完全に去ってしまう場合は、香港を去る時点でMPFを解約して口座の残高を受取ることができます。この方法は一度のみ有効で、もし再度その日本人が香港で働くことになって再度MPFに加入すると、二度目のMPFは65歳まで解約ができません。

実際に香港で数年働いて日本に完全帰国した人を見ると、大体みんなMPFは解約しています。

いかがでしたか、今日はMPFについて説明しました。ご参考になればと思います。

2017年11月16日木曜日

海外移住で国民年金の支払いはどうする?


こんにちは、ヒナタです。

前の記事(https://hidamarihk.blogspot.hk/2017/11/blog-post_15.html)でも書きましたが、香港など海外へ移住する場合は国民年金の支払い義務がなくなります。希望すれば任意で加入し続けることも可能です。海外に住んでいる期間、年金を払わない場合は将来受け取れる額が少なくなります。

昨今、将来は年金制度が破綻して今の現役世代は年金を受給できないのではないかとよくニュースで見るようになりました。あまりにそういった情報が多すぎて、年金を支払いつつも不安がつのります。定年後は年金をもらいながら豊かな余生を過ごせる時代はもう過去のことのようです。

本当に将来、年金がもらえないのでしょうか?全くもらえない、ということは無いと思います。ただ、受給できる年齢がどんどん上がっていく可能性は否定できません。60歳で定年退職しても、受給年齢が70歳では10年ほど自分の貯金を取り崩して生活しなければなりません。70歳から受給できても、その金額は現在の高齢者がもらえている額よりも少なくなっているかもしれません。昔のように年金だけの収入に頼って生きていくのは難しい時代が予想されます。

私も海外に住むにあたって任意加入すべきかずいぶんと悩みました。よっぽど長生きしない限り、年金は掛け損になる可能性が高いです。日本にいれば、掛けるしか選択肢はありません。無職だろうが学生だろうが、基本的には支払う義務があります。しかし海外へ移住するとなると、先行き不透明な年金を支払わなくても良いという選択肢が出てきます。

一時期、私は本当に悩んでいて実際に香港にいる日本人に聞いて回りました。普通の友達から、金融関係や保険関係のお仕事をしている人など色々な人に聞きました。

普通の友達は大体、香港にいる間は支払いをしていませんでした。海外にいる期間は空期間として計算されるので、受給資格は満たされます。ただ受け取る金額は少なくなりますが、どうせ満額もらえたところで期待できないので満額でなくても良いということでした。

保険や金融関係のお仕事をしている人に聞いてみると、やはり口をそろえて支払いはしていないということでした。日本の年金制度に疑問を持っていて、それより自分で投資なり資産運用をして増やした方が確実だというお話でした。ちなみに唯一、任意加入をしている人がいました。でもその方も、「一時期は支払ってなかったんだけれど、やっぱり日本人としての義務だから払うことにした。親への仕送りのつもりで。」と言っていました。

それはそれで、なんだか腑に落ちました。年金制度は助け合いで成り立っているのだし、自分たちが将来ちゃんと受給できるか分からないから今払わない、という考えは理屈にかなっていますが、自分の損得しか考えないようで何だか寂しいものです。

とはいえ、これから日本も貧富の差が開いてくるとかAIロボットに仕事を取られるとかあまり良い将来がみえない状況です。せっかく海外に住むにあたって年金を払う・払わないの選択肢ができたので、自分はどうすべきかよく考えてみて頂けたらと思います。

もし今言われている予想が大きく外れて、日本がさらに大きく発展して、60歳から十分な年金がもらえる社会になったら、年金を支払ってこなかったことを後悔するかもしれませんからね。

2017年11月15日水曜日

海外へ移住する時、住民票はどうすればいいの?


