こんにちは、ヒナタです。
以前の記事で、香港永住権の申請方法について解説しました。
香港永住権の申請方法を解説①基本編
https://hidamarihk.blogspot.hk/2018/01/blog-post_15.html#!/2018/01/blog-post_15.html
香港永住権の申請方法を解説②申請編
https://hidamarihk.blogspot.hk//2018/01/blog-post_26.html#!/2018/01/blog-post_26.html
今日は、無事に申請が通った場合のその後の手続きについて書いていこうと思います。
面会日の案内通知
前回と重複しますが、申請からの手続きは下記の通りです。申請に関する書類を一式揃え、入国管理局へ提出します。
(郵送、ウェブ上、持ち込みの場合は灣仔の入国管理局25階へ)
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書類受領の通知が送られてきます。
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もし審査中に追加の要求書類があれば、それらを明記した通知がきます。
提出期限はおよそ2週間ほどで、その間に必要書類を準備して提出します。
↓
面会日時の案内通知が届きます。
この案内通知ですが、何月何日の何時に灣仔の入国管理局25階へお越しくださいというものです。持ち物はパスポートと香港IDカードです。
この通知には特に「申請が通りました」とは明記されていません。しかし、この案内が来れば申請は通ったものと見なして良いでしょう。
また、面会日時は2週間ほど先の日付になっていますが、ウェブ上で変更可能です。
2週間も待たなくても、空いている日時であれば前倒しができます。
変更後、リマインダーメールの送信も選択できます。面会の2日前くらいにメールが届きます。
面会の手順
面会日、予約より早い時間に行っても25階は空いているので手続きをしてもらえます。受付カウンターで最初に送られてきた案内通知を提出します。整理番号をもらいます。
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整理番号が呼ばれるまで座って待ちます。
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呼ばれたカウンターに行き、入国管理局の職員と面会します。
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パスポートとIDカードを渡します。
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提出書類の一部(納税証明など)の原紙が返されたら、受け取りのサインをします。
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申請書類に訂正箇所があれば、職員の指示通りに訂正します。
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職員から、今後3年(36ヶ月)以上香港を離れたら永久居民 IDは失効するという説明を受けます。
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審査の結果の書類をもらい、8階で永久居民IDカードを申請するよう案内されます。
これで晴れて香港永住権を取得したことになります。
この面談でも職員は明確に「申請が通りました」とは言いませんでした。
もちろん面会日時の案内を受け取った時点で、申請が通ったという確信はありました。
でも、きちんと文字や言葉で「永久居民になりましたよ」と伝えてくれないと不安もありました。
面会で「3年以上離れたら永久居民の権利が失効しますよ」と言われてやっと、「永久居民」の言葉が聞けて安心しました。これからはパスポートは関係なく、香港内ではIDカードだけで身分証明となるとも言われました。それからマカオもIDカードだけで入出国ができます。
IDカードの申請
これまでの香港居民IDカードから、香港永久居民IDカードに切り替えとなります。IDカードの申請方法は以下です。
8階の受付カウンターに並びます。
(ウェブや電話予約のレーンがあります。予約時間になっていなくてもやってくれます)
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IDカードの申請書をくれるので記入して提出します。
(申請フォームをあらかじめダウンロードして家で記入してから持って行くとスムーズです)
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番号をもらうので電光掲示板を見ながら待ちます。(この階はいつも混んでいます)
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自分の番号が出たら表示された番号のブースに行きます。(奥の部屋で仕切られています)
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そちらのブースで写真撮影、指紋の登録をします。
(写真は何回でも撮り直し可能で、鏡も置いてあります。両眉は出して撮影します)
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次に奥へ行くよう誘導され、そこでまた電光掲示板に番号が出るまで待たされます。
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表示されたブースへ行きます。
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再度、指紋の登録をします。
↓
以上で手続きは終わり、IDカードの受け取り期間(1か月ほど)が書いた紙を案内され、
仮のIDカード(紙)を渡されます。
香港永久居民IDカード
後は指定された期間の間、いつでも良いので出来上がったIDカードを受け取りにいきます。いかがでしたか。香港に7年住んで永久居民の権利がもらえるのは嬉しいことですね。
仮に帰任などでいつか日本に帰って行ったとしても、是非失効させないように定期的に香港を訪れて欲しいと思います。
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