こんにちは、ヒナタです。
今日はマンション主催のフリーマーケットへ行ってきました。
フリマって安くて掘り出し物があって、見ているだけでも楽しめますよね。
日本ではフリマは盛んですが、香港ではあまりやっていない気がします。
ちなみにハンドメイド物のマーケットはよく見かけます。
ショッピングセンター内のイベントだったり、野外イベントだったり色んな場所で開催されています。
さて、今日もお部屋探しについて書いて行きましょう。
前の記事(https://hidamarihk.blogspot.hk/2017/11/blog-post_26.html)で私の体験を書いたので、今日は具体的な部屋の探し方について順を追ってご紹介します。
希望の条件を決める
日本でもそうですが、香港のマンションもピンキリなので希望の条件を考えてみましょう。日本と同じような住環境を求めるには香港は家賃の相場が違うので妥協する必要も出てきます。具体的に言うと一人暮らしの場合、日本ではワンルーム+ユニットバスが最低限あれば良いと思いますが、香港にはそういうタイプの一人暮らし専用の部屋は少ないのです。
家賃、マンションのタイプ、間取り、交通の便、などの希望と優先順位を付けましょう。
家賃について
香港の家賃はとても高いです。世界一高いそうです。そして年々値上がりします。
家賃を安くしたいなら、広さや交通の便など妥協できるところは妥協しましょう。
香港は地下鉄もバスも縦横無尽に走っていますので、郊外に住んでも市内へは1時間もあれば出られます。職場が先に決まっていたら、通勤しやすさもポイントとなります。
エリアについて
何処に住むかはこれからの生活に関わるのでじっくり考えたいものです。基本的に香港島は家賃が高めですが、せっかく香港に住むのだから香港島に住むのも選択肢の一つです。高い高いとは言われていますが、島の東側や西側の端の方へ行けば何とか手頃な物件も見つかるはずです。ただ同じ家賃で九龍エリア、或いは新界エリアなら当然もう少し広い物件に住めるので、どの程度の広さとどの程度の家賃までなら出せるか、そこがポイントになります。
ちなみに私は通勤の便利さと、せっかく香港に住むのだからと香港島にこだわっていました。香港島の方が西洋人も多く、金融街もあるのでハイソな雰囲気があります。トラムも走っていて古き良き香港の面影がそこかしこに見られます。街中で英語が聞こえることも多いし、普通のスーパーに行っても西洋人が好きそうな食品がありました。結局は家賃の値上げに耐え切れず、転職のきっかけもあったので九龍島へ引越しました。
逆に、香港の雑踏を味わいたいという香港好きの人があえて尖沙咀や旺角に住む例もあります。高級マンションは見られませんが、古いビルの中は住居になっています。私も何度か見に行ったことがありますが、外の建物からは想像できないくらい中の内装はきれいになっています。トイレが狭くてドアが閉められないとか、天井がボコボコしているとか、床の一部がはがれかかっているとか、ちょっと日本では考えられないお粗末な物件もありますので、内見の時にはよくチェックしましょう。
家賃を抑えるために将軍澳や調景嶺の方面に住む日本人もいます。ここ最近では馬鞍山の方に住む人もいますが、エクスプレスバスが出ていてセントラルまで1時間以内で行けます。
マンションについて
マンションの種類は色々ですが、大体は以下の通りです。
・唐楼・・古い建物でエレベーターがついていません。
階段のみなので10階以下の高さが多いです。
・洋楼・・余りこの言い方をする人はいませんが、唐楼がエレベーターが無いのに対して
洋楼はエレベーターがついている建物です。エレベーターと言っても、
手動でじゃばらのドアを自分で閉めるものもあります。
・単独マンション・・そのマンション(ビル)のみが単独で立っているものです。
・集合マンション・・単独マンションに対して、いくつかの建物が一つの群になっている
ものです。だいたい、●●花園、とか●●苑とかいう名前がついて
います。中には幼稚園やスーパーや日用品雑貨屋、マクドナルド
やコンビニが入っていて、生活するには便利です。
・高級マンション・・こちらも集合マンションですが、もっと高級な類です。
日本人の駐在員が住むのはこういう高級マンションです。
ホンハムで言うとロイヤルペニンシュラやラグナベルデなどが
良く知られています。ジムやプールやクラブハウスがあります。
間取りについて
・寝れればなんでも良い、と言う場合はワンルームもあるにはあります。1つの物件を4-5部屋の部屋に内装を変えたもので、他の人と玄関を共有するフラットタイプと呼ばれる間取りがあります。日本のワンルームに比べたら狭いし、ユニットバスではなくトイレにシャワーが付いています。これが嫌でどうしてもバス・トイレを分けたいとなると、もう少し家賃が高くなります。
・いわゆる人間らしい生活ができるレベルの基本の間取りはダイニングルーム、2ベッドルーム、キッチン、バス・トイレのある部屋です。一人暮らしなのにベッドルームは二つも要らないと思うかもしれませんが、狭い香港では家族で済むのが常識なので、あえて一人暮らしをする人は少数です。そのため単身者向けの間取りは少ないのです。2ベッドルームはいらないかもしれませんが、一部屋は書斎にしたり、物置にしたり、ウォ―クイン・クローゼットにしたり、或いは改装して二部屋の壁をぶち抜いて一部屋にすることもできます。このタイプの部屋に住んでいる人が多いです。
歩いてみる
いまはネットでも物件情報は見れますが、やはり希望のエリアを実際に歩いてみることをお勧めします。できれば香港人や長く住んでいる日本人に一緒に着いて来てもらうと、そのエリアのことについて教えてもらえると思います。
例えばホンハムだと日本人は多いしイオンもあるので便利だけれど、中国本土からの移民が多いとか、葬儀屋が多く風水的にはいまひとつだとか、旺角の一部のエリアは裏社会の複雑な関係で治安が悪いとか、そういったことはパッと見では分からないので、詳しい人に聞くのがベストだと思います。
いかがでしたか。お部屋探しは納得がいくまで物件を見て回りましょう。
必ずピンとくる物件に出会えるはずです。