こんにちは、ヒナタです。

香港へ来て本格的に住むことが決まったら、日本の手続き関係を済ませておかなければなりません。私もネットで色々と調べたり人に聞いたりして何とか済ませましたが、初めての方はやはり戸惑いますよね。どこまで日本と同じように考えていいのか混乱すると思いますので、個別に書いていきたいと思います。

住民票

まず住民票ですが、基本的に海外で居住する場合は住民票を抜きます。日本人が日本国内で引っ越しをする場合、住民票を移しますよね。今まで住んでいた市町村から住民票を抜き、新しく住む市町村に住民票を置きます。その感覚で言うと、海外へ行く場合は海外に住民票を移すのかなと思うかもしれませんが、海外に住民票を置く受け皿はありません。お住まいの市町村役場に、海外に居住する旨を伝えて住民票を抜けば完了です。住民票を抜くと、年金の支払い、国民健康保険の支払いは基本的に不要となります。

また、住民票はいつでも作ることができます。海外から戻ってまた日本に住む場合は最寄りの市町村役場で住民票を作ってもらいましょう。

健康保険

住民票を抜くと、国民健康保険の支払いは不要となります。保険証も返却しなければなりません。そしてまた将来、香港から戻って日本に住む場合には住民票の作成と同時に健康保険も支払い義務が発生します。そして保険証も新たに発行されます。

香港に長く住んでいる日本人で、一時帰国すると毎回その期間だけ住民票を作る人も少なからずいます。保険証を得て医療機関にかかって、また香港に戻る際に住民票を抜いてくるのです。そうすれば滞在中は日本に居住していた時と同様に医療費は3割負担で済むわけです。もちろん保険料も発生しますが、それでも医療費が3割で済んだ方がトータルの出費は少なくて済むのです。

制度上は可能でも、毎月まじめに保険料を払い続けている日本居住者の皆さんになんだか悪い気がするので私はやったことはありません。(その代り香港で海外旅行保険をかけて日本に帰っているので、病気をしたらそちらへ請求できます。)短い一時帰国の滞在中、前後2回も市役所に行くのも面倒だし、窓口の人にも、短い滞在中に医療費を安く済ませようというこちらの魂胆が見え見えで気まずいのではないかと思ってしまうのです。でも、実際そうしている人の話を聞くと窓口の人も慣れているようで「一時帰国ですね、転入届と転出届の両方に記入して下さい、後はやっておきますので」という対応なのだそうです。市町村によるみたいで、都市部や海外転出者の多いところでは、こういう対応もあるようです。

国民年金

住民票を抜いたら健康保険は支払えなくなりますが、国民年金は任意で支払い続けることもできます。任意ですので、日本国内居住者のように義務ではなくなります。年金は10年(昔は25年)1か月も飛ばさず連続して払い続けなければ受給資格がなくなります。しかし海外へ出た場合は空白期間としてカウントされるので、支払った期間が10年未満であっても受給することができます。そのかわり、その支払った期間相当の受給額になります。

昨今、国民年金が実際どのくらい受給されるのか不安なところですので、任意にしてまで支払わない人も多くいます。一方で、自分たちが将来きちんと受給できるかはともかく親世代への仕送りのつもりで任意で払い続けている人もいます。

戸籍

あなたが日本人であれば日本に戸籍があるはずですよね。これは未来永劫、変わりません。海外へ出ようとも、住民票を抜こうとも、戸籍は日本の市町村役場に刻まれています。海外へ出ても、パスポートの新規申請や結婚などで戸籍謄本が必要になる場面があります。その時は、市町村役場で戸籍謄本をもらいます。私も親に取って来てもらい国際郵便(EMS)で送ってもらったことがあります。

戸籍は日本独特(韓国もあるらしいですが)のもので、海外には戸籍制度はありません。国際結婚される方はよく混乱すると思いますが、日本人女性が外国人男性と結婚する場合、親と一緒の戸籍から自分が独立して世帯主となります。相手の男性には戸籍がないので、自分が世帯主の戸籍に注意書き/Remarkとして相手の男性の名前が記載されます。子供ができて日本国籍を取る場合は、子供はその戸籍に入ります。

いかがでしたか。初めての時はややこしいと思いますが、実際に手続きをしながら確認していけば徐々に分かってきますので市町村役場の人にもよく尋ねて手続きを済ませてくださいね。ちなみに私の実家は田舎なので市役所の人も慣れていない様子で、何度も上司や他の人に確認しなければならず、とにかく時間がかかりました。



2017年11月14日火曜日

香港旅行に最も適した季節はいつ?


