2018年1月23日火曜日

走り出そう!香港国際マラソン


こんにちは、ヒナタです!

昨日は香港国際マラソン2018が開催されました。

参加された方は、本当にお疲れ様でした!

マラソンは午前に行われたので、今日の午後は香港マラソンのユニフォームを着て
若干グッタリしている人を多数見かけました。

それぞれ全力を発揮されたことと思います。
今日だけではなく、マラソン当日に向けたトレーニングや体調管理など、
長い間の緊張感から解放されて、肩の荷も下りたことと思います。

私も香港マラソンは何度も参加していますが、本当に魅力的な大会だと思います。
今日は香港マラソンについて解説しますので、是非とも来年の参加を検討してくださいね。

香港国際マラソンとは?
香港国際マラソンは、香港が中国に返還された1997年より開催されています。
開催日はだいたい1月下旬ごろ、旧正月の前に行われることが多いです。
距離はフルマラソン(42.195km)、ハーフマラソン(21.0975km)、10kmレースの三種類あります。

第1回大会の香港マラソンの参加者は約1,000人ほどでしたが、香港でのマラソン熱も高まり年々参加者が増え、現在ではエントリーもサーバーがダウンするほどの人気となっています。今ではアジア最大級の大規模な大会とも言われています。

誰でも参加できるの?
国内外から参加できる国際マラソンですので、基本的には誰でも参加できます。
申し込み(エントリー)の時期は毎年9月末~10月くらいですので、時期が近づいたら申し込み日をチェックして下さい。

ネット上での申し込みとなっていますが、先ほども述べた通り大変人気なので受付がスタートしたら申し込みが殺到し、すぐにサーバーがダウンしてしまいます。サーバーの回復を待って再試行したらもう枠が埋まっていた、ということも実際にありました。

香港在住の方(香港IDカード保持者)は、下記のオフィシャルサイトからチャレンジして下さい。

香港国際マラソンオフィシャルHP
http://www.hkmarathon.com/Home_19613.htm

日本在住の方は、日本から海外枠として参加することができます。
実はこちらの方は最初に枠が確保されており、すぐには定員に達しません。
ですので、香港在住の日本人の方でも、香港人と競うよりもこちらで取った方が有利です。

ただし申し込みには日本の住所が必要で、大会後の成績証書(タイムが記載されています)はそちらの住所へ郵送されます。他にはエージェント経由のため、香港で申し込むよりも費用が倍ほどになります。しかしゼッケンを受け取りに行くのは現地(香港)ですし、確実にエントリーするならこちらを利用する手もあります。私はここ2年ほど香港のサイトでは全く申し込めず、日本のサイトで申し込んでいます。

香港国際マラソン日本事務局HP
http://www.hkmarathon.jp/

香港マラソンのみどころ(走りどころ)
香港といえば看板が道にせり出したネイザンロードをはじめ、街にたくさんの名所がありますが、香港マラソンではそういった香港の街を自分の足で駆け抜けることができます。当日マラソンコースは通行止めとなりますので、いつも歩くことのない車道からの景色を堪能することができます。

<10mコース>
香港島のコーズウェイベイ付近から東区走廊(アイランド・イースタン・コリドール)を走ってサウケイワンまで行き、折り返してコーズウェイベイまで戻り、ビクトリアパークがゴールです。

スタートしてから左側にビクトリアハーバーを見ながら、ひたすら東へ向かって走ります。
コーズウェイベイに戻ってきてからすぐにビクトリアパークが見えるのですが、皮肉なことに遠回りせねばならず、最後に心臓破りの坂を上ります。この坂で結構なダメージを受けますが、ビクトリアパークは目の前なので気力でゴールしましょう。

<ハーフマラソン>
ネイザンロードのど真ん中、ミラマーショッピングセンターの辺りがスタートです。チョンキンマンションの辺りからスタートエリアとなっており、ミラマーショッピングセンター前のスタート地点を通過したら各自の計測が始まります。そのままアーガイル・ストリートまで北上、青葵公路を走って折り返し、西九龍公路に出ます。いつも空港から市内に向かうバスで見える景色なのでほとんどの人には見慣れた景色だと思います。大きなコンテナターミナルも見えます。

