2018年2月2日金曜日
親切すぎる!香港MTRアプリの新サービス
こんにちは、ヒナタです。
皆さんは、香港の地下鉄(MTR)のアプリはダウンロード済みでしょうか?
こちらはMTRで移動する際におおよその所要時間が把握できて便利です。
出口やその駅の周辺にある建物の情報なども調べられます。
さてそんなMTRアプリですが、新たにchatbot(チャットボット)という機能が加わりました。
http://www.mtrmobileapp.com/tc/chatbot.php
日本でも路線検索アプリはありますが、これは音声で会話するように道案内をしてもらえます。
'OK google'のように、「明日は傘がいるかな?」と聞くと、勝手に天気予報を検索して明日の天気を教えてくれるのと似たようなものです。会話をするように目的地を告げれば、最寄り駅と駅からのアクセス方法を教えてくれます。
「香港文化中心までどうやっていったらいい?」
「検索します。中環から尖沙咀駅まで〇〇分、何番ホームです。駅からのアクセスは・・」
といった具合に、今やスマホで道案内をしてくれるのです。
日本でも最近こういったアプリはあるので、東京などの路線が多い都市では役立ちそうです。
特に旅行者にとっては有難いアプリでしょうね。
本当に便利な世の中になりました。
ただ、日に日にITが進歩してくると、私のような昭和の人間は便利さと共に
少しだけ戸惑いも覚えてしまいます。
香港のテレビCMでよくやっているのですが「ハイキングはスマホに頼りすぎないで!」というのがあります。要は、スマホの地図を頼りにハイキングをしていた人が、電波の圏外に行ってしまったり、電池切れなどになった場合、紙の地図を持っていないので迷子になってしまうのです。
CMでやるぐらいですから、実際にこういう人が後を絶たないのです。
日本でも若い人を中心に何でもスマホ頼りなのかもしれませんが、香港でも同じでしょう。今どき目的地について事前に自分で下調べをすることはなく、その日になって移動しながらスマホを片手に目的地まで行くというスタイルの人が多くなってきました。
それに私は自分で地図が読める方なので、どこかへ行くときに自分ではよく分かっていない状態でスマホの言うルートに素直に着いて行くのはどうも気持ちが悪いのです。海外旅行をしていて、旅先で例えアプリを使うとしても、今どこを歩いているのか把握しておきたいです。
地図が読めない人(俗にいう方向音痴の人)ほど、誰かの後を着いて行って自分がどこにいるのかわかっていなくても平気と言う傾向にあります。こういった道案内アプリは地図が読めない人には非常に便利でしょうが、どうやって目的地まで来たのか自分ではよく分かっていない上、いつまでたっても地図が読めないままになってしまわないでしょうか。地図を読めなくてもアプリがあるから大丈夫といえばそれまでですが、スマホの電池が無くなったから帰りのルートが分からないということにもなりかねません。
アプリを使うにしろ、ある程度は自分も道を理解しながら活用したいものです。
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