こんにちは、ヒナタです。

ここ数日、久々の雨でだいぶ涼しくなりました。
11月も中旬に差し掛かっているというのに、香港はずっと暑かったですからね。
私も10年住んでいますが、香港は暑い季節が本当に長いなぁと思います。

今日は香港の気候についてご紹介したいと思います。

 亜熱帯性気候に属する香港は、日本のように明確な四季はありませんが、ぼんやりとした四季は感じることができます。春から夏は季節風と熱帯低気圧の影響で高温多湿、秋から冬は温暖で乾燥した気候です。一年を通して気温の高い時期が長く続きます。

よくガイドブックには香港の気温と降水量のグラフが出ていますよね。あれを見ても今一つピンとこないのは私だけでしょうか。香港は湿度が高いので、日本と同じ気温でも体感温度や快適さがかなり異なります。私の個人的な体験も交えながら具体的に見て行きましょう。

<春>3月~5月頃

日本のように3月の中旬くらいまではまだ寒い日が続きますが、3月の終わりごろから暖かくなります。いわゆる小春日和のような穏やかな気候はほとんど感じることなく、4月に入ると気温が上がっていきなり暑くなります。4月になると白人さんがビーチで泳ぐのを見かけます。先週までヒートテックやコートを着ていたのに、今週からは半袖という、合服の出番が非常に短い衣替えです。しかし夜になると肌寒い日もまだありますので上着を持ち歩くと良いでしょう。

また、4月~6月頃は湿度が上がり、湿度計が90%を指します。日本の梅雨とは比べ物にならない蒸し暑さが続きます。この時期の蒸し暑さを例えるなら、風呂場の熱気です。温泉などで脱衣所から引き戸をガラガラと開けて大浴場に一歩入った時の、あのモアったとした湯気の中で生活しているようなものです。当然色々なものがカビます。私も皮のチョーカーや鞄や靴が白いカビで覆われた時は唖然としました。長い間片づけておいたものではなく、毎日ではないにせよ時々使うので部屋に置いてあったものばかりです。チェストの後ろの壁も青いカビが生えました。ポテトチップなどは開けてすぐに食べないと瞬く間に湿ってしまいます。私がこの時期に一番困るのは髪がどうにも収拾つかなくなることです。なんせ風呂場の熱気の中にいるので、朝せっかくストレートにスタイリングしても、すぐに湿気でクルクルくせ毛が戻って、ベタッとなってしまうのです。それから私は経験したことがありませんが、新界の場所によっては家の床に水たまりができるそうです。

<夏>6月~8月頃

6月頃まで蒸し暑さは続きますが7月頃から少し湿度も落ち着き、夏の到来を感じるようになります。スコールのような通り雨が降ることも多く、雷雨の日は夜中でも稲妻が光ります。日本の場合は大雨注意報、大雨警報などと表現されますが、香港は「黄雨」「赤雨」「黒雨」という警報が天文台から発令されます。「黒雨」になると台風のシグナル8が発令された時と同様に、出勤前なら自宅待機、会社であれば帰宅(会社にいる方が安全であれば会社に留まる)となります。

夏は暑いと言っても最高気温が35度を超えることはあまりありません。日本のニュースを見ていると日本の気温の方が高いと感じます。それに香港は冷房文化なので、夏が本当に暑いかというと、地下鉄で通勤し、オフィスで働いている時は逆に冷房が寒くてカーディガンを着ていました。自宅にずっといると冷房無しでは耐えられないし、夜にぐっすり眠ることもできません。私はエアコンは26-28度くらいに設定しますが、香港では普通エアコンは19-23度くらいです。彼らも寒いとはいいますが設定温度を上げることはしません、お湯を飲んだりしています。

