こんにちは、ヒナタです。
このブログでは香港での仕事などについて書いていますが、香港といえば忘れてはいけないのが香港グルメですよね。今日は香港の美味しいものについて書いていきます。
ガイドブックやネットで香港の現地情報は簡単に最新のものが入手できるようになりました。移り変わりの激しい香港ですから、実際に現地で足を運んでみたらお店がつぶれていた、移転していたなんてことはよくあります。香港の家賃は非常に高いので、つぶれたお店が全て味に問題があったとは言えません、どんなに美味しいお店でも、家賃の高騰に着いて行けずやむなく閉店ということもあるのです。
かなり独断と偏見ですが、数ある香港のレストランの中で、これだけ行っておけば間違いない、というお店を紹介していきます。実際に私が友人知人をガイドする時にも使っています。
北京料理(北京ダック)
北京ダックを食べるなら、「北京楼」の一択です。
案内するタイミングで九龍半島なら尖沙咀店、香港島なら中環店が便利です。
「鹿鳴春」も老舗で人気ですが、店があまりに古ぼけているので観光客を連れていくにはちょっと向いていません。香港ファンの方ならこちらの方が喜んでもらえると思います。
「北京楼」は毎晩8時に手打ち麺のショーがあり、尖沙咀店は夜景が一望できますので、20時までに窓際の席についていれば「シンフォニー・オブ・ライツ」(夜景のイルミネーションショー)が見られます。ちなみに余った北京ダックは店員さんに言えば持ち帰り用に包んでくれます。
上海料理(上海ガニ)
上海ガニを食べるなら、「夜上海」の一択です。
マルコポーロ香港ホテルに入っているので、レストランの雰囲気も落ち着いていてそれなりの高級感があるし、個室もあります。コース料理も見た目も綺麗で本当に美味しく満足できます。
「滬江大飯店」なんかも上海ガニの季節になると上海ガニのコースがリーズナブルな値段で用意されますが、量が少ないのであまり満足できません。それに店が地下にあります。地下で異性と食事を共にすると、秘密のデートみたいで異性と仲が深まるとか深まらないとか聞いたことがありますが、天井に圧迫感があって私は好きではありません。在住の日本人同士でカジュアルに行くならこの店でも申し分ありませんが、観光客を連れていくなら「夜上海」の方が喜ばれます。
広東料理
いわゆる正統派の広東料理屋ですが、香港に住んでいるとわざわざレストランに広東料理を食べに行くことはまずありません。自分で食べに行かなくても、会社の新年会とか、誰かの結婚式ではほぼ広東料理のコースを食べることになると思います。ちなみに香港の街中で食べられるB級グルメの麺や叉焼や点心なども、分類するなら広東料理のひとつです。
もし観光客に広東料理をリクエストされたら、どこの広東料理レストラン(酒楼)に連れて行ってもそれほど外れはないのですが、「翠韻軒」(改名する前は「映月楼」でした)に連れていきます。尖沙咀のビクトリアハーバー沿いにあり、こちらも窓際に座っていれば20時からの「シンフォニー・オブ・ライツ」が見れます。こんなに素晴らしい立地なのに、リーズナブルなお値段で広東料理が楽しめます。点心も動物の形をしていて可愛いので喜ばれると思います。
海鮮料理
海鮮コースは是非とも滞在中の日程に取り入れたいものです。もし日程に余裕があれば、西貢まで行くことをお勧めします。遠く感じますが、旺角からミニバスで30分ほどで到着します。もしミニバスに乗るのが慣れていなければ、タクシーでも構いません、九龍サイドの市内から本当に30分もあれば着いてしまいます。できれば夕方頃に到着し、そこでちょっと海辺を歩いて散策し、それから海鮮料理レストランに行きます。何軒かあるレストランのどの店に入っても、それほど変わらないのですが「全記海鮮菜館」が無難だと思います。大きなレストランでコースも2人前からありました。
もし西貢まで行く余裕がなく、市内で海鮮を食べたいなら言わずと知れた「竹園」が良いです。ガイドブックで紹介され尽くしていますが、それだけ観光客には十分なケアができるお店です。市内の海鮮を出すお店は佐敦などにあるにはありますが、穴場なので衛生面や接客の面で観光客には敷居が高いと思います。「竹園」のコースはチーズロブスターやマンゴープリンなど観光客が喜びそうな内容なので、ビギナーには至れり尽くせりで案内する方も安心です。
飲茶
飲茶ほどどこで食べてもそれなりに美味しいものはありません。香港にある酒楼ならどこで食べても大体同じように飲茶が楽しめます。飲茶は朝から夕方にかけて提供されるので、夜にはありません。夜ごはんに飲茶を食べようと思っている観光客は意外と多いのですが、夜は基本的にやっていません。(最近は飲茶専門店ができて夜でも楽しめるのですが、こういう店はキャラクターものの点心を出していて、やたら高いわりに美味しくないのでお勧めできません。)
また、飲茶の店を探していてなかなか見つからないという人もいますが、飲茶というのは広東料理レストランや結婚式場などが朝から夕方までの時間に暇つぶし程度に提供しているもので、本来のメインはディナータイムなのです。
もし中環へのアクセスが近ければ、「大會堂」の飲茶が良いでしょう。朝は並んだ方が無難です。歴史のある「陸羽茶室」や「蓮薫楼」なども有名ですが、店内は狭くて荷物を置く場所がないので、カバンを抱えたまま食事をすることになるかもしれません。店員さんも外国人慣れしてはいるものの、やっぱりきちんとした環境で飲茶を安心して楽しみたいなら、「大會堂」が一番です。
いかがでしたか。今日は中華を中心におススメをご紹介しました。ご参考になればと思います。
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