折り返してからはまた市内に向かうと香港島が見えてきます。ウェスタン・ハーバー・トンネルをくぐる前は下り坂になっていてトンネルは見えるのになかなかトンネル内に到達しない時間が続きます。トンネル内は空気が悪いので倒れる人が多いという噂もありますが、私はそれほど息苦しく感じませんでした。

トンネルを出たら香港島です。登り坂が続きますが、ザ・香港ともいえる上環エリアを自分の足で一歩一歩進んでいることを実感して景色を楽しんで乗り切りましょう。中環、金鐘エリアは見慣れた高層ビルを観光し、なんとか灣仔エリアまで来たらあと一歩です。最後にコーズウェイベイを走り抜けてビクトリアパークへ突入するのは気持ちが良いものです。

<フルマラソン>
私は10㎞とハーフしか実際に参加したことがないので実況できませんが、途中はハーフマラソンと同じコースとなっています。

ネイザンロード~アーガイル・ストリート~西九龍公路~青衣大橋(渡らず)~丁九橋(渡り切って折り返す)~青葵公路~ウェスタン・ハーバー・トンネルをくぐり、ハーフマラソンと同じく上環~コーズウェイベイのビクトリアバークまで向かいます。

私はハーフが精いっぱいなのでフルマラソン出場の方を本当に尊敬しています。

マラソンの季節の気候
今年は気温が22度、湿度が80%ほどで暖かい日でした。天気も曇りでしたので暑すぎず、雨も降らなかったので、なかなかのマラソン日和だったと思います。

私は過去の出場でめちゃくちゃ寒い日に走ったことがありますが、上着を脱いでスタートまで待っている間がとてつもなく寒かったです。走ってしまえば暑くなりますが、終わった後も汗が冷えて帰り道もとても寒かったです。

気候はその年その年でどういう日にあたるか運ですが、平均的には15-20度くらいでしょう。

水分補給(ウォーターステーション)など
10㎞コースでは2か所で水を提供しています。

ハーフマラソンは、最初は水のみ、あとの7か所では水とスポーツドリンクを提供しています。

フルマラソンは、水とスポーツドリンクの他に、バナナとチョコバーを提供している箇所があります。

私は基本的に水やスポーツドリンクは全て取って飲んでしました。
その他に雨をポケットに入れておいて、途中で舐めながら走っていました。

ちなみに昔、日本でハーフマラソンを走った時にはバナナはもちろんパンやみかんまで置いてあり、さすがにハーフマラソンでそこまで補給する必要もないだろうし、走りながら食べるのは面倒だと思い私は取りませんでした。走り終わったあと仲間の皆があのアンパンが美味しかったと口々に言うので、どんなアンパンだったんだろうと今だに気になっています。

もうひとつついでに、中国でハーフマラソンを走った時には水しか無かったのですが、なんと遅いランナーには水が残っておらず水分補給ができませんでした。5㎞など短いランナーも一緒にスタートしたため、前半はランナーが多かったのが原因かと思ったら、後半も先の人に飲み荒らされてしまいウォーターステーションは散乱した紙コップのみ。一滴も水分補給できないままゴールしました。さらにゴール付近で無料で配布している給水所は走り終わったランナーが殺到して、ここでも私はもみくちゃになった挙句、配布していた水もなくなってしまってもらえませんでした。よく見たらすぐそこに売店があり、自分で水を買って飲みました。

他に注意すること
どのマラソン大会でもそうですが、無理は禁物です。
香港マラソンでも毎年必ず体調不良を訴える人がいて今年も3名ほど病院に運ばれたようです。

体力に自信があって日ごろから運動をしている若い人でも、レースの途中で辛くなることがあるので、少しでも異常を感じたら無理せずペースを落とし、近くにいるスタッフに助けを求めましょう。

私もレース中に急に前の人が倒れたり、ゴール目前30mで急に足が動かなくなり立ち尽くしてしまった人を見てきました。レースの緊張や、早起き(第一組は5時スタートのため3時起きです)、雨や寒さなど当日の天気にも左右されます。自己ベストを更新したい気持ちもあると思いますが、必要に応じてペースを変え、是非リラックスして楽しみましょう。

さて、それでは香港国際マラソン2019年に向けて、今からトレーニングしましょう!


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