<秋>9月~11月頃

香港へ旅行に来るならこの時期がベストだと思います。9月はまだまだ暑いのですが、10月から12月にかけては湿度が低く、洗濯物も除湿器なしで乾きます。この時期は最も雨が少ないので、好天のもと観光できる貴重な時期です。香港の夜景も雨や湿気の霧で全然見えないなんてこともありません。気温はまだ10月いっぱい28-32度はあり、海で泳いでいる人もいます。

そしてこれを書いてる今まさに11月ですが、この時期からようやく涼しくなります。日本の秋は肌寒くて夏が終わる寂しさもあり、こんなに早く夏が終わってしまうんだと寂しい気持ちになりました。香港はこれでもかというくらい30度越えの日が続きますし、衣替えをする楽しみもなく毎日毎日同じような服を着まわしていい加減飽きてしまいます。日本にいる時は夏を待ちわびていましたが、香港では秋を待ち侘びるようになります。

また、夏から秋に台風がやってきますが今年は10月にも台風が来ました。日本にも来ていましたね。香港の台風はシグナルで表示され、シグナル1や3程度ならそれほど心配いりませんがシグナル8や10になると会社も休みになり、交通機関も動かなくなるのでホテルなり自宅なり早めに安全な場所へ避難してください。

<冬>12月~2月頃

一度だけ半袖でクリスマスを過ごした暖冬がありましたが、普通はクリスマスの頃には寒くなっています。1月~2月頃の旧正月を挟んで、冬は寒くなります。本当に寒さのピークは2週間くらいですが、普段10度以上ある香港が、その時期には10度を切ることもがあります。私は3度を経験した時、頬に当たる風が刺すような冷たい風で、久々に日本の冬を思い出して懐かしくなりました。寒いと寒いで、空気が澄んで気持ちがいいものです。

しかし郷愁に浸っている場合ではありません、日本と違って暖房設備がないので10度以下でも重ね着でやり過ごさなければならないのです。10度以下といえば冷蔵庫の寒さです。以前は厚着で頑張っていましたが、ここ最近はオイルヒーターを買ったのでなんとか暖を取れます。ヒーターなんて、狭い住居に住んでいると一年のほとんどは邪魔な存在ですが、この時ばかりは重宝しています。しかし空気が悪くなるイメージがあるのか香港人はあまり暖房器具は好きではないようで、冬でももちろん冷房を付けています。オフィス内でもダウンを着たまま、かじかむ手に手袋をはめてパソコンのキーボードを叩いていました。

12月に日本に帰った時は、日本は寒いのですが店の中や家の中、車の中などどこも暖房で暖かくて香港より日本の方が環境的にあたたかくさえ感じました。香港の寒い時期は短いとはいえ、本当に忍耐あるのみです。


いかがでしたか。香港は気温だけではなく湿度も大事なファクターです。旅行で香港にくるなら秋が断然おすすめです。

2017年11月13日月曜日

香港も少子高齢化、将来どうなる?


こんにちは、ヒナタです。

香港では、妊婦さんをよく見かけます。私は日本にいた時、妊婦さんを実際に見たのは数えるほどしかありませんでした。まだ十代、二十代の頃でそういう世代の人に関心がなかったから目に入って来なかったのかもしれませんが、それでも香港に来ると、イヤでも妊婦さんを見かけます。

ご存じの通り、香港女性は妊娠しても出産ギリギリまで働き、産休は10週間のみ、すぐに職場に復帰します。産休の10週間は出産の前後10週間で、いつから休んでも構いません。だいたいみんな予定日前の数日まで働き、産後はできるだけ長く休めるよう産休を取っています。それゆえ、臨月の妊婦さんでも普通に地下鉄に乗って通勤していたりするわけです。日本ではちょっと見ない光景ですよね。

香港では皆が妊婦さんを見慣れているせいか、周囲の人はお年寄りや子供に次いで、妊婦にも優しくしてくれます。女性はもちろん、おじさんも、チャラチャラした若い男の子も、みんなスッと席を譲ってくれます。結構遠くに座っている人がわざわざ来て席を譲ってくれたり、手招きしてくれたりします。譲らずにはいられないんでしょうね。本当にありがたいことです。私が妊婦の時、もちろん堂々と優先座席に座らせてもらうわけですが、妊婦さんが数人乗って来たので、私よりもお腹の大きな人に譲ったことがあります。日本でも優先座席の周りに高齢者がたくさん集まったら、比較的若い高齢者が席を立つしかないですよね。そういう感じで妊婦さんだらけになることもありました。

