水分補給を欠かさない
香港に来て最初によく聞いた言葉は「飲多D水」です。「よく水を飲んで」と言う意味になるのですが、とにかく誰にでも言われます。また、水そのものを指すというより「水分を多めに取った方が良い」という意味で言っています。
日本から来た私はまず水を飲む習慣が無く、オフィスでもマグカップにティーバックを入れてお茶を飲んでいました。だいたい午前に1杯、お昼ご飯に1杯、午後に一杯くらいのペースで飲んでいましたが、それでは香港人に言わせればかなり少ない方なのです。同僚の香港人たちは自分のコップにしろ、マイボトルにしろ、常にウォーターサーバーとデスクを行き来して水を飲んでいました。もちろんその分、トイレは何回も往復します。仕事中でも、何回も何回もトイレに行きます。
水分補給は肌の保湿に欠かせないものです。夏は熱中症予防、冬は風邪予防にもなります。うがいも大事ですが、常に手元に水分を置いて少しずつ補給する方が喉の潤いを保てるので風邪に有効です。
日本は乾燥しているわりに香港よりも水分補給をしていないように感じます。それに日本人が飲んでいる水分の中にはコーヒー、甘い炭酸飲料、スポーツドリンクが占める割合も多く感じるので、できるだけお茶や水を飲む香港人を見習いたいポイントです。
それから、香港人が飲んでいる「水」は冷たい水のことではなく「ぬるい水」です。ウォーターサーバーで冷たい水と熱いお湯を好きな割合で割って飲んでいます。冷たい水は身体を冷やすからです。私も最初は味のない上にぬるい水を飲むことに慣れませんでしたが、慣れてしまえば体に良い気がします。体温に近いぬるい水は、どんな季節でも身体に負担がかからなく感じます。
日本はせっかく軟水できれいな水が手に入りやすいのですから、意識的に水分補給することをおススメします。
香港人の若さの秘訣!③に続く・・
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