2018年1月4日木曜日

香港の結婚式


新年あけましておめでとうございます。

ヒナタです。

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

日本ではクリスマスが過ぎると街は一気に年末に突入します。
休みに入る前の職場は、仕事じまいで忙しいし、
帰省の準備に、年越し準備に、お正月準備に、大掃除・・・
クリスマスのデートの余韻に浸る暇もありませんよね。

クリスマスとお正月ってもう少し離れていたらいいのになあと思います。

さて香港ですが、実は香港では25日を過ぎてもクリスマスの雰囲気のままです。
中華圏では旧正月がメインなので、日本のように新暦の正月は盛大にお祝いしません。

12月25日を過ぎても街はクリスマス仕様で、
12月末でもサンタのクリスマスケーキがまだ売っていました。

マンションやデパートにあるクリスマスツリーもそのままです。
街で見かける装飾には「Merry Christmas & Happy New Year」と書いてありますから
クリスマスと新年はセットなのでしょうね。

1月に入ってからようやく、スーパーなどでは商品の入れ替えが行われ始めました。
クリスマスギフトが徐々に撤去され、旧正月用のギフトや飾りが店頭に並び始めました。

そういう感じで、香港は長ーいクリスマスのあと、
クリスマスの余韻を残しながらも少しずつ旧正月を迎える準備に入っていきます。

12月26日からスパッと年末になる日本とは切り替えが全然違いますよね。


さて、大晦日の12月31日ですが、私は香港人の結婚式に行ってきました。

大晦日に結婚式をやるなんて、日本なら招待者への配慮が無さすぎですが
香港では大晦日はそれほど重要な日ではないので問題ありません。

年明けに花火が上がったり、カウントダウンイベントはあります。
でもこれはハロウウィンのようなもので、若者が盛り上がる程度のイベントです。

どうしてもカウントダウンに行きたいから結婚式を欠席したいという人がいるなら
それほど新郎新婦と親しくないケースでしょうね。

カウントダウンに合わせて、12月31日夜~翌朝1月1日は公共交通も臨時便が出ます。
どれだけ夜遅くなっても帰る足がいくらでもあるのは助かりますね。

今日のテーマは香港人の結婚式ですが、香港人の結婚式は「カジュアル」の一言です。

これまで何度も香港人の結婚式に参列させてもらいましたが、どんなホテルにせよ、
どれだけの規模にせよ、日本の結婚式と比べたら本当にラフなのです。

今回の結婚式は郊外の某ホテル(3.5ツ星くらい)で行われました。
会場の席に着くなり、円卓の席に着くなり、テーブルの上には番号がついた小物が。
ラッキードロー(くじ引き)をやるのでしょうね。

それからマラカスなど音の出る玩具が置いてあります。
これで会場を盛り上げてくださいということなんでしょうね。

日本と違って式の進行はホテルの人ではなく、友人が行います。
香港の結婚式では新郎側も、新婦側も数人づつ友人がお供するのです。
私も友人からその役の一人をやってくれと頼まれたことがありますが、
外国人がやるにはハードルが高いので断りました。

披露宴開始の時間になると新郎新婦の入場です。
今回の新郎新婦は、Bruno Marsの「Merry you」に乗せて踊り跳ねながら入場してきました!
会場が例のマラカスなどで賑やかに新郎新婦を迎え、ステージまで見届けます。

ステージに上がったあと、新郎と新婦から挨拶があります。
ここは日本と同じで、両親や友人など親しい人に向けて感謝を述べるのですが、
日本のように泣ける感動的な内容は2割ほどで、冗談も交じえた明るい挨拶です。
新婦は両親に向けて話しながら泣いてしまいましたが、しんみりした雰囲気は一瞬でした。

その後、食事が運ばれてきます。
大体どこの結婚式でも同じような広東料理のコースです。

そのあと、中盤で2人の生い立ちと馴れ初めをまとめた映像が流れ、
後半でラッキードローをやって、新郎新婦が乾杯に各席を周り、
オレンジがテーブルに運ばれてきたら宴もたけなわですがお開きとなります。

ちなみにご祝儀ですが、ホテルの場合はHKD800かHKD1000を包むと良いでしょう。
日本と違って単数はあまり好まれませんので、HKD700やHKD900は避けた方が良いです。

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