そんな香港ですが、日本と同様に少子高齢化なのです。2015年の統計になりますが、日本の出生率は女性一人当たり1.45人ですが、香港は1.2人でなんと日本を下回っているのです。一方、香港の平均寿命は世界一となりました。日本の厚生労働省が2016年に公表したデータによると、香港人男性の平均寿命は81.32歳、女性は87.34歳で、日本男性の平均寿命80.98歳、女性87.17歳を上回り、2年連続で世界一の長寿となりました。長寿は良いことですが、数字の上では高齢者は増える一方なのです。

日本の少子高齢化は何となくイメージできます。私は日本に帰るたび、右も左も高齢者だなと実感しています。実家の方は田舎なので都市部に比べると若者は少なく、最寄りの駅で見かけるのは高齢者の他は中学生や高校生ばかりです。学生さんたちはいずれ進学のため都市部の大学・短大・専門学校へ行き、大多数はそのまま都市部で就職して地元には帰って来ないのです。

でも、香港で少子化?右も左も妊婦さんばかりなのに、どうして少子化なのでしょうか。香港で出産した人の話では、公立病院の産婦人科は混んでいるという話です。日本みたいにゆっくり一人一人に時間をかけていられないので、何時間もかかりそうだったら陣痛促進剤を打つし、帝王切開になることもあるそうです。陣痛室も産まれそうな人でいっぱい、分娩室は今にも産まれそうになるまで入れてもらえないそうです。公立病院は香港IDカードがあれば一日100HKDほどしか費用がかからないので妊婦さんが集中するのです。それにしても、毎日一定数の出産があるのに、どうして少子化といわれるのでしょうか。

香港は、英国統治時代から出生地主義で、香港で出産したら外国人の子でも香港籍が取れました。今は香港で出産しても、外国人の子どもは香港籍は取れません。(ただし両親が外国人でも香港に7年以上居住して永久居民であれば子供も申請して永久居民になれます。)ちなみに香港籍というのは、香港のパスポート(中華人民共和国香港特別行政区と書かれたもの)が取れるということです。今でも中国本土の中国人が香港で出産した場合は、香港籍も取れます。

すると自然と、香港籍を得るため中国本土からの中国人がこぞって香港にやってきて出産をするわけです。両親の片方が香港人であれば、おのずと香港で産みたいと思うでしょう。香港の公立病院は安い上に最新の医療設備が整っています。その上、両親ともに中国人にもかかわらずあえて香港で産みたいという人も加われば香港の公立病院のベッド数が足りなくなるのは当然のことです。香港籍を取得しても、将来その子供たちが香港社会にどれだけ貢献してくれるかは不明です。香港で出産する妊婦さんの約4割は本土からの中国人だそうです。私は私立病院で妊娠検診を受けていましたが、待合室でよく中国人夫婦を見かけました。

実質出生率が低い香港ですが、これからの少子高齢化対策は特に打ち出していません。日本は今、こぞってこの問題に取り組んでいますが、香港では出産を推奨することはせずあくまで個人に任せています。香港といえばこの他にも人口割合で女性の方が多く、結婚できない女性が多いとか晩婚だとか、不動産が高すぎて(香港の不動産は世界一高い)経済的に苦しいから子供を持たない夫婦が増加しているとか、教育費用がバカ高い(教育熱心でお受験は幼稚園から)など、色々と少子化につながる要因があります。それでも香港政府は、少子化抑止のために援助はしないと言う姿勢です。

なぜなのでしょうか。香港への中国本土からの人口流入は加速の一途を辿っています。日本は日本人だけで少子高齢化問題をなんとかしなければなりませんが、香港は違います。香港は魅力的な場所ですので、政策を変えれば中国本土から若者の流入を増やすことだってできるのです。

