こんにちは、ヒナタです。
香港もいよいよ春に突入しました。
急に気温が上がって、湿度も一気に高くなりました。
嫌な季節の始まりですね。
気温が高いのは日本の夏と同じなのですが、
香港の湿度は日本の梅雨よりももっと長くて鬱陶しいのです。
そんな香港の湿度との付き合い方を書いて行こうと思います。
洗濯物はどうやって乾かすの?
今日の日中は気温27度まで上がり、湿度は90%を超えました。これから春(3月から5月頃まで)は、湿度99%なんていう日が続きます。
香港のマンションは外に洗濯物が干せないことが多く、部屋干しをするしかありません。
昔は公営住宅の窓から物干しを突き出して洗濯物を干していたようですが
景観と安全面のため、最近では窓からの外干しを禁止しているマンションが多いのです。
こんな湿度の季節に外干ししても、全く乾く気がしませんが、それなりに乾いたのでしょうかね。
今は室内で洗濯物を干し、除湿器をかけておきます。
うちも毎日、1回の洗濯物を4時間ほど除湿器をつけっぱなしにして乾かしています。
バスタオルやフード付のパーカーなんかは、4時間で乾ききらない時があって、
そういう時はあと2時間ほど乾かすこともあります。
とにかく香港で除湿器は必需品です。
もし引っ越したばかりなら今すぐ買いに行きましょう。
カビはどうすれば?
日本でカビってあまり見たことが無い気がします。目にするのは、いつまでも食べずに放って置いたお餅に生えるカビくらいでしょうか。
香港ではすぐにカビが生えてしまいます。
湿度99%なんてほとんど霧の中、お湯をはった風呂場の湯気の中にいるようなものです。
台所など水回りはきちんと寝る前に水滴を拭いておかないと、翌朝にはもうカビが生えています。
黒いカビ、赤いカビ、フワフワしたカビ、色々なカビを見ることができます。
カビには花王のカビキラーが思いつくと思いますが、香港でも売っています。
カビ除去の代名詞カビキラーですが、カビが少ない日本ではあまり活躍の場がありませんよね。
お風呂場で使うと言っても、それなりに風呂掃除をしていればひどいカビは生えません。
香港ではカビキラーの威力を最大限に発揮させることができると思っています。
風呂場のカビも、台所にできたカビも、カビキラーをシュシュっとやってしばらくして流せばキレイに落ちます。私は最初、普通の洗剤のようにまず浴槽やシンクを水で濡らしてからカビキラーをかけていました。これでは水分で流れてしまうので、乾いた面に直接吹き付けましょう。
髪がうねるのはどうすれば?
女性は特に髪のセットが決まらなくて悩む時期です。くせ毛を必死にブローしても、外へ一歩出れば元通りのくせ毛になってしまいます。
お風呂場にいるようなものですから、仕方ありませんよね。
私はくせ毛がひどいので、この時期になると縮毛矯正に行きます。
少々お高いのですが、毎日くせ毛を気にして仕事に身が入らない、
人に会うのも億劫になるくらいなら、縮毛矯正に頼るのが一番です。
大体半年くらいはもつので、この時期を乗り切るにはちょうど良いです。
ちなみに髪には迷惑な湿度ですが、肌には良いこともあります。
冬の間に乾燥して肌がカサカサだったのとは打って変わって化粧ノリが良くなります。
香港人の高齢者の肌が潤っていてきれいなのも多湿のお陰と言われているくらいです。
除湿剤は?
日本の押し入れに入れるタイプの除湿剤ですが、香港にも売っています。しかし香港で本当に役に立つのか、私はものすごく疑問です。
除湿器を一晩かけておけば水がたっぷり溜まってしまう香港で
ああいう顆粒タイプの除湿剤は効果があるのでしょうか?
しかしあれはあれで需要があるらしいのです。
戸棚や靴箱の中など、湿気が貯まりやすい場所に置いておくのだとか。
というのも、革靴や皮の鞄などにカビが生えてしまうからなのです。
私も皮のチョーカーにカビが生えて驚いた経験があります。
ぜひ、除湿剤を買っていろんな場所に入れておきましょう。
さて、今日は湿気とその対策についてでした。
お風呂場で使う珪藻土マットが普及していますが、
珪藻土を壁に敷き詰めたらいいのにといつも思ってしまいます。
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