2018年3月23日金曜日

香港のLGBT事情


こんにちは、ヒナタです。

日本のテレビを観ていると女性のような格好をしている男性の芸能人が増えましたね。
数年前では考えられなかったことですが、最近は特に違和感なく目にする気がします。

ここ香港ではどうなのでしょうか。今日は香港のLGBT事情について書いて行きます。

LGBTとは
LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)のことです。

レズビアンは、女性の同性愛者、
ゲイは、男性の同性愛者
バイセクシャルは、両性愛者、
トランスジェンダーは、性同一性障害

最近は、こういった人のことをLGBTだと一括りで呼ぶこともあります。
昔は男性同士の同性愛者をホモだと言って差別的な意味もこもっていましたが、最近ではあまり聞かなくなりました。ゲイという呼び方が一般的になってきました。

また、最近テレビでよく見るオネエタレント(昔はオカマという呼び方でしたがこれも差別的でした)はLGBTとは限らず、女性らしいふるまいをする女装男性というもので、ゲイとは限らないのです。

それに、ゲイは男性が好きな男性であるので、女性らしい恰好をするとは限りません。自分は男性で、パートナーも男性を望んでいるので、ゲイが女装をするというのは世間の誤解です。

またLGBTの言葉には含まれませんが女装男性というカテゴリーもあります。性の対象が女性であるのでゲイではないですし、性同一性障害(自分の生物学的な性に違和感がある)でもないけれども、非常に見分けがつきにくいとも言えます。

では具体的にどういう人がいるのか
マツコ・デラックス・・女装しているゲイです。自分は男性であり、男性が恋愛対象となります。

GENKING・・性適合手術をされたので話題になりましたね。
        当初は同性愛者、つまりゲイを公言していましたが性同一性障害と診断されました。

はるな愛・・GENKINGさんと同様に、性同一性障害です。

壇蜜・・レズビアンを公表されています。両性愛者なのだそう。

日本のLGBT
私の周りには、いませんでした。
日本にもいるにはいるようですが、私は出会う機会がありませんでした。

身近な例では、私の知人男性がよく行く銭湯で、どうみても女性が入ってくるので声をかけたら男性だったようです。この方は性同一性障害で、その辺の女性よりもきれいだったそうです。

あまり見かけない所を見ると、日本は表に出にくい社会なのでしょう。

そういえば、記憶を辿れば私も身近なケースがありました。
私は中学生の時に女友達から告白を受けたことがあります。
やはり中学生の頃ですから女の子同士でいるのが楽しい延長だった気がします。
それを証明するかのように、彼女は高校生になって彼氏ができましたからね。

香港のLGBT
香港に来て初めて、LGBTを日常的に目にする機会が増えました。
これだけの同性愛者が香港だけに偏っているとは思えませんので、日本でもこれくらいは
存在しているのだと思います。

仲の良い友達だと思っていた女の子二人が実は付き合っていたとか、知り合った男の子がゲイだとか、そういうケースに日常的に出会います。

また、同性愛者といえば男性同士をイメージする方が多いと思いますが、女性同士のカップルが結構います。どちらが男性役なのだろうと勝手に考えてしまうのですが、たいていばっさりショートカットにして男の子のようなタイプの子と、もう一人は普通にどこからどう見ても女の子というカップル、しかも結構若い子に多い気がします。

この子たちがお互いおばさんになっても付き合い続けるのかなと考えてしまいます。
それとも、まだ幼い学生だからこそ女の子同士で疑似恋愛のように感じているだけなのでしょうか。
香港ではやっぱりレスリー・チャン
香港でゲイと言えばレスリー・チャンの名前が挙がると思います。
あと最近になってカミングアウトしたのがアンソニー・ウォンですね。

レスリーにおいてはファンも周知で、「ブエノス・アイレス」なんてゲイカップルの主演映画もあるくらいなので違和感はないと思います。

彼らのような人気芸能人のカミングアウトは、香港で多くのゲイの方に勇気を与えたとたたえられています。


いかがでしたか。今時、LGBTの存在はそれほど珍しいことではなくなってきました。
昔は差別された時代もありましたが、今ではナンセンスですよね。
男性でも女性でも、人を愛する気持ちは大切なことです。相手があってのカップルですから、二人が幸せであれば、他人が口出しすることではないのです。

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