しかし一方で中国本土も、一人っ子政策の影響で少子高齢化が懸念されています。そのため一人っ子政策は2016年に廃止されましたが、時すでに遅し、今の中国は教育費も住居費も高くなってしまい、若い夫婦にとっては政策でなくとも子供は一人でいい、或いは産まないと言う風潮になってきています。いずれにしても、数十年後に香港が完全に中国となったら、少子高齢化は香港だけの単独の問題ではなく中国の抱える問題として取り扱われるのでしょう。

2017年11月12日日曜日

香港で日本製の粉ミルクを買うには


こんにちは、ヒナタです。

以前の記事で香港で日本製のオムツを購入できるおススメのお店を紹介しましたが、今日は日本製の粉ミルクが買える場所をご紹介したいと思います。

私は里帰り出産だったので、産後もしばらくは日本でこ育てをしていました。初めての子育てで、母乳は出ているのにうまく吸わせることが出来ず、主に粉ミルクも飲ませていました。生まれたばかりの赤ちゃんって、お腹が空いたらものすごく泣きます。この世の終わりかというくらい激しく泣きます。いきなり泣き出して、授乳するまでは絶対に泣き止みません。赤ちゃんにしてみれば命にかかわることなので当然ですが、ママにしてみれば「今作ってるからちょっと待ってよ~」と思いますが、そんなこと赤ちゃんには関係ありません、お腹が空いたら一秒も待てない、すぐ持って来て!と言っているかのように待ったなしなのです。

外出時にミルクを忘れてしまうことは無いと思いますが、思ったより外出時間が長くなってしまい、ミルクが足りなくなったことはあります。焦って家に帰るものの、赤ちゃんがどうにかなってしまうんじゃないどうにかなってしまうんじゃないかと思うくらい、それは激しく泣いていました。ミルクって本当に切らせてはいけないものなのです。戦時中や災害時でミルクが手に入らない環境だったら、一体どうなっていたんだろうと考えていました。後で知りましたが戦時中はよその赤ちゃん連れのママに分けてもらったり、災害時はミルク以外でも手に入る水分を与える、重湯を与えるという対応が実際にあったそうです。本当にミルクが無いって一大危機なんですよ。

本題に戻りますが、香港でも日本製ミルクは手に入ります。私はたまたま日本にいた時から明治ステップを使っていましたが、香港でも明治ステップなら台湾・香港向けパッケージの製品が手に入ります。明治のホームページに記載がありますが、これらはパッケージは海外向けで英語表記或いは中国語表記ですが、中身は日本国内に出回っている明治ステップと全く同じもので、日本の工場で作られています。

香港では2012年頃に日本製の粉ミルクが販売中止になったことがありました。含有されているヨードが基準値以下だというのが理由です。基準と言うのアはWHOに基づいた基準だそうです。日本ではヨードの添加は禁止されています。結局その後、大手ドラッグストアなどからは姿を消しましたが、個人で輸入する分には制限されていませんでした。

今では明治ステップなら香港内のイオン、シティスーパーに置いてあります。お店によってはTASTEでも見かけたことがあります。先にも書きましたが0-1歳の時期は、本当にミルクが無いと赤ちゃんにとっては一大事なので、イオンで在庫を買い占めたりしました。在庫と言っても、5缶くらいしか手に入らないのです。その当時は10日~2週間で1缶のペースで飲んでいたので、5缶なんてあっという間に飲み切ってしまいます。次の入荷までもつのか不安でした。近くのイオンに買いに行って切れしている場合は、また別のイオンにまで足を延ばして入手しました。香港では日本製ミルクの販売中止以降、日本製ミルクに手を出す人は少ないと感じますのでおそらく購入者は日本人が多いのだと思います。そんなに新生児を育てているママが香港にいるのかと思いますが、旦那さんの駐在で香港に来る日本人夫婦は妊娠・出産・子育ての年代が多いので、やはり一定数の新生児ママがいるんだと思います。

明治ステップ以外のメーカーで海外仕様の製品を出しているのは今のところ見たことがありません。明治ステップ以外なら、日本製品を取り扱っている赤ちゃん用品店で購入可能です。

オムツでおススメのお店のホームページにも日本製のミルクは取り扱いがあります。しかし、私が買おうとした時期はずっと在庫切れになっていました。店頭では見かけたり見かけなかったり、森永のアイクレオがありました。明治ステップはいつ入荷するか尋ねたら、入荷日は未定という回答でした。これではこの店に頼るのはちょっと心配ですよね。

他にもネットで探せば香港で輸入している業者があったりしますが、どれも古い情報ばかりでした。日本製粉ミルクが輸入中止になるまでは日本製は人気でしたので、その当時は簡単に手に入ったのだと思います。その後は下火で、積極的に日本から輸入していないのが現状のようです。日本人の方でもし明治ステップ以外の粉ミルクを飲ませたいなら、実家に頼るもよし、自分で手配するのもよし、日本で購入して海外へ送るのが確実です。最近は海外からネットで複数の商品を注文して、中継地にいったん送り先を指定し、そこから一つにまとめて海外の自宅へ発送してくれるサービスもあるようですので、他の赤ちゃん用品を一緒に送ってもいいと思います。

<香港で粉ミルクを入手するには>
・明治ステップ→イオン、シティスーパー等で購入可能、見かけたらなるべく多く購入。
・その他の粉ミルク→香港で安定供給している店はないので日本から取り寄せる。

ちなみに香港のスーパーやドラッグストアで買える粉ミルクはオーストラリア製ものもが多く、値段も明治ステップより高いです。

いかがでしたか。0-1歳までミルクの入手に心配しましたが、何とか乗り切りました。
もし本当に入手困難であれば、早ければ9ヶ月目からはフォローアップミルクに変えてもいいと思います。フォローアップミルクは比較的どこにでも在庫がありました。また海外製のミクルにチャレンジするのも選択肢としてはあります。

2017年11月10日金曜日

身に覚えのない請求?クレジットカードの不正利用

こんにちは、ヒナタです。

先日なんと、クレジットカードを不正利用されてしまいました。

調べてみると今年に入ってからよくあることらしく、それほど珍しいことではないようです。今日はその一部始終について書きたいと思います。

身に覚えのない決済通知

私はクレジットカードを使用したら銀行から携帯にメッセージが届くよう設定しています。10月某日、朝起きたら携帯に4件ほどクレジットカード使用のお知らせが来ていました。時間は夜中の1時に2件、3時に2件となっていました。4件ともiTunesへの支払いとなっています。

はて、最近iTunesで何かアプリでも買ったかな?たまにダウンロードするアプリは無料のやつばかりだし、全く心当たりがありません。それに、通常はクレジットカードで決済すると直ちに通知が来るのですが、何日も遅れて通知が来たことはありません。夜中の1時と3時は明らかに寝ていました。それにiTunesと言えば、LINEのアカウント乗っ取りでよく「iTinesのプリペイドカード買ってきて」という依頼に使われることが多いし、どうも怪しいです。

iTunesを確認

念のためパソコンを開いてiTunesの購入履歴を調べてみました。最近ほとんど携帯ばかりでパソコンのiTunesを見ていなかったので、購入履歴の欄を捜すのに手間取りました。もちろん何も購入した履歴はなく、そもそもiTunesの方も何か購入した際には登録したメールアドレスに通知が届くようになっています。こうしている間にも犯人がまたあらたに決済するかもしれないと思うと心配で、iTunesのパスワードを変更しました

それからやっと気づいたのですが、私のカードを不正利用した犯人は、私のiTunesアカウントを乗っ取って歌をダウンロードしたりアプリを購入しているわけではありません。そんなことしても意味がありません。犯人は自分がiTunesで購入した何かを使うのですから、私のアカウントであるはずがありません。決済に使ったのが私のクレジットカードだとい話です。私も一瞬こんがらがってしまっていましたが、iTunesでアプリや何かを購入するアカウントと、支払う際のクレジットカードの持ち主は同一である必要はないのです。危険にさらされているのは、iTunesではなく私のクレジットカードの方です。

銀行に連絡

携帯に届いた決済のメッセージには銀行の問い合わせ電話番号が入っています。とりあえずそこに電話をしました。香港の銀行の場合、広東語、北京語、英語で対応してもらえますので言語を選択します。私は自分でやる場合は広東語を選びます。でも今回はなんだか心配で主人にかけてもらいました。ただし銀行口座のことなのでまずは口座名義人の了承が必要となります。電話を私にかわり、生年月日やIDカード番号の照合を電話口で行いました。それから心当たりのない決済と言う旨を主人から伝えてもらい、銀行側の担当者も状況を理解してくれました。寝ていたはずの夜中にiTunesでの決済があったなんて、そりゃ本人であるはずがありません。

とりあえずクレジットカードは再発行してもらうことになりました。今後もう今のカード番号で決済されることはありません。カード番号の違う新しいクレジットカードは5営業日ほどで郵送されるとのことでした。その後、3営業日くらいで届き、2日ほど遅れてATMの初期パスワードが届きました。

ではすでにクレジットカードに請求されている金額はどうなるのかというと、それはiTunesと相談してくださいとのことでした。銀行側も支払い拒否の処理をしますが、最終的にはiTunesが支払いを取り下げる必要があるとのことでした。

iTunesに連絡

これも主人の方から香港のAppleに電話をしてもらいました。Apple内部にこういう案件を処理するデスクがあるので、そっちにつなぐので言語選択してくださいと言われ、英語か北京語しかありませんでした。主人は北京語よりは英語の方がマシということで英語を選択したら、英語のネイティブすピーカーに繋がったらしく主人も緊張していました。あの世界のAppleのアメリカ本社に繋がったのかな?あんな大きな会社がいちいちこんな庶民のトラブルに対応してくれるんだろうかと変な心配をしました。おそらく相手もこういうケースは慣れているんだと思います。主人の必死の説明を聞き入れてくれ、トントンと処理されました。この4件の決済については取り消し処理をすると返事をもらいました。

不正利用されないためには

今回の被害額は日本円で1万円弱ほどでした。後からネットで同じような人のケースを見ていると20万だの30万だの請求が来ている人もいました。その人たちは、特にクレジットカードを頻繁に使用しているわけでもなくたまにネットで買い物をするくらいという人が多く、私もまたそういうタイプでした。

以前は現金を持ち歩くのが面倒で、レストランでも買い物でもクレジットカードで支払いをしていました。香港はだいぶ前からクレジットカード社会で、香港人もいつもクレジットカードで支払っています。ポイント目当てで、大勢で食事をした後の支払いは率先して払いたがります。そのあと割り勘にして現金でその人に返すのです。

しかし主婦になってから、クレジットカードはほとんど使っていませんでした。現金払いの方が実際に今月いくら使ったか分かりやすいのです。今月使ったのに翌月に記録されて翌々月に口座から引かれるとタイムラグがあって何だか管理がしにくいので現金で済ますようになりました。

年に数回あるかないか、ネットで本を取り寄せたり、ネットでしか売っていない商品を購入する時するくらいです。本当にたまーにしか使っていないので、一体どこから私のカード情報が流出したのだろうと気持ち悪い限りです。

ただクレジットカードというのは完全に不正利用を防ぐことは難しく、どんなに利用回数が少なくてもランダムにこういう事態になるようです。面倒ですがその都度カードを再発行することになります。
その代り現金と違って不正に利用されても、今回のように請求を取り消してもらうことは可能です。

私の様に決済があったら携帯に連絡が来るよう設定するもよし、銀行が発行されるクレジットカードの請求書や銀行口座の残高はこまめにチェックして早期に発見することで早く対応できます。



初公開!Supper moment 「請講」の歌詞 日本語訳

お久しぶりです、ヒナタです。   Supper moment の2014年5月発売のアルバム 「世界變了様」を入手しました。   今まで、SMの曲は主にYoutubeで拝聴していました。 先日Youtubeで無料で公開された2018年コロシアムライブを見て 再び...